レベル999のマニアな講義

『龍虎』
『龍虎激突！我が子よ父は命を捨てる…最期の決闘


内容
ふき姫（勝野雅奈恵）の屋敷を見張る九一（宮内敦士）は、
先だって入っていった侍の確認のため潜入を試みた。
しかし、一刀のもとに斬られた九一。
その太刀筋から、『相良の虎』コト、日下左近（松方弘樹）がいることが分かる。
そんななか、『相良文庫六万冊』を上様に献上することにより
騒動の落着の確約を側用人間部からとった寺村重左衛門（寺田農）であったが、
輸送途中の相良文庫が、何者かに強奪されてしまう。
目撃情報では、分家・斎木丹波（石山輝夫）が
江戸行きの船に乗ったことが分かる。
その荷の中に、相良文庫と、誘拐された惣三郎の子・清之助、みわがいたという。
その折りもおり、
藩主・斎木高玖（夏原遼）が直接、文庫を２０日以内に献上せよと上意。

すべての手段が断たれた惣三郎と寺村。
相良藩に金を貸している鴻池も斎木丹波と手を組んでしまい、
金もない状態で、身動き出来なくなってしまった。
そんなとき、惣三郎の知人である札差しの冠阿弥が、
相良藩の物産を条件に、金の工面に成功する。

そのころ。ふき姫は、屋敷を脱出。
寺村の新しき配下、米谷鎌吉（中野英雄）の協力で発見。
鎌吉も文庫の警護をしていた父・甚左（飯島大介）を連れ去られていたのだった。
そしてそこは、元側用人・柳沢吉保の屋敷。


内容２
子供達の救出に成功した惣三郎は、しの（とよた真帆）にあずけ。
荒神屋喜八（加藤剛）、芝鳶の辰吉（伊吹吾郎）の協力を得、
寺村、相良藩士たちを率いて討ち入る！



敬称略




今回は、最終回２時間ＳＰ。

長いです。

いや、、、違いますね。

本当に『てんこ盛り』状態ですね。


今回スゴイのは。
今まであったことをすべて繋げる『意味』を持たせるためでしょう。

寺村『惣三郎、その方の町場暮らし、得るモノが多かったようだな

である！！


たしかに、そのためでもあるのは理解します(^_^)b


さて、、、ドラマですが。
今まで見ていなくても、すべて分かると言うくらいに詳細に描き込んでいます。
もちろん。
人間関係は、分かり難い部分はあります。

たとえば、前回突如登場した鎌吉！！

あの米谷の息子だったとは！！！

本当に驚いてしまいました。

逆に言えば
今回だけの２ｈＳＰで、ドラマが成立している気もしないでもない（苦笑）


詳細に描かれ、
最後の最後は、『討ち入り』です。

謀反人たちを成敗。

ってこと。

これが、、、いままでの『このドラマ』とはまったく違う雰囲気。

団体戦の『殺陣』ですから！！！

でも、久々にスゴイモノを見た感じだ。


特筆すべきは、中野英雄さんの太刀筋！

カッコイイですね。ほんと。
失礼な言い方ですが。
ココまで鋭い動きで魅せるとは思ってもいませんでしたので
だって、、、あの体格。.。失礼m(__)m

ほんと、素晴らしかったです




さて、、最後は

竜ＶＳ虎

サスガの松方弘樹さん！
それに負けない気迫の榎木孝明さん！！

一度、地擦りからの突きに負け、
２度目で勝利するのが良いところでしょう。

寒月霞斬り！！

日下左近があの太刀筋だから、斬り上げて、斬り下ろすんだね(^_^)b

初めて知りました。


ほんと、魅せる戦いでした。



殺陣のことばかり書いていますが。
物語自体は、あれこれありましたが。
ま、、、、討ち入りで取り返した。。。ってことです。
以上。

だって、それくらいなんです。あったこと。



そういえば、１つ面白いことがありましたね。

『しの』です。
今まで、ずっと気になっていたことが判明。

清之助『しのさまは、母上に！
惣三郎『うり二つじゃ！

そうだったのか！！！
なっとくです。。。だから。。。。。納得。




ドラマ全般を考えて。
このドラマ、毎回２つのドラマがあったんです。
１つはメインの『密命』、
もう一つは、街中の人助け。
これがなぁ。。。序盤。かなり細切れで
ぞれぞれを混ぜちゃっていたんですよね。。。
関連性があるのならば、良いのだが。ほとんどない状態という。

これさえなければ、
本当に良い感じのドラマ、２つだった。

視聴者層を考えれば、もう少し分かりやすいもの。
２つ３つとするなら、連携させることを考えて欲しかったと思っています。

殺陣なども。基本的に良い感じで面白かったんですけどね。。
内容も悪くなかったし。
そこが、何とももったいないところですね。


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