レベル999のマニアな講義

2010/11/12(金)17:59

花嫁のれん 第10話

ドラマ系の感想(26933)

内容 大女将・志乃(野際陽子)が、いない“かぐらや” その“かぐらや”に、 毎年同じ時期に来る常連客の森岡(大石吾朗)がやってくる。 だが部屋の空きが無く、いつもの部屋“松の間”ではなくなってしまっていた! “浅野川”が見える部屋で。。。。それが全てだった。 志乃がいないため、若女将・瑠璃子(里久鳴祐果)が謝罪するが。。。。 大女将が信用して女将の代わりを務めさせてもらったのにと、、落ち込む瑠璃子 伸也(小林すすむ)照子(烏丸せつこ)は、何とかしてやりたいと 板長であり瑠璃子の祖父でもある辰夫(山本圭)に相談するが、 “若女将が、どうするべきかを考えるべきこと”と、諭されてしまう。 一方、森岡の様子がおかしいことが気になり始めた奈緒子(羽田美智子)は、 仲居頭・照子から、森岡について話を聞くと。。。。 季節になるとやって来る常連客の森岡。 3年前に、妻を亡くしてからも、毎年やって来るのだという。 そのころ、伸也と照子は、何とか、わびを入れようと 芸妓を呼び寄せるのだが、森岡は拒絶。 謝罪するしか無くなってしまう瑠璃子。 森岡は、“明日の泊まりはキャンセルする”と、、、告げるのだった。 その後、謝罪に訪れた辰夫に、十分な謝罪は受けていると。。。話す森岡。 友人だからこそと。。。。 実は、川で友禅流しをしていた風景。。。その思い出のためだったと告白する。 それを耳にした奈緒子は、良樹(内田朝陽)に相談し。。。。 敬称略 ひとは良い思い出があるからこそ、生きていけるって 思ってもらいたいの。 そっか、、、生け花が、、、そう、、繋がっていたんだ!! 浅野川の反物などで作った、、、 まるで、それは、、、川を流す反物のように。。。。 紅葉の世界 号泣する照子が、全てを表現していると言っても過言ではない 照子“また奈緒子さんが、余計なことを そして、極めつけは、、 志乃“良き思い出は、心の宝 これで、今週の全てのネタフリが、全て繋がりましたね。 素晴らしい。。。ほんと素晴らしい。 ドラマとして、渾身のつくり。。。。出来だったと思います。 しっかし、よく練り込まれているのが分かるドラマですね。 ここまで練り込めば、中途半端なところも出てくるはずなのに、 キッチリ、回収している。 素晴らしいですね。ホント。 個人的には、もう少し、、、ッてところもあるのだが。 というのも、 この主人公。 よくある主人公とは違い、“自分で!!”という感じじゃないんですよね。 おくゆかしい。。。といえば、そういうことなのだが。 序盤で表現されていた、キャリアウーマン的な印象が少なくなり、 なんていうか、、、、聡明? そんな感じになってきているんですよね。 みんなの話は、キッチリ聞いているし。 そういう意味では、目立たず、それでいて仕事をするという 通常のドラマの主人公とは、少し違う主人公になっていますね。 そう、、、もう少し、目立たせてあげればいいのに。。。ってことである。 ま、 目立たないように。。というのが、今作の肝であり それでいて、様々な経験。。。年齢などが、 キッチリ表現されているとも言えるのですけどね。 このあたりが、ドラマとしての好みが分かれるところかもしれません。 言ってみれば、“手柄”じゃない。。。。ってことである。 自分も満足。。。と言う部分が、 何らかのカタチで表現されても良いかもしれませんね。

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