レベル999のマニアな講義

2010/02/26(金)18:34

NHK土曜時代劇 咲くやこの花 第七回 みをつくしても

ドラマ系の感想(26725)

『みをつくしても』 内容 師匠のはな(松坂慶子)が、かつて恋した人を訪ねる旅に出かけた。 かるた大会に出るこい(成海璃子)のために、1つの暗号を残して。。。。 “むすめふさほせ” 意味がまったく分からないこい。 そんななか 大家さん(でんでん)から、由良(平岡祐太)が長屋を出て行ったとこいは知る。 同じ頃、こいの母そめ(余貴美子)が、川べりでたたずんでいる由良を見つける。 こいに迷惑をかけないで欲しいと頼んだそめであったが、 直後に、、、由良は倒れてしまう。 由良が姿を消し、心配するこいであったが、家に帰ると。。。。由良がいた! 空腹で倒れてしまった由良を、そめが連れ帰ったようだった。 無事な由良の姿を見てひと安心のこい。 お隣の信助(佐野史郎)からウナギをせしめて、そめは由良にご馳走してやるが、 その一方で、そめは、こいと由良の2人にクギを刺すのだった。 だが、どうしても納得出来ないこいは、出て行った由良を追いかけ、 はなの寺子屋“嵐雪堂”へ、連れて行くのだった。先生なら分かってくれると。 そのころ、かつての恋した人・畠田雅道(倉貫匡弘)を訪ねたはなは、 ショックを受けていた。。。。 畠田の妻・よし(木村理恵)によれば、 まさに“医者の不養生”とばかりに、、、昨年末に亡くなってしまっていた。。。 敬称略 “むすめふさほせ”という暗号を知り、 かるた大会のために、必死になるお話になるのかと思いきや まったく違うお話でしたね。 由良がいなくなって慌てるこい 自分が襲われたこともあり、由良は距離を置こうとするが、 こいは、、、、どうしても納得出来ず。。。。 その一方で、はな先生。。。切ない。。。。。 両者の恋バナ。。。“志”でくくるなんて なんだか、こいの“恋”が、、、優しい結末であって欲しいモノです。 とまぁ。そんな恋のお話を描きながら、 思った以上に良かったのは、 反対していたはずの母・そめでしょうね。 自分のコトがあるから、、、たとえ“お侍さん”であったとしても 気持ちが分かる。。。。 “幸せを祈る”なんて、。。。良い味を出していますね。 あ! そういえば、“むすめふさほせ”の謎も、 まさか、、、“十八番”、、、ならぬ“おはこ”の凧から、、、 そっか、これ、スゴイネタフリでしたね。 確かこのネタ、かなり序盤で登場していたのに、 凧だけで見ていると、強引さが見えるのだが、 一瞬でも、子供達との交流があったからこそ“ネタフリ”と認識できるし、 強引さも消える感じになる。 素晴らしいですね。ネタフリとは、こう言うことであります。 この作品、 後半に行くに従って、これまでの細かいネタフリが活きてきて、 本当に、細かい部分まで楽しめる仕掛け。。。作品になっていますね。 ということで “決まり字”も出てきたことですし。 ついに、、、、戦い!! これまでの感想 第六回  第五回 第四回 第三回 第二回 第一回 

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