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カテゴリ:ドラマ系の感想
『誘拐連鎖…表情分析が暴く嘘!!』
内容 ジャーナリストの風間貴則(安田顕)が、 海野康弘(平賀雅臣)というナイフを持った男に襲われた。 偶然通りかかった、森本義男(入江毅)という通行人により、犯行は阻止! だが、海野は叫ぶのだった。。。“時間がないんだ~” 風間を殺さないと娘が殺されると。。。。 2日後。海野の娘・由美子(黒坂真美)の遺体が発見される。 京都府警捜査一課一係長の真田英俊(高嶋政宏)らが駆けつけ、捜査が始まる。 とそこに、特別捜査支援班の犯罪プロファイル担当の御子柴衛(桐山漣)が現れ、 違和感を口にするのだった。 風間狙いなら、人質を取って脅迫する必要はないと。 元鑑識係のエースで支援班の鑑識担当・友枝凛子(大塚寧々)は、 被害者のポケットに土を見つけ鑑識係の桜井慎吾(白石隼也)に調べるよう指示。 そして遅れて、心理学者の桐島孝作(船越英一郎)がやってくる。 “人の心を読む”という天才心理学者らしいが。。。。。 やがて図書館に勤めていた由美子に言い寄っていたという男。 浦辺誠二(野間口徹)の目撃情報がはいり、真田たちが聞き込みへと向かうが、 食事に誘ったことは認めたモノの、約束があると断られたといわれてしまう。 一方、ひとりで勝手に、海野を取り調べたりしていた桐島は、 なぜか風間のもとを訪れていた。 世間話をしながら、風間の部屋の様子をうかがっていた。 そして親友・塩山健二(尾方裕司)の命日だと、墓参りまでついていく桐島。。。 そんななか、森本香里(福井美都)という女子高生が誘拐。 先日、風間を助けた森本義男の娘だった!! “明日の24時までに、風間を殺せ” 明らかな警察への挑戦状であると、真田は捜査員たちに全力で救うよう命じる。 だが、、、桐島は、森本香里が狙われたのが、変更を阻止された腹いせならば 犯人が現場にいた可能性があると考え、防犯カメラの映像をチェック! するとそこには、、、、浦辺誠二の姿があった!! 真田により、浦辺の取り調べが行われるのだが、 その様子を別室で見ていた桐島は告げる “彼は、ホンボシじゃなさそうですね” その説明を真田たちにする桐島。 そんなとき、異常事態が!風間がテレビで挑戦的な言動を。。。。。 敬称略 公式HP http://www.tv-asahi.co.jp/honboshi/ 心理学や、プロファイリングを使ったドラマが ここのところたくさん放送されていますが、 まあ。。今作が、ホンボシ。。。ならぬ、、本命でしょうね。 今作を見てヒトコトあるとすれば。 新シリーズの開始と言うコトで、説明じみた部分もありましたが 登場人物の役割分担だけでなく、事件解決までの流れも含めて “さすが木曜ミステリー!!”という印象のドラマでしたね。 ミステリーとしても、ミスリードも含めて、ホントに良くできているし。 キャラ紹介としても、人間関係の構築の始まりと考えれば、 良い感じのお互いの関係が表現されていますよね。 お互いがお互いの役割を理解していますしね。 秀逸なのは、 役割分担と、事件解決 そして、主人公の“推理”が、かなり上手くかみ合っていること。 主人公が、どういう人物か? というのを 主人公の行動だけでなく、他のキャラの行動でも補足し 見事に描かれ方をしていたと思います。 “物事を型にはめて考える思い込みが、真実を見えなくする” スキームと言うコトを使っているのも良い感じでした。 少し変わった演出もありますが、 これが、今作の演出の仕方なのだろう。 “分かり易い” と言う事にしておきます。 それにしても、良質のミステリーでしたね。 個人的に、よくできていたなぁ...と感じたのは、当然キャスティング。 やっぱり“俳優の実年齢”というのは重要ですよね。 “帝王”がどうかとか、“演技力”がどうとか。。そういうことじゃなくて、 ひと目見て、船越英一郎さんの年輪が、説得力を生んでいますよね。 なんか、今作を見ていると。 “こう言うことをしなきゃ、ダメなんだよ”と 制作陣が、挑戦状をたたきつけているようですね(笑) 。 一つだけ気になったこと。 取り調べは、毎回、、可視化???
最終更新日
2011年01月20日 20時57分13秒
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