レベル999のマニアな講義

2010/04/15(木)21:53

おみやさん(7) 第1話2hsp

ドラマ系の感想(26713)

『初回2時間スペシャル  生きるために子供を捨てた女、小説に過去を暴露された女…  2組の女たちの、悲しくも壮絶な生き様を描く2時間スペシャル!』 “京都の春に蘇る女たちの未解決事件!  25年目の再会!!悪女と呼ばれた母~  狙われた祇園の美容師…鏡越しの殺意!!遺作に秘めた殺人連鎖 【第1部】 おたまさん(菅井きん)が海外!、、に行っている間、 代わりにおたまさんの姪のすず(鷲尾真知子)が、鳥居勘三郎(渡瀬恒彦)の 面倒を見ることになっていた。 チャンスと思っていたのにショックの七尾洋子(櫻井淳子) そんななか、河川敷で女性の死体が見つかる。遺留品は“牛のひづめ” 捜査をはじめた鴨川東署の面々。 話を聞き、“おみやさん”は、、思い出す。。。25年前の事件を。 “東大路稲荷女児置き去り事件” 25年前、空き地の廃車のトランクの中から小学生の女の子が見つかった 両親が夜逃げをする時に、子供を置き去りにしたと分かった事件。 父・盛田忠志(浅田祐二)とその再婚相手・久美子(石田えり)が、 借金に苦しみ、娘の由香里を置き去りにしたのだ。 その時、由香里が持っていたお守りがわりが“牛のひづめ”だった。 やがて、鑑識課の会沢桂子(七瀬なつみ)から、情報がおみやさんに入る。 被害者は、、、久美子、、、現在は、、林久美子だった。 すぐに、由香里(野波真帆)を訪ねるおみやさんと洋子 現在は弁護士をして、弱者のために働いているという由香里。 結婚もして、幸せな暮らしをしているようで、 義理ではあるが母が死んだというのに、アッサリした反応。。。いや、 現在でも久美子への怒りが消えていないようだった。 保護責任者遺棄ではなく、殺人未遂だと。。。。。 だが、おみやさんは、殺人未遂という言葉に疑問を感じていた。 なぜ居場所が分かるようなラジオの近くに置いていったのか??と そんなとき、村井信治刑事課課長(片桐竜次)を目を盗み、 吉川新平刑事(林泰文)から、林久美子の現在の仕事を知る ‘ゼロゼロ物件’というアパートを経営し、弱者から金を巻き上げていた! 家賃を滞納すれば、 即座に、、追い出し屋の伊藤信行(西村匡生)を使い追い出し工作。 かなり、色々な人に怨みをかっているようだった。 そこへ兵藤兵吾(不破万作)高岡俊(一條俊)が、重要参考人を連れ帰ってくる。 5日前、アパートを追い出されたという男・岩井 取り調べが始まると、、、突然、由香里の名前を口にするのだった。 どうやら、岩井の交渉で、由香里と久美子が会っていたらしい。 再び話を由香里の元へ向かったおみやさんと洋子。 だが、会ったことは認めたモノの、それ以上のモノはなく、 犯行当日は、、、事務所にいたと言い、、、、アリバイがない状態だった。 どうしても、25年前のことが気になり始めたおみやさん。 林久美子の家を調べ、、、一枚のハガキを見つける。 25年前、ラジオパーソナリティーの今井鶴吉こと、今井健児へのリクエストで、 由香里の命が救われたという感謝のハガキ。 現場に残された、血の着いた凧。。そして、河川敷で出会った徳田優という少年。 おみやさんは、ついに事件の真相にたどり着くのだった。 25年前の事件の真実と共に。。。 敬称略 公式HP http://www.tv-asahi.co.jp/omiyasan/ ついに、、、第7弾となった“おみやさん” この作品がスゴイのは、ほとんど登場人物の変更がないこと。 とはいえ、、、ついに。。。。菅井きんさん。。。。 と言っても、亡くなられたわけではありません。 前半。 時効。。それは、、事件の時効だけではない。 心にも時効はある。 “おみやさん”こと鳥居勘三郎は、 発生した事件を元に、25年前の事件をひもときはじめ ついに、、、当時の被害者の心を解き放つのだった。。。 って言う物語ですね。 すこし、現在の事件に首を突っ込みすぎて、 他の刑事課の面々の“仕事”までとってしまっているのは、気になるが、 その部分さえスルーすれば、 結構、良い感じの物語だったと思います。 