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カテゴリ:ドラマ系の感想
第1部第2回『青雲』
内容 ようやく常規(香川照之)のいる東京に上京を果たした真之(本木雅弘) 明治17年、上京から1年。大学予備門の試験を受け、 英語に苦戦するもなんとか合格する。 真之の兄・好古(阿部寛)に、ささやかながら祝ってもらう、ふたり。。 “一身独立して、一国独立す”と好古は福沢諭吉の言葉を伝え、 気を引き締めるようにと告げるのだった。 予備門に入ってからの2人は、 塩原金之助(のちの夏目漱石)(小澤征悦)と出会う。。。 勉学に、それなりに励みながら、みんなで寄席に行ったりと、育まれていく友情。 そのころ陸軍大学校に在籍する好古は、 長岡外史(的場浩司)井口省吾(堤大二郎)藤井茂太(宮内敦士)らとともに、 陸軍大佐・児玉源太郎(高橋英樹)の下で、 ドイツ陸軍のメッケル少佐(ノーベルト・ゴート)を師と仰ぎ、 実践的用兵について学んでいた。 やがて、、春になり、松山から常規の妹・律(菅野美穂)が上京してくる。 実は律。。。結婚することを伝えるために、やって来たのだ。 そして律は、真之に 子供の頃から自分が守ってきた兄を代わりに守って欲しいと願い出るのだった。 そんななか、大学予備門の勉強そっちのけで“野球”に没頭する常規は、 真之たちとの友情を深めていた。 そして好古の許しを得て真之は、常規と同居を開始。 常規は、文学に傾倒し、ついに“俳句”という道を見つける。 同じ頃。。進む道を考えた真之は、決断し兄・好古に思いを伝える。 “自主自立、一身独立” 兄・好古からの援助を終え、予備門を辞め軍人になるため、海軍兵学校に入ると。 “海の向こうの世界を感じてみたい。” 常規に、置き手紙を残した真之。。。 明治19年10月、築地の海軍兵学校に入学する。 そして、1年上の先輩・広瀬武夫(藤本隆宏)と出会う。 その頃、好古は、旧松山藩の若殿の供をして、フランスへ留学することになる。 ドイツ派が圧倒的に多い陸軍において、異例のこと。 それは、陸軍における出世から、外れることを意味した。 明治20年。休暇を利用し、松山に帰る真之。 父・久敬(伊東四朗)母・貞(竹下景子)と再会。 律が離縁したという話を聞く。。。。 敬称略 ということで、第2回。 前回が、人物紹介ならば 今回は、それを元にして、人間関係の構築。 これから重要になるであろうキャラたちの登場。 そのうえで、、目指す道。。 ま。。。“未来”への道の始まり。。。。 そんなお話である。 前回始まったばかりではあるが、“転機”というところでしょう。 人間関係を描き、、、友情を描き込み かなり楽しい学生生活から、 一気に、次の道へ。。。と。 多少、展開が早すぎる部分はあるのだが、 なんといっても、、年月の経過が早い!!! だが、 その事が、それほど気にならないほど、 人間関係の描き込みが詳細で、“ドラマ”を楽しく見ることが出来た感じだ。 やはり、ドラマは、人間関係があって成立する。 そしてそこに描かれる、人間の気持ち。。。喜怒哀楽である。 展開の早さに目をつぶっても、おつりが来るくらい堪能できたと思います。 とはいえ。。それぞれが次の道のスタート地点に立っただけなので、 本当は、“これから”なのでしょうけどね。 何度も書くようだが。。。 それにしても、年月の経過が早いよね。 その部分に、あまり意味が無い感じなので、ドラマとしては気にならないのだが。 が、、おかげで、いくつか違和感があるのも事実。 たとえば、、律は、ま。。。良いとして。 好古も、、仕方がなく。。であるが。 常規。。子規ね。。野球に没頭する姿はあるのに、 なぜ、文学なのか??が、、曖昧。。。 真之に至っては、“一身独立”はわかるのだが、 なぜ、海軍なのかが曖昧。。。陸軍じゃダメなのか?とかね。 伊予水軍って言われても、、なら、好古は?になるよね。。。。 細かすぎると言えば、それまでであるのだが、 本来、ここがスタート地点じゃないのかな? 原作がどうかは知りませんが、 結構、気になります。 ま。。。いっか。。。。、、で、良いのかどうか。。。 最後にヒトコト。 阿部寛さん。。。馬に乗るとカッコイイよね! これまでの感想 第1回 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2009年12月06日 19時10分55秒
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