レベル999のマニアな講義

2008/11/24(月)07:44

映画感想『トロピック・サンダー 史上最低の作戦』 すごいことを。。。

映画感想(139)

内容 落ち目のアクションスター タグ・スピードマン(ベン・スティラー) 下品な芸風のコメディアン ジェフ・ポートノイ(ジャック・ブラック) ヤリスギ演技派俳優 カーク・ラザラス(ロバート・ダウニーJr.) 異色の3人を組み合わせた映画『トロピック・サンダー』 が、、、ほとんど制作は進行せず、ミスばかり。 そんな中、原作者と出資者たちの言葉で運命は変わる!! 若手俳優のアルパ・チーノとケヴィン・サンダスキー 計5人は、本当の戦場へ送り込まれるのだった!!! 監督デミアン、爆破コーディネーター・コディ そして原作者フォーリーフを巻き込み、 ジャングルで大騒動が始まる!!!! 敬称略 ↑かなり省略していますが、 これで、、、2割以下~6割くらい(幅があります) さて、感想を書く前に、先ず書かなくてはならないことがあります。 それは、 こういった映画の感想を書くのは、難しいと言うこと。 あたりまえですよね。 コメディって、小ネタなどもあるわけで そんなの書くわけにもいかず、消去すると物語としてどうなのか? と言う部分もありますしね。 まずは 『物語』だけをとりだして考えてみます。 3人の挫折した男たちが、やはり、映画撮影で挫折。 そんなとき、戦場に放り込まれ、 『なにか』に気付きはじめ、変化する。。。。 と言う感じの物語である。 そして、それらの『変化』を序盤で1度やり、ラストでやるという 完全に、キッチリ構成されたドラマに仕上がっています。 当然、ほぼベタ展開です。 キャラの心情の変化なども、キッチリ描かれているし ぶつかり合う姿なんかも、良い感じなんですよね。 ただ、これ、コメディ部分をほぼ削除した場合です。 こんなベタなお話の中に、コメディ。といってもアメリカンコメディ これがねぇ、、、 すごい事になっています!! この部分の感覚が、 この映画を観た場合の、賛否を分けるのは言うまでもありません。 もう、、、 ベタドラマを完全に潰しかねないくらいの、 大盤振る舞いの小ネタ三昧!! そして、 ええええええええええええええええええええええっ!!! と驚かざるをえないくらいの、カメオ俳優さんの多さ!!! それも、超有名どころばかりです!! カメオ俳優さんや、映画を使った小ネタや風刺などは 映画ファンならば、結構楽しむ事が出来る部分。 が! 基本的にアメリカンコメディであるため、 『大笑い』という感じには、決してなりません!! 日本人なら、、『クスクス』程度でしょうか。 そこが。 かなりのカルチャーギャップを感じてしまう部分でもあります。 この部分が賛否に関わってくる部分。 とりあえず、 大きく面白さに個人差が出る映画である事は確かですね。 個人的には、 ドラマの作りも良い感じだし、 オモシロ味も、結構いい感じだったんですけどね。。。 あくまでも、個人的にです。 小ネタなんかも良い感じなのになぁ。... こんな言い方あれですが、 日本人でこの雰囲気で大笑いをしろって言うのが、酷というモノですよね ちなみに、 最後のダンスしている人物、、、 まさか!!!って言う人で、、EDテロップでやっと気付きましたm(__)m 序盤から出ていたんですけどね。。 んなの、日本人でなくても分からないと思います。

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