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カテゴリ:ドラマ系の感想
『汚された誇り』
内容 試合をし、徐々に結果を残しはじめたニコガク野球部。 そんなとき、夏の甲子園、東東京大会の抽選会の案内が届く。 『甲子園』=『夢』 目指すモノが明確になってきたそんなある日。 1年の不良グループが、校内で他の生徒を脅している現場に遭遇する。 新庄がわって入り、暴力を止めたが 逆に、グループの1人・上坂は、『野球を出来なくしてやる』と。。。 そんなことがあった日。 神社で必勝祈願の、川藤とニコガクナイン。 それは、本当の意味での『新しい門出』だった。 が、、翌日。。。 グラウンドは、メチャクチャに荒らされていた。。。。 野球部が不良の集まりと聞いて入学したはずの上坂による、 ナインへの挑発が始まる! そのころ。抽選会場にやってきた、御子柴と八木。 しかし、会場内の非難の声は凄まじいモノがあった。 『甲子園を汚すな』と。。 ま、、いろいろありましたが。 『夢へのきっぷ』を手に入れたために、 訪れた『試練』という感じでしょうか 1年生たちの大暴れは、 前回までのことがあるから、少し強引な感じもしますが、 だって、、、いくらなんでも。『ごくせん』じゃあるまいし。 『不良』が、頻出しすぎですよね。。。。 まぁ、、 『いい子』になってしまったニコガクナインですから、 それに対して『反感』を持つ者が、まだいた! と言うことで(苦笑) とはいえ、 今回のメインは、きっと。。。。抽選会場での出来事。だろう。 上坂たちのように『手を出す暴力』で非難するのではなく。 『言葉による暴力』と言って良いほど感じですからね。 それは、、、御子柴の言葉に現れていた。 御子柴『なんで、こんなことに、、、 みんな一生懸命頑張ってるよ 本気で甲子園目指してるよ なのに、 甲子園汚すなとか ワザとケンカふっかけられたり。 誰も俺たちのことをマトモに見てくれない どんなに努力したって、 いつも俺たちには、あの事件がつきまとってるんだよ これが俺たちを見る、周りの目だよ ねえ、先生 いつになったら、俺らあの事件から解放されんの? いつになったら、自由になれんの? ヤッパリ、目指しちゃいけなかったのかな ただ、みんなで野球やれるだけで良かったんだ 欲張りすぎたんだよ、俺たち 川藤『昔のお前たちならそうだったかもしれない だが今は違うだろ 今のお前はそれで笑って卒業できるのか 精一杯やらずに、あきらめるのか それでもあきらめないヤツが、最後には勝つんだ お前には認め合った仲間がいる 努力してきた日々がある これは試練なんだ 試練は、それを乗り越えられるヤツにしか訪れない もがいて、苦しんで、悩んで それでも這い上がろうとしていたお前たちだったから オレは、応援したいと思ったんだ オレには、お前たちの目がキラキラ輝いて見えるよ 一発逆転のチャンスだろ! と言うことである。 ドラマ的に『試練』というコトにしておきましょう(^_^)b 自分たちが、どれだけ頑張っても。 どれだけ、目指しても。 そこにある現実 『世間の目』=『不良集団』でしかない。 これはこれで、必ず描かねばならない部分であるため 仕方ないでしょうね。 とはいえ。 後輩たちの暴力事件がなぁ。.. ココまでスッキリまとめてきたのに。 『今さら?』という想いになってしまったのは、 残念な部分である。 たとえば、抽選会場。。。ここから、 非難の手紙、、とか、、 河川敷じゃなくて、街を歩いていて非難の声。。とか マスコミに、取り上げられたり。。。とか いろいろやることが出来たと思いますけどね。。 ま、、、いいや 久々に。。。川藤節、、、でしたから。 『まとめ』としては、上手くまとまっている印象だ。 川藤『お前の目が輝いていないのか 自分の力だけで夢を切り開く、勇気がないからだ。 夢に、凶器はいらない そんなモノに頼ってたら、お前の価値が下がるだけだ。 世の中いろんなルールに縛られて息苦しい ルールなんて守らないほうが楽だ だが、そのルールに飛び込む勇気 何も頼らず、自分で切り開いていくのも勇気 勇気を持て あきらめるな! 上坂『なんなんだよ。おめえは 安仁屋『おめえの味方だよ ハンパなことやってねえで、お前も感動するようなことやってみろ 自分たちの『過去』を重ね合わせた、ニコガクナインだった。.。。 先ほども書きましたが、 暴力事件を描き、川藤節で、まとめているんだけど。 納得感が見えないのは、 『結末』がよく分からないというのもあるし、 演出のワンパターン化、もあると思います。 だから、、、納得の展開であっても どうも、スッキリした感じではない。 ここがねぇ、、、 やる必要のないことを、やっちゃった感じに見えてしまっている。 もしも、救う方法があったとすれば、 上坂たちが、入学早々停学となり、学校に顔を出したばかり。。。 そんな設定を入れていれば、違ったでしょうけどね。。。 ま、、いいや。 本来ならば『世間の目』が基本であるはず。 描くことが出来るネタはいくらでもあるのだから、 大切に描くべきだったと思います。 原作が、どうかは、知りませんが。 親兄弟が、登場したって良かったくらいだ。 と言うことで、、次回は、試合。..ですか。 それだけで終わりそうにないのが、、、、 これまでの感想 第8回 第7回 第6回 第5回 第4回 第3回 第2回 第1回
最終更新日
2008年07月05日 21時39分54秒
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