レベル999のマニアな講義

2010/04/12(月)17:52

フジテレビ開局50周年特別企画『わが家の歴史』 第三夜(最終夜)

ドラマ系の感想(26716)

『一家を襲う最大危機感動最終章』 内容 政子(柴咲コウ)と大造(佐藤浩市)の間に息子・実が生まれ、 大造は、溺愛をはじめる。 長男・義男(松本潤)は、洞爺丸事故を生き残り、ロケット研究へ 次男・宗男(佐藤隆太)は、師匠のロッパ(伊東四朗)の付き人をクビ。 次女・波子(堀北真希)は、週刊誌の記者に 美空ひばり(相武紗季)の近くでガードマンをするつるちゃん(大泉洋) それを機に房子(榮倉奈々)との交際を認めてもらおうとするが。。。失敗。 そして、房子は、、手塚治虫(藤原竜也)のアシスタントへ。 再び商売に失敗した父・時次郎は、実の養育係へ。。。 そんななか、マリア(鈴木砂羽)と宗男が、 死んだと思っていたゆかり(長澤まさみ)を見つけ。。。。。 っと、、、激務が続く、、大造に末期のガンが見つかる。 政子は、本妻の千晶(天海祐希)に報告し、 大造に病院に行くよう説得するのだが、拒絶する大造。 何とか説得が功を奏し入院させたまでは良かったが、 やはり、時間が少なく。。。。。 敬称略 ま、なんだか、 大造の死を中心にドラマのような感じの前半と、 エピローグに向け、淡々と進んでいる印象だけがある後半。 そういう感じだ。 結局、あれこれやりすぎている。 そのひと言に尽きる。 いっそのこと、つるちゃんが主人公で ドタバタと描いているだけの方が、 もっと、コメディとして楽しめたかもしれません。 もちろん、他の誰かひとりに絞り込めば、普通のドラマである。 ただ“時代を描きたい”と言う意志も理解できないわけではない。 だから、様々な“歴史の事象”を表現するために 大家族を選択したと言う事なのだ。 大家族だから、色々表現できるが、 大家族だからこそ、絞り込めない。 前者の“色々”を選択したのだから、仕方がない。 だが、ひとりであれこれ背負い込むだけでなく、 当事者とならなくても、新聞、テレビなどで家族が会話するだけでも ホントは表現できる。というのも事実なのだ。 ま、、ドラマではなく、 そういう“バラエティ”だと思えば、、、どうってコト無いというのも真実。 結局、たどり着くのは、 視聴の仕方と、、、好みなのは言うまでもありません。 ほんと、難しいよね。 多くの俳優を使うのは、豪華だと言えるだろうが、 逆に、面白くなければ、豪華なだけ..と言われる。 パーツ自体は、どこをとっても悪くはないと思いますが、 組み合わせれば。。。。。、、、 以前の感想でも書いたが、内需拡大のためのばらまき。 ちょっとでも景気回復に寄与しているかもしれないことだけは 事実でしょうね。。。。 わざわざ、海外だよりにならなくても。。。。ね。 あ。。そういえば、1つだけ違和感を。 大家族で育っておきながら、 ドラマの都合で、時次郎から見て孫に当たる人間が少なすぎること。 内容云々よりも、、、みんな結婚状態なのに、なんか変だと思います。 ということで “こんな時代も、あ~~~ったねと。。。。” そんな歌のとおりのお話でした。 “時代”。。。である。

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