レベル999のマニアな講義

2009/08/13(木)22:11

ダンディ・ダディ?~恋愛小説家・伊崎龍之介~ 第5話 娘の心の傷

ドラマ系の感想(26725)

『心の傷は誰が癒やす』 内容 剣道部の合宿で恋人の悠樹ことコバちゃん(石黒英雄)から、 “今は、君とはつきあえない”と告げられたあかり(南沢奈央) そして、その現場を目撃してしまった父・龍之介(舘ひろし) 帰宅後、失恋したはずなのに妙に明るいあかりが逆に気になる龍之介は、 後藤(平山あや)堂島(八嶋智人)と気遣おうとするが、 貴和子(余貴美子)は知らずに、いろいろと。。。 すると、あかりは“フラれた”とハッキリ言うのだった。 それからというもの、、、あかりは明るすぎるほど明るく振る舞うことで 龍之介は、心配をはじめてしまう。 でも、それさえ、見透かすかのように “イマドキ落ち込む子なんていない”とあかりは断言する。 その話を龍之介が後藤、堂島にすると。 元気なフリをしているだけかもという後藤に対し 他に好きな人が出来たのではと堂島。 そんな2人に惑わされながらも、龍之介は、 まもなくやってくるあかりの誕生日を、精一杯の愛情で祝ってやろうと。。。 同じ頃、堂島は悩んでいた。 5年前に離婚後、会っていない一人娘。。。。プレゼントくらい渡したい。。 でも、子供の頃両親が離婚し、父からプレゼントをもらったこともなければ、 会ったこともないという後藤の言葉に、堂島は戸惑いを覚えていた。 娘・すず(大森絢音)の通う小学校前で待つ堂島であったが、 どうして良いか分からず帰ろうとする。 そこに、、、“父ちゃん”という声。。。娘だった。 が、娘から、“新しい父ちゃん”という衝撃的なヒトコトが堂島に襲いかかる!! 一方、部活に出ても、石井由奈(佐藤千亜妃)に言い寄られていても、 やはり悠樹が気になるあかり。 何も知らない朋ちゃん(林丹丹)は、あかりの誕生日を悠樹に伝えようとするが、 あかりは、朋ちゃんを止めて、フラレたことを告白するのだった。 そのあかりの姿を偶然目撃した後藤が、原稿を受け取るため龍之介を訪ねたとき、 龍之介から、何が欲しかったかを尋ねられる。 すると、、“私のことをちゃんと分かってくれる人”という後藤。。。。 帰ってきた娘・あかりに、声をかける恋愛小説家の父・龍之介 龍之介“お父さんにウソつかないって約束したよな   だったら、何で、そんな風に笑ってるんだよ   あんなに好きだったコバちゃんにフラれて、   何でそうやって、わらってられるんだ   相手の気持ちが冷めたら、お前の気持ちも冷めるのか   それで終わりなのか   お前の好きって言う気持ちはその程度なのか   そんなの恋って言わないよ。   だれだって、失恋したら傷つくんだよ   その辛さに目を背けてたら、お前が失恋で受けた傷は、一生治らないんだよ   自分にだけは、ウソをつくなよ あかり“たかが失恋くらいで泣けるわけないじゃない   子供の時みたいに、親の前で泣けるわかないジャン 龍之介“ばかだな。良いんだよ   親にはそんなことでいくら心配かけたって良いんだよ   俺たち親は、子どものこと心配してるうちが華なんだぞ あかり“意地張らないで、好きって言えば良かった   話聞いてくれて、ありがとね ようやく、、、、あかりとの関係が修復できた龍之介は、 コバちゃんに、 許してやるからという龍之介であったが、、、、 やはり、コバちゃんの様子がおかしい。いや、自分が悪いのか?? むかつきながら、誕生日の準備を進める龍之介。。。。。 敬称略 ↑ちょっと、面倒なのでセリフも混ぜちゃいました “あかり、コバちゃん待ってんだろ  行ってこいよ、行って話聞いてこいよ  今コバちゃんの声聞いて、  それでも恋なんてしなきゃ良かったって思ってんのか  行きなさい。あかり。  男と女はね、恋愛するために生まれてきたんだぞ  だから、恋なんてしなきゃ良かったなんて言うな  もう恋なんかしない、なんてバカなこと言うな。 意外と。後藤の言葉が聞いた父・龍之介。 娘の失恋、その後のあかりの態度に戸惑う龍之介 でも、、 本当の気持ちは、きっと。。。。と後藤に聞かされ、 ようやく、、、 わずかではあるが、子離れが出来た。。。と言う感じだ。 まぁ、 真実を知れば、そういってはいられない龍之介に変わりそうですけどね(笑) 最後の最後は、 コバちゃんが、あかりに真実を語る。 本当の意味で、ロミオとジュリエットだったってことを! 龍之介という強烈なウザパパパワーは、なりを潜めてしまいましたが、 あかりの恋と言う事に目を向け始めることで、 自分の立場を理解しはじめたことは、 キッチリ表現され、 ロミオとジュリエットの恋も、本当の意味で進んだような感じである。 それぞれに戸惑いが描かれているため、 ベタな感じですが、かなり丁寧な“優しい恋”だったと思います。 もちろん、恋愛小説家・伊崎龍之介としても かなりカッコ良く、活躍したのは言うまでもありません。 ただ、今回は、それだけじゃなく、 後藤、堂島のことを、あかり、龍之介の親子関係に重ねるという これまでわずかにネタフリしてきたことの1つ。。堂島物語を作り出した。 娘に会えなくても会えない、どうして良いか分からない父の気持ち。 逆に、父には会いたくないという娘の気持ち それらが交錯し合い、龍之介あかりと重ねることで、 後藤の気持ちを一歩進めただけでなく、堂島親子の物語も 良い感じで進展させることに成功した。 プチ親子愛物語ではあるが、 メインの物語とキッチリ重ね繋げているため、 短時間でしたが、良い物語だったと思います。 ということで、 序盤のような、龍之介のおバカキャラが消えすぎているのは気になるのだが まぁ、ドラマとして結末を作らなきゃならないだろうし、 そういうことを考えれば、、 今回のような物語は、、必要だと言えるでしょうね。 いつまでも、親子の関係であっても、 子ども子どもと心配ばかりすることも出来ないでしょうしね。 次回から、本当に物語が動き出しそうで楽しみである。 これまでの感想 第4話 第3話 第2話 第1話

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