レベル999のマニアな講義

2011/02/14(月)17:55

スクール!! 第5話

ドラマ系の感想(26859)

『一緒に帰る場所は学校だ!!』 内容 登校拒否をはじめた教師・大橋(塚本高史)は、警察のやっかいに。 教師を辞めることを告げる大橋に、なんとかしようとする成瀬(江口洋介)。 その成瀬に対し、桐原(西島秀俊)は、注意する。 “あんたには、人の心が分からないのか。悪意は人の心を蝕む。  でも最後の最後に人を追い詰めるのは、無知で無邪気な善意だ!” 引っ掛かりを覚える成瀬であったが、大橋を武市家へ連れ帰ってくる。 大橋の状態を知りながら、武市幹城(岸部一徳)吉村百合子(堀内敬子)は 温かく迎え入れるが。。。。。 翌朝早く、、、かの子(北乃きい)と大橋をたたき起こした成瀬は、 ゼネコンの後輩・杉山(阿南健治)とともに、、、河川敷へ。 強制的に学校を休ませて、工事の手伝いをさせるという。 “とにかく動け”と叱咤激励!2人を現場に残し、自分は学校へ出勤する成瀬。 成瀬は、職員会議で、2人が欠席することを報告した上で、 5年生の教師として、臨時教師を頼んだと告げる。 それは、、幹城と百合子だった!!! “おにぎりを作る”という。。。。。 バカバカしいと、、教室を抜け出す翔子(荒川ちか)に 大橋が記録していた翔子の姿を語った上で、“悲しいヤツだ”と告げる成瀬。 その後、成瀬は、、、現場の大橋の前に現れ。。。。勝負を。。。。 敬称略 勝負だなんて、、、 もうすでに、何のドラマをやっているのか分からない今回ですが。 それでも、 成瀬の強引さと、大橋の教師としての気持ち。 両方を『おにぎり』で、上手く繋げた...と言えるでしょう。 かなり強引ではありますけどね。 『個性』というのは、そういうものだし。。。 “悪くはない”というところでしょう。 大橋という教師の物語としては、 生徒に向かい合っていた過去だけで無く、現実も表現され、 無理矢理加減はともかく、、、悪くはないと思います。 一方で描かれた、桐原、 『真剣に教育に向き合えば向き合うほど  簡単に、子供を好きだとは言えなくなります  時には、嫌いだとすら思うこともあるでしょう  それが現実です  それでもなお、教壇に立ち、  子供達の将来のために自分の将来を差し出す覚悟がある人間だけが、  教師になる資格がある キレイに、、、そこそこまとまった。。。かな。 っていうか、不登校の少年とか、なぜか偉そうな少女とか 結果的に、全く変化が見えないクラスの生徒たちとか。 やる必要もないコトを、無理に入れていますけどね。 ここが、ホントにワケが分からない今作。 大風呂敷を広げているという、、以前に、 ドラマとして、事件を描いたり、主人公が色々なことをしたりしているわりに、 この学校、、いや、このドラマ、 ほとんど、、初期状態と変化が無いんですよね(苦笑) 今作。。。それなりに、ドラマとしての『エピソード』は、 散漫ではあるが作られています。 その部分の解決などは、オモシロ味ではあるのだが、 結局、何も変わらなければ、オモシロ味も消滅。 なんのためのエピソードだったのかも分からないという 無限ループ状態に陥っています。 ホントに今作は、何をしたいんだろう? 個人的には、そんな気持ちにしかなっていません。

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