レベル999のマニアな講義

2010/09/10(金)07:30

警視庁継続捜査班 第8話(最終回)狙われた水城班長

ドラマ系の感想(26713)

『謎のライフル狙撃犯が継続捜査班を狙う!  真奈美は犯人を捕えられるのか!?衝撃の最終話!! “未解決殺人~狙われた女刑事!! 内容 水城(余貴美子)が狙撃される事件が発生する。 真奈美(木村佳乃)が、墓参りに行くことを知っていたコトもあり、 捜査一課から疑いをかけられる真奈美だったが、 父・徳治郎(橋爪功)にも話していたと分かり、病室を調べると、、、盗・聴器! その後、水城が墓参りしていた人物が判明する 6年前に亡くなった加藤智美(上間美緒)のものだった。 当時、同じ高校の美術部員・恩田浩と岡本泰彦が、転落死した。 2人から暴行を受けた智美が疑いをかけ、水城と新田(伊原剛志)が捜査。 聞き込みへと自宅へと向かったが、 犯罪心理学の権威で、 警察大学校の教授である父・加藤善浩(柴俊夫)に射殺されたのだ。 それは娘の名誉を守るための行動。。。だった。 加藤義浩は、、、服役。。。転落死事件は、未解決事件となってしまった。 そんななか水城を撃った銃弾の線条痕から、加藤が娘を撃ったライフルと判明。 保管場所から、半年前、盗難にあっていた。 そして、加藤も、1ヶ月前に出所。 何らかの関係がある可能性があると見て、 真奈美、新田たちは、加藤宅を家宅捜索するが、何も見つからない。 加藤が服役中であるため、ライフルは盗めない。 調査をしたところ、服役中、加藤に複数回接触していた人物が浮かび上がる。 千葉竜吾(戸次重幸)。。。それは、警察大学校で真奈美も教えたことのある男。 千葉宅の家宅捜索で、加藤の書物が大量に発見され、 そのうえ、継続捜査班のメンバーの写真が大量に発見される。 ターゲットは、、、継続捜査班全員だと推測する真奈美。 そして送りつけられる“複眼の狩人”を名乗る人物からの、犯行予告。 直後から、捜査班のメンバーとその家族がターゲットとなってしまう。 そこで新田たちは、わざと吉崎仁美広報官(笛木優子)に発表してもらい、 千葉への挑発というかけに打って出るが。。。。。。 一方で、真奈美は。。。。。ある仮説を立て、逮捕されている加藤の元へ。。。 敬称略 なぜ、父が来るまで、撃たなかった? なのに、、水城さえ来なければと発言する男。。 と言う究極の疑問は存在するが、 そこは、ドラマってコトでスルーしておくこととする。。。。良いのかな? 今回は、総括気味で。 物語としては悪くないんですよね。 犯人が、、、悪意を持つ、、、言ってみれば真奈美自身。 犯罪心理学の権威である。 そう。ネタは悪くないのだ。 ただハッキリ言えば、 これまでのお話と同じく、 主人公が、違和感あるほど無駄に活躍しすぎていること。 そして、仮説を立てるまでの“過程”が、ほとんど表現されていないこと。 相変わらず、、、思いつきのプロファイリング と、、ネタを潰す違和感のオンパレードである。 このドラマの悪いところは、大きく分けて2つ。 1.違和感ある主人公の行動を含む、捜査班メンバーのキャラの使い方。 2.事件モノドラマにもかかわらず、動機も含めた作り込みの甘さ。 前者は、ドラマとして致命的な欠点であり、 後者は、事件モノドラマとして致命的な欠点である。 もう詳細は語るまい。 正直、メンドーだからだ。 ただあえて苦言を呈するならば、 もう少し、刑事モノドラマを分析して欲しいこと と そして、主人公を目立たせすぎるのは辞めて欲しいこと この2点である。 せめて、捜査をしているところが見えていれば、 違った印象だったんだろうけどね。。。。 刑事たち、根本的に捜査してないモン! よっぽど、同局の“熱海の捜査官”のほうが、捜査していますよね。。。。 コメディなのに! 結局、 作品としては、主人公のPRドラマ。。。。そんな印象である。 内容もなく、詰めも甘く、捜査で魅せもせず。。。。。目立つのは主人公だけ。 これまでの感想 第7話 第6話  第5話 第4話 第3話 第2話 第1話

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