2010/03/20(土)22:20
ブラッディ・マンデイ シーズン2 第9話(最終回)決着
『この世の果てテロの悲劇と結末へ!!明かされる真実と鍵』
内容
南海(芦名星)が、、“ホンモノ”のスパイダーに撃たれた!!
倉野理沙(満島ひかり)に。。。。。
だが、ホンモノのスパイダーに“ずっとあなたを見ていた”と言われても、
藤丸(三浦春馬)は、心当たりがなく戸惑うばかり。
すると倉野は、本当の目的が、、原発ジャックではなく、
ツァーリボンバーの爆発だと告げるのだった。
一方、施設に到着した加納(松重豊)霧島(吉沢悠)であったが、
セキュリティーシステムが作動しているため、内部に入ることも出来ない状態。
萩原(高嶋政宏)に、スパイダーの正体を告げたあと、
セキュリティー解除に挑む藤丸。
だが後手後手に回っている自分の行動にショックを受けた藤丸は、
解除を自動のプログラム任せにし、倉野を追い始めるのだった。。。。
そのころ響(黒川智花)は、ビースト(肥野竜也)と対峙。
そこにレディーバード(八代みなせ)まで現れ。。。
そんななか、萩原は、倉野の正体が、敷村理沙であるとつかんでいた。
目的は、復讐。
藤丸の父・竜之介(田中哲司)の親友。
2年前、日本にウイルスを持ち込んだ敷村荘介(神保悟志)が父だった。。。
敬称略
“藤丸君のお父さんは英雄
でも、この国は、お父さんを悪魔のような男だと断罪した。
医学の立場で、人類を救おうとしていたのに、
テロリストの汚名をきせて、見殺しにした
藤丸君のお父さんも、わたしのお父さんも同じ志を持った親友だったのに。”
復讐。。。それは、日本という国に対して、、そして日本国の国民に対して。。
裏切られた父。。。人類を救おうとしていたのに。。。
ま、、そういうことである。
ようやく、核心というところですね。
“ずっと見ていた”のかどうかは、サッパリ分かりませんが、
復讐という言葉は、悪くはない“理由”だったと思います。
考えてみれば、
医学的見地からすれば、大きな理想はあったろうし、
“1”との繋がりを感じさせ、納得出来る“答え”。
この部分だけ、解決してくれただけでも、
最終回は、思った以上に楽しめた感じだ。
ただまぁ、、、この番組の“粛清”は、、もの凄く。。。
銃声ばかりが聞こえるという、、、強引さ。
とか、
藤丸の“才能”は見えるが、サプライズ感はあっても
迫力のようなモノが見えにくい“プログラム解除”
とか。
不満点はあるんですけどね!
でも、藤丸が主人公らしく頑張っているような雰囲気はありましたので、
ここまでのお話に比べれば、
ドラマとしても、ギリギリ納得出来た感じですね。
とはいえ、、、音弥が。。。。やめときます。
細かい部分でもツッコミどころはあるが、
一部を除きキレイにまとまっているし。。、、、ま、良いでしょう。
妹のネタも絡めていたし、
“J”のことも含めて、悪くはなかったと思います。
ドラマ全体を見て
“1”で、そこそこ人気があっただけに、
面白い作品であったことは事実であろう。
色々な謎かけがあったり、緊張感のあるバトルなど。。
ただ逆に“1”があるがゆえ、ハードルが高すぎたことも事実。
ここなんですよね。
どうしても、超える、または同じでなければならない使命。
そのために、
よく似たような演出や展開が多数存在し、既視感が生まれてしまった。
もちろん、サードアイという存在の扱いにしてもそうである。
決して悪くはなかったとは思うんですけどね。
もう少し“事件”を絞り込んで、藤丸、音弥の2人で盛り上げた方が、
きっと、、、もっともっと楽しめたと思います。
これまでの感想
第8話 第7話 第6話
第5話 第4話 第3話 第2話 第1話
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