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カテゴリ:ドラマ系の感想
『昔の女』
内容 経師屋の仕事でふすまの張り替えで向かった居酒屋で、 涼次(松岡昌宏)は、昔の女・おゆき(伊藤裕子)と再会した。 そんななか、 江戸で評判の料理屋『川兆』の主人・藤兵衛(田畑猛雄)が、殺された。 小五郎(東山紀之)伝七(福士誠治)らは、財布がないことから、 “物盗り”による犯行と考えた。 事件により、『川兆』は若旦那の藤一郎(田中実)が跡を継ぐことになり、 それを機会にと、好いた仲のおゆきとの結婚を決意。 母である女将・おしん(絵沢萠子)妹・お佐枝(宮本真希)は、 おゆきが岡場所の出と言う事もあり、猛反対するが、 藤一郎は、強引に添い遂げるのだった。 おゆきの苦労を良く知る涼次は、玉の輿と喜ぶのだが。。。。 お佐枝から相談を受けたお菊(和久井映見)は、仕立て屋・匳(田中聖)を使い、 イロイロとかぎ回り始めるのだった。 “なんだか、あのオンナはイヤな感じがする。”と。。。 だが、、おゆきが店に入ってからと言うもの、 おゆきへの態度が悪いと大番頭が暇を出されたり、 おしんの調子が悪く、病に伏せたり。。。。。妙なことが次々と起こり始める。 そして、ついに、おしんと藤一郎が、、、、、 敬称略 なんか、今回は、少し雰囲気が違いますね。 敵。。。が、涼次の昔の女。なのであるが。 あとは、、地廻り・清蔵(手塚秀彰さん)子分・卯之助(真勝國之さん) などである。 まぁ、知っている人は知っているとおり、 地廻りといっても、元は。。。。って言うのが多いのは『普通』なので、 このネタだけでも、このシリーズ、何度、登場したか分からないほど(苦笑) そこがねぇ。。。 ヤッパリ、マンネリに見えるひとつの原因。 ただし、物語自体は、涼次のことはさておき。 良い感じで、陰謀を巡らす悪女の話を描いていたと思います。 単純な物語であっても、 悪意がキッチリ表現されていれば、恨みも明確になると言うことだ。 被害者が少なすぎるというのは、、、無視しておきます。 だって、これを言い出せば、 今回の“仕事”は、成立しなくなってしまいますから!! 初回アタリの雰囲気とは違うのは、気になるところなんですけどね。。。。。 さて、 そこそこ、描かれた物語。 小五郎らも、それほど噛んでこなかったのが、良かったところでしょうね。 匳だって、そうだ。 その他大勢が関わりを持ってしまうと、ドラマが崩壊しますので! ただ不満もあります。 個人的には、お佐枝が売られたあと、、もしくは、 何らかのカタチで“金”を得たあとに、仕事を依頼すべきだったでしょうけどね。 恨みは理解するが、 “どうしても”という感じに見えないのが、 どうにも不満である。 物語が、良い感じに描けていただけに ここだけは、キッチリして欲しかった部分だ ということで、仕事の方は、 涼次が、キッチリするかどうかと言うのが 一番のところでしょうね。 やはり、源太のことがありますから! 目を閉じた。。。これだけで十分でしょう。 匳、主水、小五郎も、 今までとは少し違う雰囲気の“仕事”の演出。 こう言うのも良いことです。ワンパターンになるからね! しっかし、今回は、いろいろと、“夜のネタ”が多かったですね。 時間帯、、そして、時代劇ということでしょうか(笑) いや、若者向けで、、、、というのから、少し変えた? “初期のニオイ”を少し感じて、なかなか。。。。。 路線を変更したのかな?? わたし的には、“もう少し”というのがないわけじゃないが、 物語が描かれ、目新しく見える演出もあったし、 満足度は上がった感じです。 これまでの感想 第14話 第13話 第12話 第11話 第10話 第9話 第8話 第7話 第6話 第5話 第4話 第3話 第2話 第1話 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2009年05月08日 22時04分47秒
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