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カテゴリ:ドラマ系の感想
『内田康夫の福原警部
フグハラ体型の警部と美人刑事の殺人捜査“幸せなカップル”の心中の理由 内容 警視庁捜査一課のキレ者。。。フグハラ。..福原太一警部(石塚英彦)は、 その日、、、かつての恩師であり、奥多摩署署長の南田正隆(宅麻伸)のもとを、 友人の料理人・小宮山健(杉崎真宏)とともに訪れていた。 亡き妻のレシピを参考にしたというブイヤベースを振る舞ってもらっていたのだ。 何かが足りない気がするという南田に、意見を求められる2人。 このままでも十分美味いと美食家の福原は答えるのだが、南田は納得しない。 そんなとき、南田の携帯が鳴り響く。。。。事件だった。 奥多摩のキャンプ場の駐車場で、車の中から男女の死体が見つかったという。 現場に向かった南田と福原。 するとすでに、2人の刑事が到着していた。 面識のある、奥多摩署捜査課係長・小野正警部補(渡辺いっけい)と 同じく捜査課の椿和美巡査部長(藤谷美紀)だった。 小野の話では、青酸カリの入ったジュースを2人が飲み心中だという。 が、、、福原は、違和感を指摘する。 毒物を飲んだ心中にしては、シッカリ手を握りしめているのはあり得ないと。 そして、男が免許証から三鷹在住の羽山米義(朝倉伸二)だと言い、 女性は身元が分かる所持品が何もないと聞いた時、、、再び違和感を口にする。 女性が所持品をなにひとつ持っていないというのは、オカシイと。 やがて、羽山の妻・喜代子(国分佐智子)が、身元確認でやって来る。 だが女性に関しては、知らないという。。。 小野は、不倫の末の心中である可能性を喜代子に告げる。 そして事情を聞くと、、昨日、同窓会で出かけたっきりだと言う事だった。 本格的に、捜査一課から、捜査を許可された福原は、 羽山の手帳に書かれていた“ラビットハウス”という文字に目をつけ、 その事を喜代子に聞くのだが、、知らないという答えが。。。 すると、和美が、ラビットハウスが、自家製プリンが有名なカフェと掴み、 福原は、すぐにカフェへと向かうのだった。 店主の後藤明久(湯江健幸)の話では、羽山と女性が、顧客だったと分かる。 いつも別々のテーブルにいるのに、出て行くのは別々で時間差。 決まってどちらかがプリン2個を買っていくことから、 そのあとホテルででも食べるのだろうと、不倫だと思っていたと、 後藤と店員の加奈(清浦夏実)が証言する。 そんななか、女性の身元が判明する。調布在住の宇野久子(弘中麻紀)。 不動産会社勤務の宇野和男(比留間由哲)の妻だった。 結婚1年足らずの新婚。。。。羽山も同じ新婚!? 福原が、宇野から話を聞くと、、羽山のことは知らないという。 羽山宅周辺での聞き込みでも、仲が良いと言う話しか無く、 不倫をする理由さえ浮かび上がってこない。 喜代子のアリバイもまた、 お隣の“集音マイク女”と呼ばれる永井美佐江(渡辺典子)の証言で、成立。 そんなとき、捜査一課の北島誠(賀集利樹)が、 現場に、宇野を連れてきた時、、、奇妙な男を見つける福原。 事件の現場検証にも現れていた男。。。調べると秋元透(地曳豪)と分かる 喜代子が保険外交員をしていた時の顧客の1人だった。 どうしても羽山と久子の接点が掴めない福原、。。。 一方で、それぞれの配偶者・喜代子、宇野にはアリバイがある。 やはり小野の言うように、何らかの理由で知り合った心中なのか? やがて、週刊誌の記者・山崎悠子を名乗る女(原千晶)まで現れ。。。。 そしてその夫らしき男・長谷川保(伊藤正之)。。。 が。。。。奇妙な事件が! 神社の階段から喜代子が突き落とされる事件が発生する。 美佐江の目撃情報があるのだが、やっていないという。。。 同じ頃、犯人を知っているという妙な電話を受けた喜代子。 和美達が張り込みを行うが、誰も現れず。 翌日。。。奥多摩で、、、、秋元透の死体が発見される。手元には久子のバック。 携帯には、殺人の自白と遺書めいたモノが残され。。。。 福原は絶望する。 心中に見せかけられ2人が殺され、そのうえ、罪を着せられて殺された。。。。 敬称略 ちょうど1年ほど前 “死あわせなカップル” 偶然な出会いから生まれた、、、完全犯罪計画 出会いから、、多額の金。..そして、、未来まで。。。 なかなか、面白いお話だったと思います。 ま、、誰が犯人であるかはバレバレですが、 証拠がどこにあるのかが重要で、 細かくネタフリされ、最後には、、、なるほど。。。 そんな感じのサスペンスですね。 ただ、前作よりもサスペンスものになったのは楽しかったし、 捜査一課のほかのメンバーが登場したのも良い感じだったのですが、 どうしても気になったのは、 事件を解決するために行動している福原は見えるのだが、 分析している感じが、曖昧であること。 プロファイラーという設定を序盤で語っているわりに、 前作では、それを上手く利用して謎解きをしていたが、 今回は、、、どうもねぇ。。。普通すぎる感じだ。 もちろん、 サスペンスとして一級品だったので、 事件自体は、先が見えていても、楽しかったんですけどね! 福原警部という設定が、曖昧になってしまったような気がします。 ネタフリとか、キャラ設定とか、面白かったのになぁ。。。 美食家で食べているばかりに見えて、それでいてキレ者。 そのギャップこそが、面白いんじゃないのかな? キレているのはキレているけど。。。。 椿刑事とのコンビネーションも悪かったし。。。。 謎解きが悪くはないだけに、 福原の凄さをもっと魅せて欲しいモノである お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2010年06月06日 00時57分40秒
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