|
カテゴリ:ドラマ系の感想
『非情』
内容 横浜の老舗デパート“みなと屋”に勤めていた高岡駿馬(筒井道隆) 店が買収され消えて無くなると同時に高岡は退職。 亡き父・春馬(中原丈雄)の勤めた故郷の大阪府なみはや市役所で働きはじめる。 そんな中、市長だった父・幸太郎(佐川満男)の急死により、 跡を継いだ元売れっ子コメンテーターの水元幸彦市長(吉田栄作)は、 財政破綻状態の発覚で追い込まれていく。 市議会議長・権藤武雄(近藤正臣)の勧めもあり、 水元市長は“財政再建プロジェクトチーム”の発足を決定。 健康福祉部生活環境課参事・間宮哲夫(岸部一徳)をリーダーに、 財政課課長・桂木宏之(段田安則)保険収納課主査・田村聡子(南果歩) 都市計画課主事・橋本健太(久保山知洋) そして経営コンサルタント光野一志(矢島健一)に、 市民課主事・高岡を加えた6人のチームで、財政再建に歩み出す。 目標は、本予算成立までの4ヶ月で一律15%のコストカット 友人・森村孝明(桂吉弥)直美(小西美帆)の勧めもあったが、 ただ、そつなく、静かに市役所で過ごすことだけを考えていた高岡にとって、 役所の人間の尻ぬぐいをなぜしなきゃならない?。。と不満でしかなかった。 すると、高岡が間宮に連れられ向かったのは、建て替え予定の“市営立原住宅”。 住宅課の長野裕泰(上杉祥三)に案内された高岡。 そこには独居老人や、 生活が苦しいのに生活保護を受けない祖母・滝川ひさこ(新海なつ)と 孫娘・真由美(水崎綾女)など。様々な人たちが、住んでいた。 間宮は言う。。。“なみはやの縮図”だと。 妻・樹(牧瀬里穂)母・さわこ(岩本多代)に応援され、 ようやく気合いが入り始める高岡は、 住民達が苦しまないように削減案をまとめるのだが。。。。。 “誰が理想の計画を出せ言うた? あくまでも、なみはや市を救うための 削減案を作ってこい 街を立て直すためには、情をもって非情になるんや” 敬称略 公式HP http://www.nhk.or.jp/dodra/saisei/ かなり、シリアスな物語になりそうですね。 そこに、、父が果たせなかった夢を、重ねて、、、ってことなのでしょう。 今回は、人物紹介だけでなく、 方向性が示された感じである。 “情をもって非情になる” 財政を再建するという、本当にみんなのためになるには、 どこかで、非情になる必要がある。 ま、、そこは、“役所”という性質からも、 何らかのことが示されるんでしょうけどね。 この時代だからこそ、オモシロ味のあるお話になりそうである。 金という現実問題と、市民の生活という現実問題 相容れるようで、相反する部分もあるふたつの問題を これから、どのように解決、、、いや、変化していくのか。。。 NHK土曜ドラマらしい、楽しみな物語がはじまったモノです。 個人的に、気に入ったのは、俳優さんの“訛り”ですね。。。 舞台が大阪と言う事もあり、 違和感がない俳優さんが多く、安心感がありますよね。 もちろん、設定上、違う人は違うんですけど! 1つだけ気になったのは、 主人公の高岡が活躍する舞台が、“市民課”ということで、 市営住宅だけになるのかどうか?? たしかに、縦割りで、あれこれと部署が決まっているでしょうし、 人情モノにしたり、シビアなモノにするには、 人間関係が表現しやすいので、これはこれで良いのですが。 ちょっとね。。。 ネタ次第では、同じ雰囲気になる可能性がありますよね。。。 他の人たちとの連携も気になるところだし。。。 ま、、ネタ次第では、傑作ドラマになる可能性は高いですね。 大いに期待したいと思います お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2009年08月29日 19時53分39秒
[ドラマ系の感想] カテゴリの最新記事
|
|