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カテゴリ:ドラマ系の感想
『丙の回 漂白の憑依者』
内容 瀬文(加瀬亮)の前に志村(伊藤毅)の担当医・海野(安田顕)が現れる。 “神の手”と呼ばれる男。。。。その細胞を再生する能力があれば もしかしたら、、、志村を治せるかもしれない。 実は、、、会ったことがあるという。 妙なモノを感じる瀬文。。。。 そんななか、当麻(戸田恵梨香)と瀬文は、公安から張り込みを命じられる。 指定の場所にはガソリンスタンド。 そこで、突如、アルバイトの武藤純(清水優)が、ガソリンをバイクにかけ。 周りにまきはじめ、、火をつけようとしたのだった! すぐに、瀬文が抑え込み、、、最悪の事態は逃れる。 その後、取り調べで、妙なことを話す武藤。 “うちがこの乗っ取ってしたこと。この人には、罪はない。 うちが憑依できることをお見せしまひょ” と京都弁で話し始めるのだった。 すると、、、隣室で取り調べを見ていた当麻、瀬文、、、 ちかくにいた林実巡査(正名僕像)が、憑依状態!?に。。。。 同じ名前の“林実”という名前の人物に憑依すると、、、、去っていく。 武藤と林を検査しても異常はなく、自白剤などを使い分かったのは 共通点は、“京女の托鉢僧”と接触していたということだった。 どうすれば良いか分からないミショウであったが、 そんななか、日本各地で、“林実”の警察沙汰事件が発生する! そして警察に届けられる挑戦状。 “48時間以内に捕まえられない場合は、マスコミに憑依を発表する”と ついに、、、“林実”による殺人事件が発生する。 被害者は、IPS細胞研究の第一人者・中山和紀(山浦栄) 犯人は中山の助手である、、、林実(村杉蝉之介)。 取り調べでも、、、憑依なのかどうかさえ分からない。 全く打つ手がない状態に陥ってしまうミショウ。 だが、当麻は。。。。。 敬称略 いろいろな可能性を考えて、 無いモノを消していき、 残ったモノが、たとえ、、、奇妙であっても。。それが答え。。。 って、、、誰が言ったっけ。。。ホームズだっけ。。。 そんなコトを、感じた私。 ま、、刑事モノ、事件モノなどの楽しみ方の一つである。 当然、推理小説もね! 今回は、憑依事件。 謎解きはともかく。 どうしても気になったのは、 当麻のお習字の時間に、瀬文がいなかったというのに なぜ、瀬文は緊急事態を知ることが出来たんだろう?? そんなコトが気になりましたが。。。まぁ。。いいでしょう。 それなりに楽しかったしね。 “一”と当麻に関係があるのも分かったし。 ただ今回見ていて思ったのだが、 前回は、セリフだけ。。。今回は、ある意味、普通の事件で SPECの表現に、“凄さ”のようなモノを感じにくいのだが。。。 たしかに、問題解決部分で、 連続して憑依を行い、“不思議さ”は見えているが、 そこに、、能力を使った“凄さ”のようなモノがあるわけではなく、 変な言い方だが。。。俳優さんがひとり芝居。。。。 そんな印象が強い。 イヤな言い方であるが、 もう少し、、、“悪事”“悪意”を感じるような“事件”にならないのかな? もちろん、 “本当に憑依なのか?”というこのドラマを否定するような 究極の疑問が、頭の中を回り続けているのが、最大の問題なのだが。。 そう。。。ホントは、そこなんだよね。 考えてみれば、今作の登場人物。 瀬文、当麻。。。ともに、事件を解決し不思議体験をしているが 彼ら、、、ドラマの後半で“SPEC”を信じるようなことを言うが、 必ず、、前半では、疑いの目を向けている印象がある。 もちろん、本当か、嘘か?と言う部分も リアルで考えればあるわけだし、 警察が動くとなれば、そこに“真”がなければ、動けないのも分かる。 が、、あくまでも“ミショウ” 本来、、、初回の物語のように “SPECありき”の演出で2人が動いていれば、 こんな奇妙な印象にならないと思います。 事件解決が物語のメインであっても、 もう少し、ミショウであること。。。SPECありきであることを 表現する必要はあると思います。 悪くないんですけどね。。。 見れば見るほど、モヤモヤするモノがあります。 別に、犯人当てなんて、どうだって良いんだよね。 ほんとは、SPECを楽しませなきゃならないんじゃ? これまでの感想 乙の回 甲の回 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2010年10月22日 23時14分08秒
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