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テーマ:大河ドラマ『篤姫』(422)
カテゴリ:ドラマ系の感想
『明治前夜の再会』
内容 江戸城明け渡しを条件に江戸総攻めが中止された。 大奥では、次々と天璋院(宮崎あおい)の前から人が去り、 表方でも勝(北大路欣也)の指示により整理が続けられていた。 一つ一つの部屋を周り、思い出に浸る中。 天璋院が城を出る日がやってくる。 本寿院(高畑淳子)が、花を生けているのを見て、 天璋院は皆に、花を生けるよう命じるのだった。 そして、滝山(稲森いずみ)に見送られ、大奥を立ち去る天璋院。 翌日、、官軍は入城。。。 その一方、京において、、、 徳川宗家が駿府70万石となることを知った帯刀(瑛太)は、 岩倉(片岡鶴太郎)大久保(原田泰造)に 『版籍奉還』、、、 朝廷に全てを返上してこそ新しい日本であると告げるのだった。 そんななか、一橋邸の天璋院のもとを、静寛院(堀北真希)が訪れ、 京へ帰ることを告げる。 また、、重野(中島朋子)も。 つぎつぎと周りの者たちが去っていく。。。そんなとき、 帯刀が、天璋院の元にやってくる。 敬称略 完全に、エピローグですね。 まぁ、そのまえに、『明け渡し』も少々 そんなところですね 印象深かったのは、2カ所 滝山との別れと帯刀との再会 でしょうか まずは、滝山 滝山『天璋院様だからこそ。 その言葉に反応する天璋院 天璋院『大奥を閉じるのが、私の役割であったと申すのか? 滝山『あなた様は、えらばれしお方だと 大奥が、あなた様を呼び寄せたに相違ありません そのようなお方に、最後までお仕えでき 私は、コレまでの大奥年寄の誰よりも 幸せにございました 序盤の、ほんの少しだけ会ったゴタゴタが嘘のように 普通に良い感じの『別れ』ですね。 そして、帯刀との再会 お互いに、天璋院、帯刀という肩書きが無くなるのは1つしかありません。 『碁盤』が用意される。。 おたがいに、近況というより、 別れてからのことを語り合う2人。 そして、、本当の『別れ』 天璋院『私にとって、あの頃の薩摩での思い出は宝物です そして、、 帯刀『人はいなくなるのではなく、 また会う時の楽しみのために、一時、離ればなれになるだけのことです 意外と良いことを言う帯刀です(^_^)b だって、直前に、『もしも』を語っていた、ヘタレ男が!! 天璋院『亡き夫、家定に相談いたします 上手い返しでした。 と言う、2カ所だけでしょうか。 ま、、 それぞれに、重要な役どころでしたので、 メインといっても良いでしょうね。 ただまぁ、 完全にエピローグ状態の今回。 どうしても、気になったのは、 『会話』の時に『回想』をあまり入れなかったこと!!! たしかに、くどくなるのは分かるのだが、 ここは、ホームドラマらしく、それ以外の部分を消去してでも てんこ盛り状態でも良かったかもしれませんね。 そこだけは、少し残念な部分でした。 結局、エピローグなので、特に内容はないのですがね(苦笑) でも、天璋院のことを描きながら、 『未来』のことも、少し入れられていましたので、 この番組としては、良い感じだったと思います。 しっかし、 この時点でも、『時代』を入れませんよね。 完全に、天璋院目線です。 最後の最後まで、変えなかったスタンス。 あっぱれと言えるでしょう。 これまでの感想 第48回 第47回 第46回 第45回 第44回 第43回 第42回 第41回 第40回 第39回 第38回 第37回 第36回 第35回 第34回 第33回 第32回 第31回 第30回 第29回 第28回 第27回 第26回 第25回 第24回 第23回 第22回 第21回 第20回 第19回 第18回 第17回 第16回 第15回 第14回 第13回 第12回 第11回 第10回 第9回 第8回 第7回 第6回 第5回 第4回 第3回 第2回 第1回
最終更新日
2008年12月07日 18時56分24秒
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