レベル999のマニアな講義

『選択…子供の未来か自分の夢か』

内容
コハルちゃん（石井萌々果）との暮らしに必死な正宗（相葉雅紀）
ある日の事。写真スタジオの同僚・中園香（井村空美）が、
写真コンクールに入選を果たした。学校にも通っているという。。。
ショックを受ける正宗。。。
だが、応募もしていないことをマネージャーの林弘和（北村有起哉）に指摘され、
より一層、落ち込んでしまうのだった。
ふと、、、コハルを見ると。。。様子が何かおかしい事に気付く正宗
でも、どういう事なのか、正宗はよく分からない。

そんななか、スタジオに林の妻・ユカリ（鈴木砂羽）がやって来る。
廊下の写真の事で雑談をする正宗は、その写真が林が撮ったモノと知る。
情熱を注いでいたと言う事だった。

帰宅して、コハルがお泊まり保育でいない事を思い出す正宗。
いるはずなのに、、、いない。。。なんだか寂しさを感じる。。。
そこへ、先輩の木村（日村勇紀）からの電話で呼び出される愚痴を聞くハメに。
その後、、、木村に連れられていったのは、、、、林の家だった。

酔いが回り、いつの間にか眠り込んだ２人。
気がつくと、、、、朝。
妻・ユカリが海外出張中のため、林は、、、家事などをし、
茜（水野花）直人（清水優哉）。。。子供達の世話までして、スタジオとはまったく違う姿。
そして写真を辞めた理由が、妻のため、家族のためと知る正宗。。。。。
味噌汁が、、、子供達への愛情の証し。。。林の凄さに感動

が、その話を高志（山崎樹範）にすると、
“オレだったら、スゴイなあじゃなくて、変わってるなあと思う。
　お前は、お味噌汁の人生が良いと思っているわけ？”
思いがけない答えに、正宗は驚きを隠せなかった。

コハルを迎えに行ったとき、正宗は柴田（村上信五）から、
コハルの様子がおかしい理由を知らされるのだった。
悩む正宗を見て、心配してということのよう。。。。。。

敬称略



同僚が、コンクールで入選
今の仕事のやり方に、戸惑いを感じ始める正宗。
本当は、写真がやりたかったはずなのに。。。。
でも応募さえしない。。。それどころか、コハルの事をイイワケにしている？
自分の道に悩みはじめたとき、上司の林の姿を見て。。。。。。


って言うコトだ。


個人的には、
今までで、最も面白いお話だったと思います。

やはり、“仕事”をして、そこに“夢”を見ていたところに
“子供”という要素が加わってしまったわけだから、

どうしても、今までと同じにはいかないわけである。

だからこそ、そこにある“壁”のようなモノが見えたとき、
子供のこと、仕事、そして夢で悩むというのは
当然あって然るべき展開なのだ。

いや、いままで、その部分に触れなかった事の方が“変”だと断言できます。

ということで、

コハルちゃんを心配させるという、
若干反則気味の展開ではありますが、
良い感じで、林の本当の姿を見る事も出来たのもあり
丁寧に生き方を重ね、正宗に考えさせたのは、
かなり面白い展開だったと思います。

こういうことだよね。。。

最終的には、
林が決断したのも家族のためと言う事も表現され、

自分なりの答えを見つける正宗。

“愛する人の笑顔を大切にしたいなら、自分自身が心から笑っている事”


林のギャップとメリハリのある北村有起哉さんの演技もあり、
ドラマとして良くできているだけでなく、
本当に主人公の心を見る事が出来た、面白いお話だったと思います。


まっっっ。。。
コハルちゃんに少しくらい冷たく当たっても良かったかもしれませんが
そういうキャラじゃないし。。。ま、、仕方ないかな。


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