レベル999のマニアな講義

2010/08/15(日)22:22

NHK土曜時代劇 まっつぐ~鎌倉河岸捕物控~ 第13回(最終回) 若親分誕生

ドラマ系の感想(26714)

『若親分誕生』 内容 政次(橘慶太)の先輩の手下・下駄貫(前田健)が殺された。 春太郎(中山卓也)を筆頭に計5人の若者達が下手人と分かる。 次の親分を政次にと言う想いの結果。。。後悔する宗五郎(松平健)だったが、 寺坂(山田純大)や妻・おみつ(南野陽子)に諭され、 一人前の親分にと気を引き締めるのだった。 一方、単独で敵討ちを考える政次であったが、 親友のしほ(柳生みゆ)や亮吉(中尾明慶)に注意され、 また、常丸(嘉島典俊)を筆頭とした先輩手下の 伝次(寺井文孝)波太郎(石塚義之)からも勇気づけられ 政次の指図で春太郎たちの探索を行うことになるのだった。 下駄貫の残した書き置きを頼りに、品川へと向かう政次と亮吉だったが、 春太郎が悪いのではなく、 令吉(鈴木信二)が悪いと言い張る祖母・つた(長内美那子) その様子から、春太郎は高飛びする前に、つたから金をもらうと推理した政次は、 張り込みを始めるのだった。 やがて下駄貫から奪った十手を利用し、悪事を働く春太郎たち。 そんななか、5人組のウチの3人 長治(岡田和也)豆蔵(椎名鯛造)菊三(押見啓太)を発見した常丸たちは、 彦四郎(小柳友)の加勢もあり、捕縛に成功する。 同じ頃、張り込んでいた政次と亮吉の前に現れる春太郎と令吉。 寺坂、八百亀(苅谷俊介)も加勢し。。。。。。ついに。。。。 敬称略 『私、見てのとおりの新参者、青二才でございます  いつの日か金座裏の大看板を背負えるよう、死に物狂いで務めます  どうぞ。よろしくお願い申し上げます。 ということで、、、、大団円ですね 殺された下駄貫の敵討ちを、金座裏のみんなで。。。。。 って言うお話である。 もちろん、その中に、最も表現しなければならないことである、 政次の能力を盛り込み、良い感じで敵討ち終了である。 最終的に、、、若親分! ですね。 まさに、大団円と言って良いでしょう。 下駄貫のことも、『教訓』としているのも、ポイントでしょうね。 キャラだって、それぞれにポイントで登場させ、 上手く使っていますしね! 殺陣だって悪くない。 とまぁ。。。かなり上手くまとまった最終回だったと思います。 ドラマ全体を見て 1つの時代劇として、30分という短時間ではあるが、 それを上手く利用した、、作品だったと思います。 その部分は、間違いではないのだ。 ただ、どうしても書かなければならないのは。 今作の主人公は、政次を中心とした若者4人組だったはずなのだ。 『原作』が、どうかは知りません。 だが第1話で、、、そう言う描き方をし、 その後も、それに近い描き方をしている部分が多かったのだ。 なのに、、第2話以降、、 どうも、、、その若者達が、あまり前に出ている印象が少ないお話が多く。 主人公は、、宗五郎親分?清蔵?。。。それとも、、、 そんな印象だったのだ。 たしかに、ベテラン陣ですので、そこに不満はないし、 物語も、悪くはなかったので、作品としての不満はないと言っても過言ではない。 かといって、主人公が。。。変更されている印象の物語というのを 許せるはずがないと言うことなのだ。 本来、4人の若者が中心でなければならないのに、 なぜだか、おかしな感じのモノが多く。。。。。 13話あったウチ、 4人が中心かも。。。と思ったのは、5~6話が、、、良いところだ。 何度も書くが、 決して、面白くなかったワケではないのだ。 テーマのブレが気になりすぎると言うことである。 この雰囲気からすると、続編が作られる可能性はかなり高いだろう。 もし、作られるならば、キッチリと4人を中心に描いて欲しいモノである。 これまでの感想 第12回 第11回  第10回 第9回 第8回 第7回 第6回  第5回 第4回 第3回 第2回 第1回

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