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カテゴリ:ドラマ系の感想
『あの人は今どこに……京都の思い出殺人事件!!』 内容 おみやさん(渡瀬恒彦)と洋子(櫻井淳子)が、街を散策していると 目の前で、胸を押さえうずくまっている女性(草笛光子)を見つける。 駆け寄る2人だったが、、、すぐに治まるから。。。と。。 そのころ鴨川東署の刑事課の面々は、京都のとある渓谷にいた。 橋から転落したと思われる男性の死体が発見されたのだった。 橋の上に血痕があったことから殺人と推測され、 現場に残された名刺から 被害者は美術評論家・藤沢さとし(国木田かっぱ)と判明する。 そして現場には、、、1枚の絵が残されていた。。。。 一方、助けた女性・川本ゆきを小料理屋“てっ平”に案内するおみやさん。 一息ついて落ち着いてきたゆきは、東京から京都にやって来た理由を話し始める。 かつて女学校時代京都に住んでいたゆき。 京都のあちこちをスケッチしているときに同い年の男性と出会ったのだという。 初恋だった。ふと会いたくなり、思い出の寺を訪ねるためにやって来たという 54年ぶりに、初恋の相手・千葉彰正を探していると知り、笑顔の洋子。 ただ、、、その名前を聞いて、おみやさんは、、、ある事件を思い出していた。 14年前、左京区版画家殺人事件。 その被害者の名前が、、、版画家・千葉彰正(蟷螂襲)だった。 当時、初動の遅れもアリ、動機などもつかめず迷宮入りした事件。 おみやさんは、今朝、転落死体の発見現場で見つかった絵を版画のコピーと断定。 それも千葉の弟子で後継者と言われていた丸茂晃(二階堂智)の作品の一部だと。 被害者の藤沢の靴下に版木に使われる桜の木のクズが付着していると知り、 おみやさんは、、、丸茂のもとを訪ねることに。 が。。。コピーの“きみの名を”という言葉を出した途端、 なぜか、激昂する丸茂。 一方で、丸茂と藤沢の周辺を調べていた刑事課。 藤沢が、“きみの名を”が盗作だという論文を発表予定だったと見つけ出す。 村井課長(片桐竜次)は、動機になると考え、捜査するよう命じるが。。。。 突然、その刑事課、、、に丸茂が現れる。資料課を探していると。 川本ゆきの名前を思い出したとおみやさんに伝える。 そして、、おみやさん達の紹介で、ゆきと会った丸茂。 しかし昔話を始め、どこで会っていたか尋ねた途端、、、再びゆきが倒てしまう。 その後、入院することになるゆき。 金福寺だと丸茂たちに伝えたところ。。。。 敬称略 事件の方は、、、 美術評論家の転落死体の現場に、版画の一部が! その作家、、、版画家が、盗作を疑われ、、、それが動機と思われた。 一方で、おみやさんは、ひとりの老女と出会っていた。 その盗作の元になった絵の版画家を初恋の君だという女性。 調べていくウチに、弟子が亡き師匠の絵を盗作したと分かってくるが。。。。 って感じだ。 女性。。。草笛光子さんを中心に絡めてしまっているため 事件の方は、シンプルなのに、 お話自体は、妙な方向のお話になっていますね。 まあ。 『おみやさん』は、人情モノのドラマだから 54年前の初恋。。。ということで、 良い雰囲気を醸し出している、、、1つのファンタジーであるし。 版画に込められた作家の思い。。。。恋を上手く描いていると言えますが。 なんていうか、、、 その部分を強調しすぎて、事件が、かなり中途半端な印象があります。 たしかに、事件の解決自体は、良いところを突いています。 事件だけを見れば、かなりオモシロ味があるし、 迷宮入り事件の被害者、、、初恋の相手の気持ちが、良く分かるし かなり面白いのだが。 恋バナが強すぎて、事件が少しぼやけている感じですね。 そう。 すべての元になったのが1枚の絵。。。 そこから、2つの物語、、、恋バナと、殺人事件を描いているが かみ合っているようで、微妙にかみ合っていないから、 両者が互いにつぶし合っている印象だ。 最後の最後に、『歌』を取り上げているが、 せめて、事件の方でも、、『歌』を強調し、 『真相は。。。』ってな感じなら。。。。。。 もう少し違った印象だったかもしれませんね。 バラバラの物語を強引につなげている感じがしました。 まあ。。。好みなんですが。 TBは以下へお願いします。 http://blog.goo.ne.jp/maxexp99/e/9c8aa98f656cb9b00765ee190c134a13 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2011年06月09日 20時54分59秒
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