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カテゴリ:ドラマ系の感想
『禁書の秘密』
内容 時は文政、天下の台所と言われる大坂 名医と知られる蘭方医・中天游(蟹江敬三)の蘭学塾『思思斎塾』で 蘭学を学ぶ緒方章(窪田正孝)というひとりの青年がいた。 後の蘭学者・緒方洪庵である。 ある日のこと。 天游に命じられ禁書売りの加島屋(木下ほうか)のもとに、 本を受け取りに行った章。 でも、あれこれ言われ、値を釣り上げられ金だけを手付としてとられる始末。 翌日。残りの金を持ち約束の場所に向かうと。。 なぜか、大勢の人だかり。。。。よくみれば、加島屋の死体! 現場から立ち去る妙な侍の手に、受け取るはずの本。 後をつけていくと、 大坂の町の本を管理する行司衆・和泉屋(石田太郎)、山城屋(上杉祥三) そして、左近と名乗る女侍(栗山千明)は、本を手渡すのだった。 よく見れば、、、左近。。昨日見た、浪華講の案内人、、、お佐枝! 『どうしても本を手に入れなければ、天游の塾を追い出される』と 左近に頭を下げた章は、和泉屋のもとに連れて行かれ。。。。。 和泉屋たちによると、何者かが書庫から本を持ち出し 売りさばいているという。。。。。 敬称略 公式HP http://www.nhk.or.jp/jidaigeki/naniwa/ 全9回だそうで。 備中から、蘭方医になろうと大坂に出てきた若侍・緒方章。 そんな章が、トラブルに巻き込まれる!! 章を助けてくれる謎の女、左近 2人は、事件を解決していく!! っていう感じですね。 今回は、人物紹介は、ほどほどに キッチリと主要キャラを見せながら、 事件を発生させ、解決まで導き、オチアリと。 30分弱の時間の中に、 かなりいい感じのテンポで物語は展開していった。 そこに、緒方章という主人公の人となり、そして、心の変化が 左近の強さとともに、見事に描かれています。 主人公ふたりのキャラの対比が描かれているために、 物語自体にメリハリが生まれ、 それがまた、オモシロ味に繋がっている感じだ。 前・土曜時代劇『陽炎の辻2』では、 続編と言う事もあり、キャラがしっかりし過ぎているために、 若干、説明じみた状態に陥っていましたが、 今回は、 その部分をサラリと流すことで、 物語の腰を折ることなく、絶妙のテンポで物語は展開する。 そのうえ、時代劇の定番の殺陣が、解決に使われているわけではなく、 『知恵』を使って事件を解決していることからも、 定番の時代劇。。というよりは、 『時代劇風のサスペンス』という方が、正確だろう。 俳優さん達も、クセのある人たちで 結構いい感じだし。 想像していた以上に、面白いドラマになるかも知れません。 多少。。。窪田正孝さんが、『ケータイ捜査官7』の雰囲気があるのは 仕方ないことだろうが、『ヘタレ』としては、良い感じですね。 私の中では、一気に、上位グループでしょうか(笑) お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2009.01.10 17:11:30
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