おみやさん。。。の仕事っぷりを表現するには、 ちょうど良い感じの事件ですね 【第2部】 内容 小説を執筆中だというすずさん(鷲尾真知子) おどろく、おみやさんと洋子。。。。 そんななか、事件が発生する。 祇園の舞妓変身処の店員・鶴岡加奈(高橋ひとみ)が、襲われた事件。 命に別状はなかったが、若い男が逃げ去るのだけは目撃されていた。 遺留品として、小説家・南条いずみの“鏡越しの秘密”という本が一冊。 指紋なども検出されず、村井課長らは通り魔として捜査をはじめる。 話を聞いていたおみやさんは、、ふと思い出すのだった “小説家 雪見橋 転落死事件” 7年前、小説家の南条いずみ(朱花)が、雪見橋から転落死。 橋の欄干が高いことから、誰かに突き落とされたと考えられたが、 手がかりが無く迷宮入りした事件。 当時、、南条いずみの遺留品に、、遺作となった“鏡越しの秘密”があったのだ。 すぐに、加奈のもとへ向かうおみやさんと洋子。 だが、南条いずみさえ、知らないという加奈。 そんなとき、兵藤刑事から、、加奈が元美容師だと知り、 7年前、店を閉めていたと判明する。 おみやさんは、ある事に気付くのだった。 そう、、、“鏡越しの秘密”という小説は、2編の小説で成り立ってい 前編が、、美容師を主人公にした物語なのだ。 その設定が、明らかに加奈の容姿などに類似していた。 加奈がモデルになったのではと推理するおみやさん。 確認しようと出版元の“かもがわ出版”へ向かい、 担当者の長沢から話を聞こうとすると、妙なことが判明するのだった。 1週間前にも、若い男から電話があり、同じような質問をされたという。 そこでおみやさんは、兵藤刑事に若い男を調べてくれるよう依頼する。 すると、、、洋子が奇妙なことを言い始める。 もう一編の小説にもモデルがいるのでは???と 京都の名門男子校の女性美術教師と教え子の恋。。。。。 やがて、美術教師が実在し、飯山映子。..現在は、原田映子(中山忍)と判明。 おみやさんと洋子が、入院する加奈を訪ねた時にすれ違った女性だった! 映子は、、7年前、小説と酷似する映子への噂があり、、、教師を辞めていた。 今は絵画教室の講師をしているらしい。 映子のもとへ向かうおみやさんと洋子。 以前、加奈の美容室に通っていたという映子。 いずみについて話を聞くと、内容について映子はいずみに問い詰めたと言うが、 逆に妄想だと言われ傷ついていたと分かる。 そして、怒った映子が投げつけた本。。。。そしてブックカバーが、 南条いずみの遺留品となっていたのだ。 映子は、もう一つ奇妙なことを言うのだった きっと自分の素性は、美容師の加奈から、南条いずみに伝わったのだと。。 そこへ、兵藤、茅野太一(小野寺丈)から連絡が入る。 若い男を捜し出し、遺留品の本に残された本の指紋とも一致。 任意で取り調べをはじめたと。 四つ葉書店に勤める三好亮太(栩原楽人)。 かつて、、映子が恋をした教え子だった男。。。。。 小説を読み、加奈がばらしたと考え、襲ったという。 すべて、事件は解決。..したかに思われたが、 加奈はおみやさんに伝える。。。。。南条いずみに秘密を漏らしていないと。。。 敬称略 後編である。 ま、、基本的に“おみやさん”の2時間スペシャルは、 繋がりがほぼ無く、、、ただの2部構成であることが多いですからね。 今回も同じである。 逆に、こうすることで、 テンポを失わず、無駄もなくなっているのは言うまでもない。 さて、物語は。 1人の元美容師が襲われたことで、 浮かび上がってくる7年前、小説家が殺された事件。 そこにあったのは、、、小説家の欲望。。。。 連鎖的に発生してしまった多くの事件。。。 そんな物語ですね。 パターンとしては、ベタな物語ですが、 “鏡越しの秘密”。。。その意味が、オチになるとは! なるほどね。 お互いに傷つけ合ってしまっていた。。。。 しっかし、2時間。関連性は、ほとんどないが、 飽きさせない、面白いドラマ2本だったと思います。 内容を書くの。。。疲れたので、短めの感想でした。

続きを読む

このブログでよく読まれている記事

もっと見る

総合記事ランキング

もっと見る