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カテゴリ:ドラマ系の感想
第7話 FINAL
内容 キラーズ社を牛耳りはじめ、 食料生産庁長官に就任し政府との関係も上手く行き始めた矢先、 倒れた鈴木護(佐藤浩市)は、自分が衝撃的な病であると知る。 医師(佐野史郎)によれば、脳が急激に老化をしているという。 原因不明であり、治療法も分からないと告げられる。リミットは半年程度。 鈴木は、“ゴッド・コーン”に原因があると考え始め、 1つのデータを見つけ出すのだった。 そして、 病の原因が“ゴッド・コーン”である可能性を大倉(北村有起哉)に告げる鈴木。 そのころ、刑事を辞めようとしていた八木沢周子(鈴木京香)であったが、 鑑識の熊谷治作(半海一晃)から、焼死事件の容疑者について告げられる。 “張際雄”。。。。。万年筆から遺留物が見つかり、DNAが一致したと。 写真は、、、、あの男(温水洋一)だった。 圧力がかかっていたという。 周子は、再び捜査を始め、鈴木に告げるのだが、 鈴木から思わぬ事を聞かされる。。。。ゴッド・コーンによる病。。。。 “ゴッド・コーンは、もう神じゃない” 一方、鈴木により失脚させられた川久保(勝部演之)と吉良(勝村政信)が、 鈴木に対し復讐を考え始めていた。 吉良は、張に接触し、鈴木の始末を持ちかけ。。。。。。 ゴッド・コーンの欠陥を知った周子は、太刀川(山本耕史)に相談し。。。 敬称略 1000匹のウチの3匹 それは、致命的な欠陥。 神だったはずの作物が、地に落ちた瞬間だった。 崩れる夢。。。そして理想。。。鈴木は葛藤を始める。。。 それを分かっていながら、 プロジェクトを進めようとする人たち。 その一方で、鈴木を守るために行動を起こす男。 997人を救うため、3人が犠牲になっても良いのか? 鈴木が出した結論は??? ということである。 結論から言えば、 絶望の中から、わずかな希望が生まれる というお話でしたね。 栽培を中止するという絶望。 だが、、、 政治家のリーダーシップは、人に変化を促す。 “現代の飢餓は、天からの罰ではなく人間自身が作り出したモノです 現代の飢餓を生き抜くには、我々自身が変わるしかないのです。 わずかな希望。。。 それは、鈴木という人物も同じなのでしょう。 希望があるからこそ、、、諦めず、研究を続ける。。。 最終回としては、 衝撃的な結末が一部ありましたが、 1つの問題提起から始まった“結末”としては、 かなりキレイに。。。そして、希望が見えた最終回だったと思います。 ここからは総括気味。 まさか、、、人の心に訴えるとは。。。 ほんと、まさかである。 正直、このまさかは、もう一つあるんですけどね。 それは、政治家の言葉であって、鈴木の言葉ではないこと。 カタチとしては適切であるのだが、 ちょっと違和感を感じる部分である。 だって、 “研究者として犯してはならないミスを犯したのです ここから、、“死んでいただくしか”と言った総理が?? その部分だけは、どうしても疑問があります。 もう少し説得力のあること、または心に訴えるモノであれば 違った印象だったでしょうが、 ここは、“1”との差を感じる部分ですね。 ドラマとして、かなりセンセーショナルなお話で 面白いお話だったとは思います。 中盤、少し引き延ばしすぎたのがマイナスではあるが 全般的には、面白いお話だったと思います。 一番疑問だったのは、 何度も取り上げましたが、鈴木の気持ちがイマイチだったこと。 これがもっと明確であれば、 きっと、、もっと色々と伝わってくるモノがあったと思います。 汚い方法論ではあるが、外国の友人が。。。とか、 そんなのでも良かったんじゃ? そんな感じ。 その意味じゃ、かなりおしいんですよね。 面白かったけどね.何かモヤモヤ。..と言う感じだ。 これまでの感想 第6話 第5話 第4話 第3話 第2話 第1話 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2010.06.05 19:58:39
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