『神を呑みこみし者』
内容
ついにお父様が、惑星の扉を開いた
そして、もう一つひらく扉。。。。
一方で壊滅した、、、、、、アメストリス。。。。
“手に入れたよ。神を”
お父様は、神と一体化し、、、、圧倒的な力を手に入れた。
が。。。ホーエンハイムは。
“お前が神とやらを手に入れた時から、逆転劇が始まっているんだよ。”
ホーエンハイムは、自らの賢者の石を切り崩し、命の助けを借り、
すでに別の。。。錬成陣を発動していた。。。
次の瞬間。お父様に集まった魂。。。“命”は、元の体へ。。。。。
力をふりしぼり、再び、エドたちを消滅させようとするお父様。
それに対するように、メイの錬丹術。
そしてホーエンハイム、エド、アル親子の力で、なんとか踏ん張ろうと。。。
そのころ、ブラッドレイと対峙するスカー。
傷を負いながらも、、、勝負はついた。
“まあ多少、やりごたえのある良い人生であったよ
そしてスカーは。。。。兄の残した“力”を使い。。。。
それは、賢者の石の力を無効にする逆転の錬成陣だった!
ということで、
正真正銘。。。最後の局面ですね。
なるほど。。逆転の錬成陣ですか。。。
遠き過去に出来なかったことが、、、
ここに来て、同じ目にあうアメストリスの人たちを救おうとは。。。
クセルクセスの復讐とでも言えば良いだろうか。
そのうえ、スカーが。。。
イシュヴァールの民を虐げた、、アメストリスを救うため。。
葛藤の中“力”を使っているのが、、また良いですね。
全ての根本がお父様であることをアタマで認識していると言う事なのかもね。
兄を殺した者たちを許せなくても。。。。
こういう因縁めいたことをネタにしているのは、
物語として良いモノですね。
こうした部分にこそ、
たとえ命を無くしていても、、、“人間らしさ”を感じることが出来ますし。
“鋼の錬金術師”として、
主人公が大活躍するよりも、意味があるお話だったと思います。
それにしても、
セリム、、、のことはさておき。
まさか、キンブリーとは。。。。
いろいろなネタをアタマの中で“再構築”していましたが、
キンブリーだけは、予測不可能でした。
セリムが、命に固執しているのも、良いですね。
ホムンクルスでありながら、、、
いや、、、“プライド”でありながら、
ホムンクルスとしての“誇り”を捨て去った瞬間だと言えるでしょう。
矜恃っていうやつですね。。
なかなか、面白いお話だったと思います。
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