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カテゴリ:ドラマ系の感想
『卒業試験』
内容 なつめ(佐藤江梨子)が瓦版を売っていると そこに、太鼓と鐘を鳴らす女たちが現れる。 “瓦版は嘘ばっかり”と言い、大騒ぎになってしまうのだった。 そのうえ、瓦版を堀に投げ込まれてしまう。 結局、お滝(須藤理彩)お涼(神農幸)の2人が大番屋送りに。。。 逸馬(福士誠治)は、男相手に浮かれすぎだとなつめを正すのだが、 奉行所に訴えるというなつめ。 が、北町奉行の遠山(柴田恭兵)は、なぜ嫌がらせをしたのかと不審がる。 すると逸馬が、自ら吟味を買って出るのだった。 しばらくして神田佐久間町のお種(淡路恵子)という女が奉行所に現れる。 長屋の大家だというお種は、子の不始末は親の不始末と 女たちの代わりに召し捕って欲しいと言ってくるのだった。 その発言に、面食らってしまう筆頭与力の坪井(小倉一郎) そのお種に話を聞く逸馬であったが、親が悪いと同じ発言ばかり繰り返す。 そんななか、坪井は、“どこかで見たことがある”と。お種のことを思い出すと。 なんと、遠山の知人でもある侠客、、、藤山一家の“お京姐さん”だった!! 逸馬には荷が重すぎるのではと心配する遠山と坪井。 その後、仙人(石橋蓮司)から、お種と遠山の関わりを聞く逸馬。 若かりし頃、遠山は一家に出入りしていたという。。。 やがて、なつめは“とある記事”を思い出す。 老婆であるお種が、空き巣と大立ち回りをしたと オモシロおかしく書いていたモノだった。 ようやく、原因が分かったと逸馬は、お滝たちから話を聞くと。 ネタのことではなく、 “長屋の婆さん”と名前で呼ばれなかったのが気にくわないと言う事だった! 謝罪するなつめ。。。 お種も了承し、それで一件落着、、かと思われたのだが、 お滝たちには罪があると逸馬は言い張るのだった。 敬称略 今回は、 結構強引なカタチではあるが、 逸馬が、遠山の知人を裁く! もちろん、知人と言っても、任侠の女! スジが通っているのは言うまでもない だからこそ、『裁き』には、意味が求められる。。 苦労の末、たどり着いた裁きとは。。。。。 ま。。。そんな感じだ。 最終的に ケンカ両成敗。。。みんな仲良く! と、大岡、、イヤ、、遠山。。。。いや、、藤堂裁きを魅せて終了。 悪くはない『結末』だったとは思います。 ただまぁ、、、なんて言うか。キレがねぇ。。。 お種と逸馬のやりとりは、良い感じなのだが、 やりとりから、結末までが、少し長いよね。 そのため、 最後の最後のオチで、ダラダラしている印象になってしまっている。 ここは、テンポ良く、一気に決めて欲しかったモノだ。 遠山が頭の上がらない人物の登場で、 意外な面白さはあったのだが、 ちょっと、物足りなさはあった感じかな。 ドラマ全体を見て。 第2弾となった今作。 俳優の入替だけでなく、追加キャラも多数登場。 そのうえ、1話1話の雰囲気が、前作と違うモノも多く、 全体として、違うドラマに変化してしまった印象だ。 そこがね、、少し残念なトコロ。 たしかに、それぞれのお話にはオモシロ味があり、 丁寧なキャラ作りが行われているため、 どのお話をとっても、楽しいモノだったのだ。 だから、ドラマとしては満足度は、かなり高い。 が、 俳優の入替はともかく、ドラマの雰囲気が違ってしまうと言うのは サスガに、どうかなぁ。。。と 逸馬が出世をしたというのなら、分かるのだけどね! ま、、楽しいドラマなので、これから『新しい作品』だと考えれば、 それで良いだけなのでしょうけど。。。 これまでの感想 第13回 第12回 第11回 第10回 第9回 第8回 第7回 第6回 第5回 第4回 第3回 第2回 第1回 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2009年12月13日 00時12分13秒
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