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カテゴリ:ドラマ系の感想
『暴かれたヒスイの謎・糸魚川』
内容 老中・土屋(小野寺昭)に様子を見て欲しいと調査を依頼された糸魚川が、 目前となった老公(里見浩太朗)一行。 だが、そのころ江戸では、老中・大久保加賀守(近藤正臣)が、 腹心の若年寄 内藤右近太夫(永野典勝)、 大目付 丹羽采女正(油井昌由樹)を呼び寄せ、対策を練るよう注意していた。 その内藤の配下の菱川権六(須藤雅宏)大月兵庫(田中晶)らが手を回し、 糸魚川で密貿易の首謀者・鳴海屋仁蔵(深水三章)、番頭・和助(上杉祥三)が、 動き回り、代官所からの宿改めなど、全く泊まる宿さえなくなってしまう老公。 そんなとき言葉の不自由な木こり熊五郎(谷村好一)と出会うのだった。 その熊五郎の元で、夜を明かすことになった一行は 今は家にいない熊五郎の息子・庄太(土屋裕一)を慕うお美野(内田もも香)が 熊五郎の世話をしていると知る。 翌朝。。。助さん(東幹久)格さん(的場浩司)が、 一宿一飯の。。。と作業をしていると。。小屋の中で翡翠を発見するのだった。 どうやら村では“青石”として、普通に漬け物石などに利用されているよう。。。 熊五郎は、石を見つける名人だと知る老公達。。 そのころ、廻船問屋・鳴海屋で働く庄太は、屋敷内の蔵で翡翠があるのを見つけ それを和助に見とがめられるのだが、 村では普通に利用されている石だと分かり、鳴海屋達は庄太の父・熊五郎を脅し、 翡翠の採取へと向かうのだった。 一方、お美野は、鳴海屋の翔太を訪ねたが、いないと言われていた。 昨日から、熊五郎も姿を消し、何かがあると考えはじめる老公。 弥七(内藤剛志)楓(雛形あきこ)、助さん、格さんに 鳴海屋周辺を探るよう命じるのだった。。。。 敬称略 今回は、糸魚川 今シリーズの、、、サブの目的地である。 メインはもちろん、、、老公の息子がいる。。。。。 そのため、ある意味“折り返し”と言って良いエピソードですね。 物語は、旅の始まりである“ヒスイ” 偶然とはいえ、ヒスイを普通に利用している村人達に出会う老公一行。 悪事の真相に近づきつつも。。。。。。 と言う感じだ。 なかなか、良い展開でしたね。 変な言い方ですが、“水戸黄門”にしては、ドラマティック!! まさか、悪事を働いた者達が。。。。。。 その流れで、老公達が下手人になりかけるという で、仕方なく。。。。。印籠。 格さん“この紋所をご覧あれ!! 物語の途中で、事件に巻き込まれたり わざと事件に巻き込まれたり、、、することはありますが まさか、最終場面で、、、下手人になりかけるとは!! ほんと、ビックリしてしまいました。 印籠のタイミングも、コミカルではあるが、 “こういう出し方もある”と感じさせる、ナイスアイデア! 結局、老公であると知った人は少ない物語ですが、 それは、今シリーズのつくりかたの1つなのでしょうね。 わざわざ真実を知らなくても、良い。。。 ある意味、リアリティの追求かもしれません。 シリーズ上、あまり見たことのない演出も多々あり、 先ほども書いたが、、ドラマティック! 飽きさせない。。。。ということもあるのでしょうが、 今シリーズ。。。心機一転ということでは、成功と言える 今回のお話だったと思います。 そういえば、 ようやく“越後のちりめん問屋の隠居”というのが、明確化されましたね。 道中手形で登場させるとはね! たしか、今シリーズ始まった頃は、 別の名前を言っていた場面もありましたし、 完全に、設定が全て盛り込まれたと言う事なのでしょうね。 あとは、、、人間関係。。。特に、親戚筋を表現するかどうか?ですね。 最後に、ホントにどうでも良いことをヒトコト。 これまでのシリーズと、微妙にカタチが違うため 必ずあるはずの殺陣がなかったり、そのほかの演出も微妙に捻っていたりと。 サプライズとして楽しみはあるのだが、 なんか、妙な気分があるのも事実でしょうね。 ま、、、いいんだけどね。 次回は、富山 これまでの感想 第4話 第3話 第2話 第1話 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2010年11月09日 21時05分01秒
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