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カテゴリ:ドラマ系の感想
『永遠に愛してる…』
内容 黒幕・三沢準(柏原収史)を呼び出し、代議士の父・豪(津嘉山正種)とともに、 破滅させると宣言する芽衣子(菅野美穂) だがもしも、堂島(唐沢寿明)の原稿を公表されたくなければと、、 ある条件を持ちかけるのだった。 そのころ、芽衣子が宇喜田(吉田鋼太郎)に渡そうとしていたUSBメモリに 準への復讐が書き込まれた映像を見つける万里(吉瀬美智子)と真島(玉木宏)。 万里は、芽衣子の命がねらわれていると、消息を探すが。。。。 一方、三沢の屋敷前で、見張っていた真島は、 謎の男から、、、デジカメを手渡されていた。 堂島からの動画メッセージ。。。。 黒幕が法務副大臣の豪とその息子・準であるという告白だった。 そんなとき、目の前の三沢の屋敷に、準と一緒に入っていく芽衣子。 “今後の生活を保障する” と言う条件で、和解は成立したと準に告げられた真島は、追い返されてしまう。 捜査一課に戻った真島だったが、万里とともに手だてが無く困り果てていた。 すると同僚の門倉(RIKIYA)から有力情報を得る。 そのころ、父・豪に追い詰められていた準は、 芽衣子との約束通りに、豪を毒殺。 自殺を図ったと連絡を受けた真島は、三沢の屋敷に駆けつけるが すでに、芽衣子の姿はなかった。 すると“上”からの圧力で真島は逮捕されてしまい、 芽衣子のことを真島は、万里に託すのだが、どこを探しても見つからない。 そんなとき、準が屋敷から姿を消してしまう。 そこで万里は逮捕されている真島を開放。 真島は、堂島が残したメッセージをもとに、桜葉館学園へ。。。。 敬称略 ダラダラと感想を。。。 『復讐の後には傷以外、何も残らない』 どうやら、いろいろと恨みや、なんだかんだと盛り込んで ただただ切なく、、、残酷な結末を表現したかったようだ。 まあ。復讐者を見て、復讐心があった男が。。。 って言うところもあるのだろうけどね。 でもそれ、ある意味モヤモヤ解決だが、 数回前に終わってしまっていることだし。。。。 ただまぁ 最終的に『回想』で補足しているが、 もう少し、2人の関係を描いていれば。。。でしょうね。 たしかに、描いていないワケじゃないのだが 序盤の展開が、何を目指しているのかが分からなかったというのが 描く時間を短くしてしまったというところでしょう。 ドラマとしては、 最終回。。。。 『他人の人生をもてあそんだ罪は死に値する あなたの命で償いなさい。 そして 『死んで罪を償えると思うのか 生きて償え 待ってるから。いつまでも待ってるから 野上芽衣子、殺人容疑で逮捕する。 と、、最後の復讐も行ったし、 ベタな展開も盛り込まれたし、 結末の賛否はともかくとして、 思った以上に、キレイにまとめてきた感じである。 最も気になっていた俳優。。。横山めぐみさんの意味も分かったし(笑) ってか、、なぜ、ここに配置されているのか、ずっと謎だったしね!! 少し唐突すぎる部分もあったことはあったが、 ばらまきすぎたネタを、キレイに回収したと思います。 その意味では、本当に良くできた最終回である。 さて。ドラマ全体を見て。 やはり、中盤アタリで方針転換されたというのが、ポイントでしょうね。 前後半で、明らかに印象の違う作品となってしまった。 前半は、復讐劇。後半は、物語の解決と真相&恋バナ 最終回では、両者を融合させているドラマとなっているので 良くできたと言うべきでしょうね。 『好み』はあるんだけど。 ただ明らかに、方針転換、、、テコ入れがなされて 表現が分かり易くなる、、、『以前』でしょうね。 隠しているナゾが多すぎて、俳優さんの演技だけで魅せていた感じ。 この部分を、もう少し。。。 できれば、真島よりも琴美アタリとの関係を描いていれば、 『もしかしたら』という部分も生まれてくるだろうし、 飽きの来ないオモシロ味のある復讐劇だったかも知れません。 が。。謎がねぇ。。。 先に引っ張って、興味を惹く演出のつもりだろうが さすがに引っ張りすぎて、三話目当たりじゃ、 何のための物語なのかさえ分からないという状態。 そう、、復讐劇が、復讐に見えず ただの殺人鬼のお話に見えてしまっていたと言うことなのだ。 そのためドラマとして、イマイチ物語らしい物語が描かれず 見ていても二話目にはすでに、、マンネリ感。 中盤で転換して、持ち直して、 なんとか、ドラマの根幹が復讐であることを表現し 取り戻してきた印象だ。 恋バナ1つとっても同じコトだ。 隠すモノは隠す、隠さないモノは隠さない もう少し見せるモノを見せて、真意をシッカリ描いていれば もっとオモシロ味のあった作品だったかも知れません。 最終回が、拙速ではあるが面白かっただけに、 かなりおしいことをした感じですね。 これまでの感想 第10話 第9話 第8話 第7話 第6話 第5話 第4話 第3話 第2話 第1話
最終更新日
2010年12月21日 23時27分15秒
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