レベル999のマニアな講義

『あの日恋人はなぜ殺されたのか？無人島より殺意を込めて…
　１１文字に込められた悲しき殺意！クルーズツアーで何が起きたのか？』

内容
女流推理作家の結城梨花子（永作博美）
かつて文学賞を受賞したが、３年間、何も書けずスランプに陥っていた。
そんな彼女を支える編集者の萩尾冬子（星野真里）は、
サイン会をすっぽかす梨花子に注意するが。。。

そこに突然、恋人の川津雅之（長谷川朝晴）から会いたいという連絡が入る。
元々、川津を梨花子に紹介したのは冬子だったが、
冬子に注意されたばかりで、会えないことを伝える梨花子。。。
ただ少し気になることもあった。
“狙われてるみたい”と告白されていたのだった。

そして翌朝。梨花子のもとを警察が訪ねてくる。
深川東署の鎌田（矢柴俊博）を名乗るその刑事は梨花子に告げる。
小名木川の萬年橋近くで、川津の死体が浮かんでいるのが発見されたという。
現状では自他殺不明。
フリーライターの川津は、最近仕事が減ったこと。。借金を抱えていること。
自殺の可能性もあると言うことだった。
それは、梨花子も知らない思わぬ事実で、ショックを受けるばかり。

ただ、その説明に引っ掛かりを覚える梨花子。
“狙われてる”と言っていた川津。。。。殺されたのでは？？？と。
川津の死の真相を突き止めることを梨花子は決意するのだった。

その後、川津の妹・川津幸代（杏さゆり）と遺品整理をしていたところ、
仕事仲間のカメラマンを名乗る新里美由紀という女性がやって来る。
大事な資料を返して欲しいと言うことだった。
ただ、梨花子は、自分の部屋に送った後だと告げると、
なぜか、、、箱を開けないでくれという美由紀。
一応は了承するが。。。。。。

一方で、川津が残した手帳を見ていた梨花子は、
足をケガをしている川津が
亡くなる前日に“山森スポーツプラザ”を訪れていることをつかむ。

業界でも有名人の山森卓也社長（石黒賢）の取材に向かったのではと考え、
梨花子と冬子は、ジムを訪ねてみることに。
すると秘書だという春村志津子（安達祐実）に案内され、
山森と話をするが、、、川津のことは知っているようだが、
死んだとは知らなかったよう。
ただ何か引っかかるモノを感じる梨花子。
山森には妻・正枝（赤間麻里子）と
目の不自由な娘・由美（日向ななみ）がいるコトも分かるが。。。。

帰宅したところ、荷物が開けられ資料がなくなっていることに気付く梨花子
何かがあると考え、冬子に頼み込んで
川津と美由紀と仕事をしていた編集者を紹介してもらうのだった。

編集者の田村（佐伯新）によれば“紀行文”の連載をしていたという。
しかし１年ほど前、初音島の取材で事故に遭い打ち切りになっていた。
クルーザーの転覆で、ひとり亡くなったらしい。
そのクルーザーに乗っていたのが山森が主催したツアーの面々だった！！

そんななか、美由紀が自宅マンションから謎の転落死。

どうしても気になり始めた梨花子は、
志津子に依頼しメンバーの名簿を見せてもらう。
山森夫婦と娘、山森の弟・石倉佑介（伊藤高史）従業員の金井三郎（原田龍二）
川津、美由紀、舞台役者・坂上豊（浅利陽介）そして古沢靖子

亡くなったのは、ルポライター竹本幸裕（東根作寿英）

とりあえず、金井に話を聞くが、当時は無我夢中で何も覚えていないという

その後、竹本の弟・正彦（野間口徹）から事情を聞くと。
泳ぎは得意で、助からなかったのはオカシイという証言を得る。
ただなぜか、愛用していたスキットルが見つからなかったらしい。

次に、坂上から話を聞くと。
竹本が泳ぎが苦手たっだと話をはじめ、違和感を覚える梨花子。

やがて、、梨花子は謎の脅迫を受け始め。。。。。

直後、坂上が、ホームから転落死。
梨花子も襲われ、、、、“無人島で何かがあった”と確信する。
何も語らぬ関係者達。。。

そこで梨花子は、由美から事情を聞き。。。。。。。。。。
古沢靖子だと思われる女性が、“彼を助けて”と叫んでいたと分かる。

その後、梨花子が帰宅すると。。。。山森が居た！！
山森の提案で、再びツアーが行われる事になり。。。。。。。。。

敬称略

↑どこで切って良いか分からず。。。これでだいたい半分。


公式ＨＰ
http://www.fujitv.co.jp/higashinosp/index.html



恋人の、突然の死。

死の真相を追い始めた女流推理作家。。。。

そんなお話だ。


まあ
キャスティングを考えれば、詳細はともかく人物関係はバレバレですが

そこは、横に置いておくとして。


なんていうか、、、
“推理作家”という部分を、上手く利用出来ずに

淡々と、、、ただ視聴者とともに、主人公が
色々なことを目撃した。。。

そんな感じですね。

決して、謎の真相に迫ろうとしている雰囲気ではない。

ただ目撃しているだけである。


たしかに、事件に挑んでいったりするのは、
ベタなサスペンスである。

だからといって、設定を利用した描き方がなされなければ
何を描きたいのかさえ分からない。

事件について調べたいのか？
それとも、
ただ事件に巻き込まれているだけなのか？


原作がどんな作品かは知りませんが、
あくまでも“ドラマ”なのだから、

もう少し主人公と。。事件解決に挑みたかったモノである。

いや、そう言う魅せ方をして欲しかった。

どうも、見ていても、イマイチ緊張感を感じられないし。

最終的に、矢継ぎ早にいろいろ詰めこまれてもなぁ。。。
これ、、、推理したといえるのかな？