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カテゴリ:ドラマ系の感想
『女教授殺害予告!守りたい嘘
内容 分室へ南雲(藤木直人)を連れ戻すため講義を聴いていた瀬川(松下奈緒) そんななか、大学内で騒ぎが起きる。 稜南大学の理学部教授・梶間久美(とよた真帆)の刺殺体が、見つかったのだ! 第一発見者は、梶間の教室の大学院生・藤田綾子(加藤真弓) かなりのショックを受けているよう。 そこに、博士研究員の平山美鈴(田畑智子)がやってきて、彩子を慰める。 その後、鋭利な刃物で複数回刺されているため、 犯人は返り血を浴びている可能性が高かったのだが、、目撃者はいなかった。 やがて、ネットに教授に対する殺人予告があったことが判明。 そしてかつて大学にいた学生・小柳保(柄本佑)の書き込みとわかる。 そのうえ、ここ1ヶ月の間、梶間に度々接触、口論している目撃情報があった。 そこで凶行犯捜査課は、小柳への任意同行を決断するのだった。 取り調べで、すぐに犯行を認める小柳。 ただ岩崎(北村有起哉)たちが、逃走について聞くと、どうも曖昧で不自然。 それを見ていた南雲は、小柳が犯人ではないと断言。 “真犯人ならば、捕まることも覚悟の上で犯行を犯すはず”と持論を展開する。 そんななか、被害者の詰めに残っていた皮膚片が、小柳のDNAと一致。 と同時に、近くのコンビニ防犯カメラに映っていた立ち去る小柳の映像には、 返り血を浴びた様子はなかった。 殺人をしていないと確信した瀬川は、小柳を取り調べるが、 どうしても、自分がしたと言い張る小柳。 明らかな嘘。。。誰かを庇っているようだった。 南雲は、1年で13冊を出版したという梶間の本の内容を読んだあと、 何者かが梶間に代わって原稿を書いていたと確信する。 そして葬儀の場で、質問した時の平山の冷静さ。 その場での平山とその婚約者・安部准教授との関係の異様さ。 何らかの関連があると、、、瀬川に捜査するようにと命じる。。。。。。。 敬称略 ダラダラと、、、感想 根本的に、、、このドラマ。。オカシイですよね。 心理学教授・南雲の。。。存在意味が、ほとんどありません。 たしかに、 捜査の“きっかけ”には、なっているため、 瀬川が行動する理由づけにはなっているのだ。 だが、問題点はただ一つ。 証言が曖昧な時点で、捜査が中途半端である可能性が高いわけで、 その中途半端さがあるというのに、 南雲が、行動がオカシイなどと指摘したところで、 その指摘には、説得力がないのである。 そうなのだ。 今作。。。あれだけの捜査員がいるにもかかわらず、 捜査がシッカリされているような印象を受けないと言う事である。 たとえば。後付けで出てくる防犯カメラの映像一つとっても同じコト。 詳細な捜査がなされていないのに、 南雲が心理学で指摘してばかりなのである。 明らかに、捜査の中途半端さだけでなく、 ドラマとしての流れで考えれば、順序が逆ですよね。。 もう、根本的に、ドラマとしてだけでなく、 刑事モノ、事件モノドラマとして、間違っています。 役割分担があるならば、主人公以外もシッカリしなければ、 主人公たちの行動が引き立つことはあり得ません。 まして、捜査というモノや、証拠というモノが ドラマの根幹を支える刑事モノドラマにとって、 捜査がなされていないことは、大問題。 主人公が、後で行動して見つけまくって。。。。って、、、 それは、主人公の活躍に当たりませんよ!! 主人公は、他の人がやっていないことをしてこそ、主人公でしょ!! 今作がやっていることは、 捜査の穴埋めであり、、、、心理学にも意味がありません。 あまり書きたくないが、他局の刑事モノでも この間違いを犯している作品が、今期ありますよね。。。 どうしても、大人の事情で俳優さんを活躍させたいのならば、 せめて、捜査の尻ぬぐいをやっている印象にならないコトをしなきゃ!!(苦笑) これまでの感想 第1話 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2011.01.18 22:08:47
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