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カテゴリ:ドラマ系の感想
『敵対組長の襲来!!そして女の覚悟』
内容 彦一(草なぎ剛)たちが働く“タイヨウ”に、 敵対する鷲津組組長・鷲津莞爾(竜雷太)がやってくる。 すぐに、鷹山(松平健)に報告したところ、事故で半身不随だという。 “いつも通り仕事をしろ”と言われてしまう彦一。 一方、鷲津は、個室の空きがないため、 脳梗塞の後遺症で言葉が出ない入居者・山浦夏夫(峯のぼる)と同室に。 食事も食えたもんじゃないと不満だらけの鷲津。 彦一達は、なんとかゴマカシながら、仕事を始め、気付かれていないよう。 でも“無防備すぎる”と彦一は気にくわない。 そのころ、ハートフルバードの会議で羽鳥晶(夏川結衣)は 重役・長谷川(相島一之)や、秘書の日野(中別府葵)に病気のことを暴露され、 追い込まれていく。 帰宅した晶は、家中に貼られた張り紙に驚く。。。息子・涼太(加藤清史郎)が、 いろいろなことを張り出していたのだった!! 涙が止まらない晶。。。。。 数日後、晶は彦一に感謝の言葉を伝えに行くのだった。 一方、同室の山浦には息子・渉(梶原善)から花束が届いたりするのに、 自分には舎弟もやってこないことに鷲津は不満を覚えはじめていた。 だが、やりきれない生活の中、山浦に何かを感じ始める鷲津。 そして、いつしか2人の間に友情のようなものが生まれはじめるのだった。 そんななか、りこ(黒木メイサ)が“タイヨウ”を出ていくのを目撃する彦一。 六車(夕輝壽太)の話では、四方木連合の久米(田中哲司)が襲撃されたという。 心配する彦一達。 だが、“タイヨウ”でも事件が発生する。 山浦に届けられていた花束が、晴菜(仲里依紗)の用意した物であると知り、 “偽善者”とスタッフに言ってのけ、“鷲津組組長”であるとキレるのだった。 黒沢(五十嵐隼士)や和泉(山本裕典)が止めに入るが、聞かず。。。 彦一の機転で、なんとか収拾をつけたが、 鷲津を部屋に連れ帰った時、山浦の体に異変が!! 敬称略 敵対する鷲津組組長・鷲津莞爾が、入所してきた!! とまどう、彦一達!! そんなとき、四方木連合が襲われ。。。。 って感じですね。 実際。前回の予告で、鷲津組長が登場するのは分かっていましたが、 一気に、“抗争”を描いていくのか?と思っていましたが、 そういうネタだけでなく、 施設内で行われている“命のやりとり”を丁寧に描いたお話でしたね。 明らかに捨てられた組長。 捨てられたと同じ状態の同室の男に共感していく。。。 男が死に瀕した時。息子は延命を選択。 鷲津“いつ来られるかも分からないのに、なんで延命なんかするんだ 息子“会いに来てやりたかったですよ。でも。。。 だから、せめて少しでも長く生きて欲しい 鷲津“これが生きてるってのか、死んでんのと同じじゃねえか 彦一“これは、他人が口出しすることじゃねえ 家族が決めることなんだ てめえを捨てたのは、こいつらじゃねえだろ 息子“父も喜んでいると。。 彦一“なぜ分かるだ。 てめえが、そう思いたいだけだろ てめえらの都合で人の寿命きめるんじゃねえよ あまりにも、冷たい感じに見える部分もありますが、 そこにある“現実”を表現したと言って良いでしょうね。 彦一が、冷静に“家族が決めること”と言っているのも、 施設でいろいろなことを経験してきたからなのでしょう。 切なく、そしていろいろなことを考えさせながら、 ヤクザ物としての物語も、キッチリ描こうとしていることも分かり、 “そんなにいらねえか どうしようもない存在なのか。私は “あんたそれでも組長なんだよ 親コケにされるわけにはいかねえ 組なめられるわけにはいかねえ 看板背負っている以上、もり立てていく覚悟するしかねえんだ 鷲津組との対比もあり、なかなか良い感じのお話になっていますね。 竜雷太さんも、もの凄い迫力だけでなく、優しさまで、 超名演技ですしね!!! ベテランさんが登場すると、引き締まりますよね! “任侠”“ヘルパー” 両者が見事に組み合わさったお話だったと思います。 徐々に盛り上がってきた感じで、次回が楽しみになってきました。 それにしても、、和泉。。。そういう人だったんだね。 これまでの感想 第7話 第6話 第5話 第4話 第3話 第2話 第1話 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2009年08月27日 23時28分55秒
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