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カテゴリ:ドラマ系の感想
『友情も愛も必要ないズラ…』
内容 「死体が埋まっている」 誰かの密告により、風太郎(松山ケンイチ)は危機に陥ったが。 そこにはなかった。。。出てきたのは、妙なラクガキだけ。 荻野(宮川大輔)らは、追い込めなかったことに残念がる。 そんななか、風太郎は、譲次(山本圭)に寄り添い出社するように。 必死に勉強し、その成果を見せ信頼を勝ち得ていく風太郎。 そんなときビルの外で、以前工場で見たことのある男を見かける。 そして、、事件が起きる。ビル爆破予告。 ビルから避難する譲次をはじめとする社員達だったが、 風太郎は、あの男・枝野(柄本時生)を発見し捕まえる。 だが、警察に引き渡さずに、枝野の話を聞く風太郎。 ガンのため、残り僅かな命。。。。そして、貧乏。 枝野の境遇に自分を重ねあわせ、“もう1人の俺”とよぶ風太郎。 風太郎が心を開いたことで、枝野は風太郎のことを『友だち』と呼び始める。 そして風太郎は、枝野に“ある計画”を持ちかけるのだった。 そのころ、緑(ミムラ)は、風太郎の態度に疑問を抱きはじめ、 荻野を呼び出すのだった。 そして、荻野から、『私見』として、 多くの事件について、風太郎が関わっていることが告げられる。 風太郎の『闇』。。。思惑を知った緑。 すべては『金のため』 ショックを受けた緑であったが、妹・茜(木南晴夏)に全て話をする。 しかし茜は。。。。。 一方、風太郎は、巧みに譲次を誘い出し、、、。。。 敬称略 簡単に言えば、ついに、全てを手に入れた。ですね。 自分の分身と感じてしまう男・枝野に出会った風太郎。 枝野は、風太郎を“友だち”と呼んだ。 だからこそ、“なんでもする”と言う言葉は、胸を打つ。 だからこそ、枝野が言った言葉が響く “今のままじゃダメなの? 怖くないの?失敗とか。 “そうするしかないんだ そう答えるしかなかった風太郎。 『間違ってない』 譲次が死に、枝野が死んで、 より一層、心に響く言葉。。。『本当に良かったのか?』 いや、、、間違っていない。。。。 だから、涙が流れ落ちた。。。 枝野『金のためならなんでもするヤツって“銭ゲバ”って言うんだ。 負けるなよ.金に “銭ゲバ”としての覚悟。。。1つの結末。 ま、、風太郎サイドから見れば、そんな感じだ。 しっかし、ついにやってしまいましたよね。 いや、手に入れたと言うべきだろう。 手に入れて分かる『金持ち』 父『金持ちには、なれるかも知れないけど “お金持ち”には、なれないんだよ 金という物欲を満たした風太郎。 当然、父の言うとおり“心”はない。。。。 風太郎は、全てを得たけど破綻もまたそこにある感じ。 面白いネタフリですよね。 このアタリは次回からなのだろう さて やはり、印象的なのは、ラストでしょう。 金をばらまく風太郎。涙を流しながら。 金に群がる人々。。。 取り残された赤ん坊の元に行く由香 三者三様 この番組の世界観が全てあると言って良い感じかな。 この破綻した感じ、そして、松山ケンイチさんの演技。 風太郎に切なさを感じた瞬間でした。 全てを手に入れて、全てを失った感じですね。 それにしても 茜『あの人の目的なんてどうでも良いの 人殺しだって、構わない 私は、あの人と一緒にいる。 愛してるの そして必ず、私を愛してもらう。 ココも怖い部分ですよね。。。。緑だって、、、、 『人間』を見た感じです。 こういった、様々な人間の『カタチ』を表現しているのが この番組なのだろう。 何かを持っていても、持っていなくても 人はなにがしかの『欲』を持っている。。。そういうことだ。 茜だって、枝野だって。。。 これまでの感想 第4話 第3話 第2話 第1話 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2009.02.14 22:07:07
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