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2008年08月10日
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カテゴリ:ドラマ系の感想
『訴えられた病院』

内容
愛子の妹・七海(黒川智花)が退院した
でも愛子(菅野美穂)には、余裕がなかった。
人気小説家の二階堂志保(杉田かおる)が、入院中。
なんでもすぐに呼び出し、命令する志保。
まるで、、、モンスターペイシェント、、、
その気まぐれな志保に振り回されてばかりの愛子。
そんなある日のこと。
志保を治療した航平(竹野内豊)は
ガンが転移し、余命3ヶ月。。。手遅れ状態であることを告げる。
自暴自棄になった志保の行動はエスカレートしていく。。。。

そんな折。
救急患者に対応中の愛子は、点滴を同僚の加藤圭太(永田彬)に依頼する。
が、、、、、志保の容体が急変。意識不明に。。。。
圭太が薬の量を間違えたからだった。
『医療ミス』。。。
そのことを知った、
志保に付き添っていた編集者の牧田修二(緒形幹太)が、
警察に訴え出たため、愛子と担当の藪内(六角慎司)は、取り調べを受ける。
そして、、、遠藤(緒川たまき)は、2人に謹慎命令。
衆議院議員・松永泰三もからむ、再建プロジェクトにとっては致命的に近かった。

ショックを受ける愛子。。。
そんな中、意識を回復する志保。




敬称略



う===ん。。。困りましたね。
頭が痛いです。。。。

医療ミスです。

志保『忙しいんだから、ミスをしてもしょうがないと言いたいの?

志保『そんなの医療ミスを償うためにやったんでしょ

と、、言うわけです。
ですが、、、、謝罪です。オンリーです。

医療ミスは、、、命に関わることですよね??
最終的に。。。。
愛子も含めて、みんな忙しい中頑張っています。
患者さんの笑顔のために!!!

それに納得?する志保は、
地域医療の現実を描いた小説を発表する。。。。

で、、、、良いんですか????


これって、『話題のすり替え』じゃないのかな???



たとえば、ココで1つ『想像』してみます。
それは、、

今回のドラマで『医療ミス』が存在しなかった場合です。

そのように考えた場合。
そうですね。。。
『忙しさのために世話ができなくなってしまった。。
 それが原因で、ベッドから落ちて骨折した』
と言う程度にします。
そのための
『愛子の言葉』も存在します。

愛子『いざという時、信じてもらえなくなりますよ

である。この言葉は、実際に発言している。

以上のような条件の場合。
医療ミスではなく、
相手にしてもらえるか、もらえないか
信じることができるか、できないか
と言うことに発展します。
ですが、ケガをしているので訴えることもできないワケじゃありません。

そんななかに、3ヶ月のタイムリミットと医療現場の苦しさを入れる。

これだけでも、
十分物語は成立しますよね???




ですが、今回の場合。
命に関わるかもしれない重症の状況を持ち込んでしまっている以上
そこに、自暴自棄で、当たり回ってしまっている志保の気持ちを
入れ込んだとしても、

ミスはミスなワケです。

この瞬間。
どれだけ、航平と愛子が言ったところで
『イイワケ』でしかないわけです


なのに。。。納得ですか???


ココが問題なのだ。
『生きる』と言うことの意味を考える問題に発展しているのに、
『生死に関わる事態』を不問としてしまっているのだ。


たとえ、、
愛子が言うように、
憎んでるミスをしてしまっていたとしても。
たとえ、結果的に
この出版によって、プラスに働いたとしても。

あきらかに、不問としてしまう問題ではないのではないだろうか???

これがokならば、航平のこともokじゃ??
違うのだろうか???




ドラマの1つの答えとして。
『陽はまた昇る』は、正解であり、
志保の生き様も正解であったとしても

医療ミスのことは、あきらかに設定ミスだと思います。

結局のトコロ
命が助かれば、、okに、見えてしまいました。



これまでの感想
第5話 第4話 第3話 第2話 第1話 






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最終更新日  2008年08月10日 23時04分33秒
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