|
カテゴリ:ドラマ系の感想
『本当の父親』
内容 仲よしの少女・さち(大橋のぞみ)が、パン屋の宿敵・村上康史(遠藤憲一)と 元恋人・真理子(紺野まひる)の娘と知り、ショックの春男(阿部寛)。 そんななか、スーパーに仕事に行っていた栞(吉高由里子)から電話をもらう。 線香を買いに来ていたさちの話で、次の日曜日がお母さんの命日だという。 場所を聞いてもらった春男はひとり真理子の墓へ向かうのだが、迷子に。。。 そこに、さちと佳奈子(白石美帆)がやってくる。 そしてさち達に教えられて、やっと墓の前へ。。。。 春男は、名前が旧姓の“高村”であることに、驚くのだった。 実は、真理子と村上が籍を入れていなかったと佳奈子から伝えられる。 墓を掃除し、洗いながら、むせび泣く春男。。。。 『すまない。。。。すまない。。。』 そんな春男に、遅れてやって来た康史は、『最後にしてくれ』と告げる。 帰宅後、康史の態度が気になった佳奈子は、その事を聞くと。 真理子との出会いを話し始め、それが、さちの誕生日の7ヶ月前と知るのだった。 康史『さちは。。。佐倉春男の子だ。。。』 一方。。。さちは、春男のために、ある事を思いつき、 手紙を栞に手渡すのだった。。。 敬称略 先ず、ヒトコト。 今回見て、次回予告見て。ふと思ったんですが。 なんか、このTV局の『昼ドラ』みたい(笑) いやまぁ、あっちのほうは、基本的に女性がメインなので、 雰囲気は違いますが、似てますよね。。。。。 今のヤツだって、母親二人だし。。。 それはさておき。 今回は、 春男のどこまでも不器用な姿を表現し。。。 その一方で、 自分に資格があるのかどうかと言う事もあり悩む康史。 康史は、つい、、、暴走してしまう。 その姿を見て 春男『それでも父親か と言う感じだ。 どこまでもすれ違っている気持ち。 春男の真理子への愛。。。そして、マヌケな姿。 そんな春男だからこそ、 『娘』『家族』を連呼する康史が許せないと言う事なのでしょう。 両者ともに、ある意味『負い目』があるために、 どうしても歩み寄れないというのが、 2人の演技もあり、なかなか良い感じですよね。 そして、負い目があるから、接触できないし。 負い目があるから、どうしても、渡せないと暴走する。 そこに、真理子への気持ちがお互いにあるのだから、 次回以降がより一層、気になってくる感じである。 しかしまあ、思った以上に丁寧に描いていますよね。 なんて言えば良いんだろう。。 本来ならば、明らかに奇をてらってはいるお話で そのうえ、細かい部分が放送前からネタバレしているという状態。 なのに、 1人の少女を巡って、 気になる、、、守りたい。。。でぶつかり合う男二人。 展開は読めるしベタなのに、 丁寧に心情を描き、それを演じる俳優さん。 気持ちが表現され、複雑な人間関係もある。 まさに、『ドラマ』という感じですね。 ここまでくると、『次回予告』を無視してでも、 良い感じのドラマになっていると感じることが出来ます。 あとは、結末だけなんですけどね。 これまでの感想 第3話 第2話 第1話 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2009.05.05 23:11:08
[ドラマ系の感想] カテゴリの最新記事
|
|