レベル999のマニアな講義

2011/03/27(日)01:08

土曜ワイド劇場『愛と死の境界線~隣人との悲しき争い』

ドラマ系の感想(26725)

「愛と死の境界線~隣人は殺人者!  悲しき美人妻と家族の絆、土地争いに隠された驚愕の真実を暴け!!」 内容 夫・遼一(三田村邦彦)とある事が原因で離婚。 息子・大地(原田一輝)を引き取り、 絵本作家としても活躍する西脇ゆう子(黒木瞳)は、 アシスタントの市村拓也(徳井義実)と五十嵐留美(真野裕子)ともに 土地の境界を画定する仕事をしている土地家屋調査士である。 そのゆう子のもとに、牧橋善作(寺田農)が訪ねてくる。 妻と息子に生前贈与する隣家との土地の境界を復元して欲しいと言う依頼だった。 そんななか、山下征治(松重豊)という刑事がゆう子のもとにやって来る。 かつてゆう子が調査した土地で、身元不明の女性の遺体が発見されたと。 トラブルがあったのではと言うことだったが、 まったく、話す事も無く仕事へ戻っていくゆう子。 牧橋のもとへ向かうと、 隣人の原田淳志(秋野太作)と その娘・千賀子(秋本奈緒美)の婿・江木義彦(半海一晃)が、 牧橋とトラブっていた。 アシスタントの留美が付近を調べると、杭が抜かれていた痕跡が! 牧橋の土地を原田宅が侵食しているよう。。。 登記された測量図をもとに測量を始めようとしたところ、 なぜか、山下刑事が現れる。 被害者の古川みずる(川上藍子)が、江木の愛人だったのだ。 殺された当日、目撃証言がアリ、事情を聞くためやって来たという。 だがなぜか、牧橋が、江木と一緒だったと主張しアリバイ成立かと思われたが、 事情を聞きたいと、任意同行を求められるのだった。 その後、牧橋から、事情を聞くゆう子。 はじめは原田淳志の家族と仲が良かったと言うが、 江木が、千賀子、娘・サエカ(田辺桃子)と原田宅に転がり込んでから、 関係が悪くなったという牧橋の妻・光江(赤座美代子)と次男・裕二(宍戸開) 一方、山下は、江木を取り調べるが、アリバイがあるためどうにもならず。 2000万の借金があるのは分かっているのだが。。。 そんななか、不動産会社の奥野大介(デビット伊東)がゆう子のもとに現れる。 牧橋家を含め、一体はマンション建築計画があるため、 土地の分割を辞めて欲しいという。。。 その一方で、牧橋家には、長男の哲夫(西村雅彦)がやってきていた。 いずれマンションが建つなら、分割しない方が高く売れると猛反対。 哲夫はゆう子の元にも現れ、同じコトを主張する。 が。。。ついに事件が発生する。 原田家前の路上で、奥野の撲殺死体が発見されたのだ!! 土地トラブルを目の当たりにしていた山下は、 ゆう子が何かを知っているのではと、話を聞こうとするが、 特に、何も話すことはないというゆう子。 引っかかるものはあったのだが。。。“守秘義務”を主張し語らずにいた。 死体が見つかる直前、容疑者として連行された善作から 妙な電話があったのだ。。。。。 敬称略 ある殺人事件が発生する。 土地トラブルによる殺人事件だと思われたのだが。。。。 実は、そこには、深い意味。。。。家族愛の物語がアリ、、、、 って感じですね。 主人公の家族愛と事件を重ねたり 事件モノとしてもミスリードが描かれたりと ドラマとしては、悪くないと思うのだが、 見ていると。。。。 ボーダーライン。。。境界線 ということで“土地家屋調査士”というものを使っているのだが、 さすがに、強引すぎて、 だって、人間関係の調査などって、、、踏み込みすぎだよね。。。 そのうえ、途中から。 すでに、いてもいなくても良い状態になっているという 主人公なのに、あり得ない状態(苦笑) いや、、、 ドラマとしてはね、悪くない愛の物語に仕上がっているんだけどね! あまりこういった表現はしたくないのだが、 いっそ、“刑事ドラマ好き”“お節介すぎる”“気になる性格”だとか、 そういった、2時間サスペンスにありがちな設定にしておいた方が、 まだ、、、普通に見ることが出来たような気がしますが。 重ね方は悪くないのになぁ。。。無理矢理過ぎるからね。。。 刑事もいるのになぁ。。。

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