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2010/10/01(金)20:58

NHK土曜ドラマ『チャンス』 第6回(最終回) 運命の最終コーナー

ドラマ系の感想(26713)

『運命の最終コーナー』 内容 “チャンス”を調教してくれたベテラン調教師・木川(宇津井健)が亡くなった。 沙矢子(藤原紀香)たちは、落ち込むが、そうも言ってられず。 世界的な投資家のアハマドに、 モンゴルの地下資源開発への協力を求めようとするが、上手くいかず。 愛馬チャンスについての話だけ。。。 それどころか、同席していた藤本(市川亀治郎)が大切な客であると言い放ち、 沙矢子は、それ以上の言葉が出ない状態だった。 そんなとき、チャンスがファン投票で有馬記念への出走の機会を得る。 と同時に、アハマドから、交渉の機会を得る沙矢子。 プレゼンへ向かった沙矢子。。。。そこには、藤本の姿もあった。 それぞれに必死にプレゼン、、、結果は後日。。。 やがて、有馬記念。。。 沙矢子たちのチャンス、、、そして藤本のフジノキングダム。。。。 運命の、、、因縁の戦いははじまった。 敬称略 今回は、総括気味で ほんと、、、、おしいことをしたよね。。。今作。 その言葉だけで十分なほどである。 原作は未読なので、どこまでが描かれ、表現されているかは知らないが あまりにも、盛り込まれたネタが多すぎること。 それが、 最後の最後まで、ドラマとして“薄い印象”に転換されてしまった感じだ。 たしかに、セカンド・チャンス。。。。様々なネタで再起の機会を 沙矢子&チャンスを中心にして、描いていたのは認めますし。 かなりキレイにまとめられているのは、理解しています。 ですが、、、ハッキリ言って。 “たった6回”のドラマで、描くほどの内容量ではないと言うコトなのだ。 それほど、描かれていることが、多い。 あくまでも、印象ではあるが、 通常のドラマと同じで1クール。。。10~12話程度にしておけば、 そう、、、倍の時間をかけて描いていれば、 間違いなく、、 もっと、感動的で、良い雰囲気のドラマになっていたと思います。 それだけ、どのネタも、、、エピソードも、かなり駆け足であり、 一部の物語なんて、沙矢子&チャンスが、ほとんど意味が無いものも。。。。 かなり、おしいことをしています。 “原作”があるのは理解しますが、 それを“ドラマ化”するならば、それなりに切り捨てるところは切り捨て、 集中するところは集中しないと、今作のような、 散漫、と言う以前に、かなり薄い印象しかないドラマになってしまうのは自明だ。 部分部分は、ホント、良いんですよね。 だからこそ、、、もったいない!ということである。 悪くないドラマだったのに、イマイチ盛り上がらず終わった感じである。 これまでの感想 第5回 第4回 第3回 第2回 第1回

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