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カテゴリ:ドラマ系の感想
『告発された司法解剖追いつめられた女医』
内容 マンションの駐車場に、女性の転落死体。 8階の住人。城戸崎明子(森畑結美子) 土門刑事(内藤剛志)によると、夫から連絡を受けた警官が到着したときには まだ息があったらしいが、夫の証言が曖昧であるため科捜研が呼ばれた。 駆けつけたマリコ(沢口靖子)は、土門から報告を受ける。 8階から落ちたにしては、頭部の傷の程度が浅く、うつぶせ状態。 そのうえなぜか明子の背中には、内出血の痕。落ちる途中の障害物もない。。。 そこで、風丘早月(若村麻由美)に依頼し、解剖をしてもらうことに。 そして爪から、何かの繊維片が見つかるのだが、 科捜研に回すためにマリコが解剖室を出たところ、夫・勝(勝野洋)が現れる。 解剖を許可した覚えはないと抵抗、司法解剖だとマリコは説得する。 一方、マリコは土門から、事情を聞くと。 解剖を拒んだ理由は、息子・剛(内野謙太)に理由があるのではという。 聞き込みで、昨年仕事をクビになった剛は、派遣でいろいろな会社を転々。 それからひきこもりがちとなり、両親とのトラブルが絶えなかったというのだ。 科捜研に戻ったマリコは、伊知郎(小野武彦)から、 繊維片がフッ素樹脂加工された合成繊維だと報告を受けるが、 そんな物は現場にない。 早月からは、脊柱を中心に骨折している所見を聞き、 うつぶせ状態で発見されているのに背中を損傷。 何らかの暴行を受けていた可能性が見え始める。 そんななか、葬儀でインタビューを受けた勝は、 見ている前で、洗濯物を取り込もうとして転落したと証言をはじめる。 明らかにオカシイ証言に、マリコと土門が解剖所見を持ち真意を聞くと、 “傷が無く、女房は解剖されていない”と言い始め、 それがマスコミに広がり、早月は非難の的になっていく。 娘・亜矢(松元環季)が、高熱で早退したことで早月がつきあっていたのではと。 解剖をしていないのでは??と言われはじめたのだった。 証拠となるはずの立ち会いもなく、顔写真もなかったため追い込まれる早月。 京都地検の担当者(河西健司)からもプレッシャーを受け始める。 早月が、損傷の激しかった腎臓を摘出していたため、 解剖の証拠になると、息子・剛のDNAと鑑定にかけるマリコであったが。。。。 なぜか、DNAは不一致 早月は、地検担当者に、任意同行されてしまうのだった。 そして土門が、その事を城戸崎家に報告に行くと、息子・剛は知っていたよう。 夫・勝も、事故だと言い張る。 なにかを感じた土門は、捜査続行を告げる。 マリコは取り違えるなどあり得ないと言うが、すり替えた可能性はあると。 敬称略 今回は、マリコたちの仲間の一人、解剖担当である洛北医大の風丘早月のお話。 明らかに、状態がオカシイ死体。 転落死にしては、損傷が浅い。。。。 そのうえ、背中を怪我しているのに見つかったときにはうつぶせ。なぜ? そんな奇妙な事件を捜査する中、解剖を担当した風丘に疑惑の目。 解剖なんかされていないのでは? そんなお話。 まぁ。 事件自体が、結構、ミステリータッチの状況なので、 それだけでもオモシロ味がないわけじゃないのだが、 今回は、そこに、風丘を重ねた。 事件だけで、いろいろとあるから、面白いのに、 あきらかに、引き延ばしである。 土門『もっと早く分かっていたのに』 まさに、そんな感じですよね。 結果的には、この手の物語に良くある、 誤解から、互いにかばい合った親子。。。というお話。 勝野洋さん、内野謙太さんも良い感じだったので、 納得するお話でしたね。 ただまぁ、 なんか、ミスリードとはいえ、 風丘先生に、重心が置かれすぎですよね(笑) 一応、親を庇う娘と言う事で、風丘親子も重なっているのですけどね。 若干、引き延ばし感が漂いすぎていたのが、気になりますが、 いろいろなところで、細かいネタフリはなされているので、 科捜研の女らしいお話だったとは言えますけどね。 かなりたくさんの、分析もしましたし! これまでの感想 第3話 第2話 第1話2hsp お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2009年07月30日 20時58分59秒
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