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2009年03月13日
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カテゴリ:ドラマ系の感想
『愛の裏返しは孤独だった』


内容
海里(吉高由里子)が、姿を消してしまった。
啓(玉木宏)愛瑠(香里奈)たちは捜すが、見つからない。
そのショックから、旺次郎(松田翔太)の様子がおかしくなっていく。。。
だが、正人(谷原章介)の顔を見て、疑惑を抱く愛瑠。
旺次郎に近づくためだったのでは。。。と。
すると、それを認める正人。

そこで、啓は、諭吉(DAIGO)に海里探しを頼み込む。
すると、今までとは違い、逆に頼まれごとをされるのだった。
芽衣(貫地谷しほり)を譲ってほしいと。
一方、愛瑠は、玲子(小島聖)に相談をしていた。
すると、、、正人がすでに殺してしまったのではと。。。
まさか。。。。。。

愛瑠は啓を使って、もう一度探すのだが見つからない。
そこに、、正人が帰ってくる。
2人は、正人に問いただすと。。。。
医者としての“正人の真意”が、そこにはあった。。。。。


敬称略



玲子、、正人の過去
当然、、旺次郎、海里。
そして、、諭吉、芽衣

全部含めて、

“愛するゆえの孤独”
“愛を知ったがための孤独”

そして、、

本当の愛とは????

その疑問にたどり着きはじめる、啓、愛瑠

自分にも心にぽっかり穴が空くほどの、壊れちゃう人がいるのか?


ということのようだ。



ハッキリ言って、前回まで、
明らかな“混沌状態”で、人間関係を描くことに終始してきたこのドラマ

方向性が見えないまま、どうなるのか???

そう思っていて迎えた今回。


一気に、“愛”を描ききった印象ですね。


“自分が消えたら”“パートナーが消えたら”

その究極の先にある、、本当の“愛”

“ラブシャッフル”によって、たどり着いた“答え”だったようです。



実際。楽しいだけの印象でしたが、
なんか、“傑作”のニオイが少し。。。。。。。

勿論、感じ方の違いはありますけどね。


ということで、
究極の“実験”、いや“祈り”に打って出ていた菊リン。

『海里の自殺を食い止めるためには、コレしか無かった
 ホントの誕生日は来週
 1度、死なせてみようと考えた
 人は死に誘われると
 どこか盲目的に、そこに突き進んでいく
 あとのこと、自分がいなくなった後の世界など想像もしない
 死ぬという感覚じゃないんだ
 たぶん、消えるという感覚に近いんだろうね

 だから、
 僕が見せようとしたのはオーちゃんの姿
 変わり果てた姿を見せる。
 ぼくには、もう、その方法しか思いつかなかった
 それで、踏みとどまってくれればいいという
 治療と言ったが違うね
 いのり。。のようなものかも知れない

 彼には、いくら謝ってもたりない
 痛みの分かる僕自身、経験者としてね
 だけど分かってくれ
 みすみす海里を医者として、死なせるわけにはいかなかったんだ

 僕が悪者になり続ければ良かったのに
 あまりにも、ホッペが痛くて。。。

 そして、もうひとつ
 オーちゃんはそこから立ち直る。
 その姿を海里に見せて欲しいんだ
 自分がいないとダメだと思ったのに、
 その人が元気になったら、どう思う
 (ガッカリする。むかつくかも)
 その人間らしい感情が
 タナトスから、エロスへつながる細い糸さ
 つまり、愛の。。『ジェラシー』


完全に、このドラマの、すべてが詰まっているといって良いだろう。

『シャッフル』されたからこそ、
自分が求めていたモノが見えてきて、
その先にある『愛』に、気付く。

今までのことが崩壊し、再構築されたときに、見えた『真実』なのだろう。

それが、ラブシャッフル!!


どっちにしても、
正人が、結局、、、ゲームマスターだったと言う事だ。


それにしても
ドラマ性だけじゃなく、
本当に、感情を描ききりましたよね

勿論俳優さんの力は言うまでもありませんが、
ここまで、人間関係を超えたモノを描き込まれると、

素晴らしい。。。

その言葉しか出てこない状態だ。







楽しかったと思います。

あ。。。ちがう今回、、最終回じゃなかったんだ。。。


これまでの感想
第8話 第7話 第6話 
第5話 第4話 第3話 第2話 第1話





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最終更新日  2009年03月13日 23時00分50秒
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