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カテゴリ:ドラマ系の感想
『最期の面会の奇跡』
内容 突然、迫(津田寛治)に殴りかかった渡瀬満(ARATA) 保護房へと入れられる渡瀬だったが、その口から思わぬ事を聞く直樹(伊藤淳史) “人を斬った感触が分かるか?”と。。。。 先日まで無口で静かにしていた渡瀬の猟奇的な言動に、 直樹は妙な違和感を感じていた。 そんななか深堀(柄本明)から、直樹の血で汚れたTシャツを洗えと命じられる。 実の父と深堀の関係を知ってから拒否感を感じていた矢先のこと、 直樹は、、、渋々、、、仕事だと、洗うのだが。 そこへ、若林刑務官(塩見三省)から呼び出しを受ける。 深堀の死刑執行命令が出たと。5日後には執行されると言う事だった。 妙なモヤモヤは、守秘義務もあり、 恋人・麻美(香椎由宇)にさえ話すことも出来ず。。。苦しむ直樹。 が。。。同僚の望月加奈(木南晴夏)の言葉に引っ掛かりを覚える。 “一番の凶悪犯なのに、なぜ、カワイイTシャツを?” 深堀には娘がいる。 何かがあるのではと、娘・市村百合(西山繭子)を探しだし、 話をしようとする直樹だが。。。 “わたしには別の生活があるんです”。。。。と言われてしまうのだった。 敬称略 かなり厳しい言い方をしますが。 ちょっと、柄本明さんに、頼りすぎていますよね(苦笑) 今回やったことを、大雑把に言えば。 深堀の死刑執行 それだけである。 いつものような、『思いをくみ取る作業』も、 深堀と直樹の関係が強すぎるため、かなり中途半端で。。。。 極論を言えば、娘もTシャツも必要なかった感じだ。 それに拍車をかけるように、 深堀と直樹の接触している部分が多く、 そして、深堀の強烈な個性。。。柄本明さんの演技が強烈すぎて、 すべて、その怪演に持って行かれてしまっている印象だ。 そのため、内容らしい内容が、ほとんど無い感じ。 たしかに、直樹の物語として考えれば、 それが『1つの結末』であるのし、仕事としても『結末』なのだ。 その意味では、表現していること自体は間違っていない。 かといって、 ここまでの表現をされてしまうと、 ただ引き延ばしているだけにしか見えないのも事実なのだ。 途中に、渡瀬まで絡ませているしね! 結果的に、どこを描きたかったのかが分からなくなってしまっている。 もう少し整理整頓し、深堀に絞り込んだ方が良かったかもね。 どうしても。。。なら、 もっと、直樹とぶつかっても良かったんじゃ? 個人的には、もっと若林を絡ませて欲しかったんだけどね。 できれば、、、父。。。。大杉漣さんも! だって、その部分の方が、重要だと思います。 これまでの感想 第7話 第6話 第5話 第4話 第3話 第2話 第1話 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2010年12月06日 23時41分11秒
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