レベル999のマニアな講義

2009/12/13(日)21:41

NHK土曜ドラマ 外事警察 第2話 協力者

ドラマ系の感想(26713)

『協力者』 内容 外事4課の住本(渡部篤郎)は、テロリスト“FISH”と繋がりのある外交官 ラモン・バルガス(エディ・サイトウ)を協力者に勧誘する。 やがて、、協力に応じる連絡をいれるラモンであったが、始末されてしまう。 明らかに失態であったが、それをネタに 警備企画課理事官の倉田(遠藤憲一)は、プレッシャーを住本にかけてくる。 そんななか、関係先の外国人バー、地下銀行の監視を開始する外事4課。 住本は協力者のニケ・ワタナベ(ルドルフ・マッカラン)をつかい、 地下銀行への接触を開始する。 一方、外国人バーの店長ジュリオ・ロッシ(チェホ・イムレ)を監視する 大友(山本浩司)と陽菜(尾野真千子) すると、陽菜は、ジュリオのいきつけの理容室の理容師・下村愛子(石田ゆり子) に好意を抱いているのを見つけるのだった。 。。。愛子は、陽菜がまだ所轄にいたときの知り合い。。。。陽菜は確信する。 そして五十嵐(片岡礼子)の話で納得する。 自分が愛子を協力者にするために異動をしてきたのだと。 やはり、、五十嵐の言うとおり、、住本をただ信じてはダメな人間だった。 そして続けて五十嵐は言う。。。 協力者を作るには、相手のすべてを受け入れる覚悟が必要だと。 実は、ニケのために不法入国のことだけでなく、 住まい。。そして渡辺昌代(遊井亮子)という妻まで用意していた住本。 考えた末、愛子を協力者にする覚悟を決め、その事を住本に告げる。 すると住本から、様々な情報を集めるよう命じられる陽菜。 同じころラモンとロッシに接触していたひとりの外国人に目をつけはじめる住本。 ニケからの情報でFISHの確証を得た住本であったが、 地下銀行のアルトゥール・マルケス(リカヤ・スプナー)をマークしていると、 明らかに“表”の連中がうろつく。。 住本の動きを知った倉田の指示を受け、滝沢大聖(斎藤歩)たちが動いていた!! 邪魔だと訴える住本であったが、聞こうとせずマルケスの尾行が開始される。 だが。。。表の動きにより、怪しい男を取り逃がしてしまうのだった。 住本は、“切り札”愛子を協力者にするために陽菜に指南する。 さりげなく接触し、愛子の夫・誠一(二階堂智)の介護のことで親しくなろうと するが、上手くいかない。 そこで仕事の一貫として接触をすると、快く応じてくれる。 最終段階。。。住本は、協力者として仕立てると決断。 “すべて正直に打ち明け、全人格をもって当たれ” 敬称略 ついに、FISH逮捕のための協力者を作ったと思われた。 とたん。。。。。消されてしまう そんななか、陽菜は、自分が外事4課に異動してきた本当の意味を知る。 真の協力者を作るためだった!! 『できるよ、あんたは大それたことを出来る女だ。 『夫の介護が罪滅ぼしですか。ハッキリ言います、自己満足だ。 冷たい言葉を言い放つ住本に、キレる陽菜 が。。。 『クサイものにふたをして、笑顔で慰め合うのがお前の信頼関係か  この三年間、彼女が何に苦しんできたか分かるか。  介護でも、借金でもない。自分の抱えている闇だよ。  心の奥底にたまった泥を吐き出させて、全部飲み込んでやれ。  それが出来なきゃ、タマを使う資格はない。』 ということで、 協力者を作る方法を住本から学ぶ陽菜 そんなお話である。 途中、キッチリと、表の連中が動き台無しになってしまうなど 外事4課との仕事の差を表現しているのも面白い部分。 そして、徐々に追い詰めていくが、、、ってことで、 最後の切り札としての協力者作りに繋がって行く。 展開に無理がありません。 イヤ、それどころか、たくさんの魅せ場を、 ここまで丁寧につなげることが出来たモノである。 それに、あいかわらず ドロドロした感じのお話ではあるのですが、 やはり、、おもしろい!! 住本というキャラというのもあるが、 彼らの動き方、魅せ方の演出だけでなく そこにある、かなりダークなやり口も含め、雰囲気が、本当に良いですね。 最後は、本当の協力者の作り方を語る住本。 そこにある、人間の表の顔、裏の顔。すべてを飲み込む覚悟。 そうやって成立する本当の信頼。 まだ協力者になったわけではないが、 感情のぶつかり合いが見事に描かれているから、 本当に説得力のある物語になっている感じである。 もちろん、、まだまだ甘い陽菜もそうですけどね。 ただね。。 どうしてもヒトコト言いたいことがある。 今回の序盤だ!! う~~~~んん。。。。どこに繋がるんでしょう??? ムチャクチャ気になるんですけど!!! 普通に魅せてくれているだけでも、十分楽しめているドラマなのに これは、、、別の意味で欲求不満が。。。。。 とりあえず、次回、 前回やっていた監視よりも、もっと強い感情を持つことになるのでしょうね。。。 楽しみである。 これまでの感想 第1話 

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