レベル999のマニアな講義

2009/10/17(土)20:51

NHK金曜ドラマ 行列48時間 第1回 福袋と包丁

ドラマ系の感想(26833)

『福袋と包丁』 内容 12月30日の夜の出来事だった。 早期退職を決めていた宝福喜朗(國村隼)は、上司に呼ばれ告げられる。 退職後の子会社への斡旋が無くなったと。 ショックを受け酒を飲み帰った喜朗 すると、妻・聡子(森下愛子)娘・恵美(岩井さゆり)から、頼まれごと。 “福袋が欲しい” 限定20個という福袋。。。。人生が変わった人もいるという。。。 もしかしたら、何かが変わるかも。。。 そんな気持ちが心をよぎった喜朗は、室内での喫煙を条件に了承する。 翌朝すぐに、高倉屋に向かった喜朗。 なんと、5番目だった!! すでに並んでいる人たちがいるのには驚いたが、これでok! すぐに、妻たちに連絡を取り、行列が始まる。 そのころ、聡子は、友人の田中(大島蓉子)橘(峯村リエ)らと イケメン古久根隆(長谷川初範)と食事を楽しんでいた。 そして、娘・恵美は、恋人宅へ。。。。 そんなことが起きているとも知らず、寒空の下行列を続ける喜朗。 が!! 実は、もっと大きな事件に巻き込まれていると知らなかった。。。。 時はさかのぼること。一日前。 捜査本部が設置された。食品会社社長令嬢誘拐事件!! 誘拐されたのは塾帰りの少女・生方朋子(田中美優)。 社長の生方柳太郎(金田明夫)に2億モノ身代金を要求してきたのだった。 警視庁の大河原管理官(渡辺いっけい)を中心に、対策が練られる中、 身代金の受け渡し場所が指定される。 なんと、、、高倉屋の行列!!! そう。。。。行列の中には、捜査員達も混じっていたのだった。 そんな事件が発生し、実は、自分が警察からマークされているとも知らない喜朗。 4番目の妻の位牌を持つ男・久保(村松利史) 6番目の大きな鞄を持つ男・生方 7番目の包丁を持つ女・沙也加(平愛梨) 8番目の車いすの男(山田明郷)と付き添いらしき女(中村真知子) 9番目の妙に優しい男・笹島(佐野史郎) 奇妙な人たちに囲まれて。。。。 敬称略 公式HP http://www.nhk.or.jp/kindora/48hours/ まさに、サスペンスコメディ!! いや、、 正確には、シチュエーションコント。。。なのかもね! 行列に並ぶ人たち。 なぜか、誘拐犯の身代金受け渡し場所は、、行列!! 様々な人が居並ぶ中。。。警察は、監視をはじめる! その一方で、 人生を変えるために。。と行列をはじめた男がいた。 男は、行列の中で人生模様を感じ始め。。。。 そんな感じである。 基本的に、サスペンス&コメディなのだが、 テンポがかなり良くて、本当に面白いですね。 かなりシュールな部分も多く、 クスクスと笑う感じなのも面白いですよね。 もちろん、妻娘とのギャップは言うまでもありません。 そんなコントじみた展開の中に、 まるで、視聴者にも謎解きをさせるかのように、 誘拐犯捜しというネタが盛り込まれているのだから、 このオモシロと緊張感のギャップが、秀逸なオモシロ味になっている。 こういうドラマって、あまり作られませんから。 ホント良いですよね。 これがNHKのドラマなのだから、 もの凄い挑戦だと言えるでしょうね。 ホント、素晴らしいです! 一瞬、、“番組たまご”というNHKの実験番組なのか?と 何度も調べてしまいましたよ!! しっかし、、、 現場の行列場所以外の、、事件は、、、 どう関わっていくんだろう?? かなり、コレも気になりますよね。。。 楽しいドラマがはじまったモノである。

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