レベル999のマニアな講義

2010/06/12(土)01:28

ハガネの女 Round4 女王

ドラマ系の感想(26713)

『怒りの女王様!!恐怖の報復』 内容 ハガネ(吉瀬美智子)の給食にぞうきんを絞った菊田真理衣(吉田里琴) “ハガネなんて大嫌い。死ね” だがハガネは、真理衣の給食にやり返すのだった。 給食を食べきったハガネは、手をつけなかった真理衣に “自分がやられて困ることは、人にもしないこと”と。。。注意するが、 まったく悪びれず “存在していること自体が許せない!”と。。。。真理衣。 そのハガネの行為を知った、先崎(設楽統)藤間真理子(清水ミチコ)は、 覚悟した方が良いと。。。。ハガネに告げる。 すると、、、やはり、真理衣の母・涼子(荻野目慶子)が、 ハガネの土下座を要求してくるのだった。 “私は、娘のスタイルを立派だと思っています。  彼女を認めない価値観を、私は認めない” 親子揃ってあり得ないと、、呆れるハガネ。 数日後、、、学校にハガネに対する誹謗中傷、デタラメばかりのファクスが。 先崎は、3年前にも同じコトがあり教師が潰されたと、涼子の報復だと指摘する。 そして怪文書は、保護者にもばらまかれ始め、騒ぎは大きくなる一方 同僚の教師達も、戸惑い始めるのだが、松山校長(綾田俊樹)が、フォローする。 “そんなに心配なら自分の目で芳賀先生の人となりを確かめたらどうです?  見るべき目があればの話ですが”と。 そんななか、森野リサ(宮武祭)が万引で捕まる。 駆けつけるハガネと塩田(要潤) 捕まる前に、誰かと一緒にいたらしいのだが、何も話さないリサ。 最近リサと仲良くしている美奈(八木優希)あかり(佐藤日向)から、 リサが、、、、少し前は、真理衣とつるんでいたと知るハガネ。 何らかの方法で、真理衣がリサを脅した可能性を考え始め、 真理衣に注意するのだが、何もしていないと言いきる真理衣。 そんなときハガネは、リサから連絡を受ける 母・紀美子(宮澤美保)が倒れたと。。。。。 リサの家に向かったハガネは、紀美子がアルコール依存症であると知る。。 全ての原因は1年前。。。紀美子もまた、涼子の犠牲者だった。。。。。 敬称略 今回も、、ひと組の親子を中心にしながら、 ふた組の親子、、、そして生徒の心をハガネが、助けたお話だ。 見事でしたね。 確かに ハガネ“私が思春期だったら、悩んじゃって、  どうにかなっちゃってるかもしれません  幸い、いい年なんで、見過ごす余裕はありますけど。  それに、私が下を向いてると、子供たちを不安にさせちゃうし  顔上げて、子供たちの笑顔を見てる方が良いですから” とか リサ“頑張っているお母さんが好き  それに、自分で出来る方がカッコイイと思う と言う事で、1人の生徒のこころを救うのも良い感じだし。 一方で ハガネ“大丈夫、やけどしなかった? と、、、シッカリ見ている言葉を告げながら、 子供のことを守ろうとするハガネを表現し ハガネ“私は教師を辞めないし  一般庶民の常識もちゃんとテスとしますよ  ちなみにこのままだったら、真理衣ちゃんの家庭科の点数は最低です  良い点とりたかったら  ちゃんと、そういうコトも勉強してくださいね 完全に解決しているわけではないが、 この番組特有のハガネの言葉により爽快さは表現した。 そこに3つ目の物語として、当事者となるハガネというのも、なかなか良い感じ。 3つの物語を見事に融合したお話だったと思います。 真理衣“どうして、ワザとじゃないって言ったの? ハガネ“そんなの当たり前ジャン。私、教師だもん   それに、あなたとはちゃんと勝負したいからね。 これだけ、いろいろな物語を、ホント上手く組み合わせていますね。 細かい部分、セリフに至るまで。よく作られています。 個人的に気に入っているのは、 子供たちのやりとりが、“あまり変わっていないこと” 実は、これこそがキャラクターの徹底だと思っています。 そして、この徹底ぶりを子役がシッカリ演じているので、 納得出来る物語が生み出されていると。 このドラマの丁寧なドラマ作りが見える部分ですね。 丁寧さ、、というより、、精密さ。。。に近いカモね。 これまでの感想 Round3 Round2 Round1 

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