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カテゴリ:ドラマ系の感想
『的は婿殿』
内容 恨みを依頼する者たちがやってくる三番筋。 お菊(和久井映見)が、“仕事”の話を聞いていると、、、 お春(柳生みゆ)という娘がやってくる。。殺された姉の恨みを晴らして欲しい。 恨みに思う男の名は“渡辺小五郎” 7年前、度々、寺島村の茶店に通っていた小五郎といい仲だったという。。。 そのことをお菊は、主水(藤田まこと)涼次(松岡昌宏)匳(田中聖)に伝える。 何かがあるのではと、とりあえず、小五郎(東山紀之)の身辺調査を開始。 そんななか、ひと月ほど前、お春の住む寺島村の川べりで お春の姉・お志津(宮地真緒)の死体が見つかっていたことが分かる。 7年前、行方不明となった姉だった。 お菊たちが調べていることに感づいた小五郎は、お菊を逆に調べると。 寺島村に行っていたことが分かってくる。 “寺島村”に、、、、思い出のある小五郎は、村に向かうのだった。 すると、すでに茶店が無くなり、お志津が死んでいると知る。 そんななか、名家の婿養子となり 今では、作事奉行となっている学問所の旧友・藤野左兵衛(哀川翔)と再会。 小五郎は、左兵衛と昔話に花を咲かせたあと。 お志津のことを思い出していた。 そして別れを告げずに立ち去ったことを、お春に告げようと向かうと。。 お春は、お志津と一緒に埋められていたというお守りを取りだし “あんたは姉さんの気持ちを知っていたはず なのに、どうして何も言わずに姿を消してしまったんだい!! 知っていたお春。。。それを、聞きお菊に伝える涼次。。。 そこで小五郎が昔の資料を調べてみると お志津が行方不明になった日と 左兵衛の義父・源左衛門義治が死んだ日が同じであったことが分かってくる。 それも、同じ寺島村で。 その事を左兵衛にカマをかけた小五郎は、左兵衛がすべて知っていると確信。 一方の左兵衛も、義母・富江(北原佐和子)用人・薮田又蔵(下元年世) そして北村喜兵衛(須藤雅宏)らと行った7年前のことを思い出すのだった。 あの日、、自分の出世のために義父を殺し、目撃した女を殺したことを。 小五郎が昼行灯ではないと確信し、左兵衛らは小五郎を襲撃!!! 敬称略 基本的に越境捜査に、越権行為なんですが まぁ、それは、いいでしょう。。 それはさておき 今回のターゲットは、小五郎なのか??? というお話だ。 いろいろあって、イイヤツと確定。 『あなたじゃなかった。。。』 『お志津もずっと、俺と同じモノを身につけていたのだろう』 『良かった。。。姉さん。。。』 『もう何も言うな。。。。!?。。。お春!お春!お春!』 『俺が必ず、恨みを晴らしてやる!』 ということである。 今回、完全に小五郎に絞り込むことで、 物語は、結構いい感じで描いている。 そこに、仕事人としての、技量の差。。。というのも 小五郎、涼次、匳のジャニーズトリオで見せるなど なかなか、良い感じですね。 匳とは、格が違う!! そう感じさせるだけで、やりとりが引き立つというモノです。 1歩下がって観察をする涼次というのも、 彼が意外と知恵者であるというのも認識できるしね。 秀逸だったのは、互いに調べているという緊張感と “渡辺家”での一瞬の緊張を描いたこと。 表の中にある裏の顔の表現というのは、面白いモノです。 ま、結局は、切ない恋物語の終焉という。 そう言う流れの調査でもあるというのが、 今回の物語がより一層切ないモノとなっているポイントでしょう。 今回のお話くらい 登場人物の行動を絞り込むと、ほんと、面白い物語になりますよね。 小五郎。敵、その他仕事人。の3つですからね。 その他仕事人にしても、無駄が少なかったし!! 物語を描くあまり、殺陣は、、シンプルだったけどね! 最後の東山紀之さんvs哀川翔さん。。。は、、 かなり良かったと思います。 ただまぁ、 どうしても気になったのは、 左兵衛と小五郎の関わりが、イマイチであると言う事。 そして、左兵衛と用人たちとの関係を含め、 7年前の事件が、かなり中途半端に見ていると言うこと。 この2カ所ですよね。 ざっと見た限りでは、結構いい感じなお話だっただけに、 もう1カット入れれば、全く違った印象だったはずなので 少しもったいない感じですね。 これまでの感想 第17話 第16話 第15話 第14話 第13話 第12話 第11話 第10話 第9話 第8話 第7話 第6話 第5話 第4話 第3話 第2話 第1話 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2009年05月29日 22時22分54秒
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