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カテゴリ:ドラマ系の感想
『遺留品、紛失!! 内容 斎田修署長(長谷川初範)に見送られ、署をあとにする山崎善行巡査長(鶴田忍) 定年退職、、、 その10日後、山崎の遺体が、河川敷で発見される。 警務課留置管理係。。。20年近く、昇任もせず、異動もせず、内勤。 遺体には争った痕跡があり、頭部打撲が死因。 そんななか糸村(上川隆也)は、山崎が持っていた就職情報誌に関心を寄せる。 警察官なら再就職先には困らないはずなのに、断ったらしい。 何とかして部下を。。。斎田署長は警察犬の導入を提案。 斎田、山崎の元上司の加賀見課長(大杉漣)の了承で、 警察犬による捜査が行われることに。 その後、みゆき(貫地谷しほり)は、被害者宅を訪ね、 妻・芳江(前沢保美)息子・悟(橋爪遼)から事情を聞くが、 あまり話をしなかったので、再就職も含めよく分からないらしい。 ただ芳江の連れ子である悟は、母に苦労ばかりかけてきた父のことが あまり良く思っていないよう。 “ようやく楽になれるって時に、これじゃ、かわいそうすぎます”と。 一方、捜査員たちの聞き込みで、山崎が退職後 様々な場所に顔を出していることが分かってくる。 就職の面接なのか。..それとも。。。。 そんななか、ある住職への聞き込みで山崎が40代の女性と娘らしき人物に 土下座していたことが分かってくる。 横山(波岡一喜)が、似顔絵を描かされ、、、その女性に見覚えが!! 日本音響研究所の江藤奈津子(水野真紀)だった! その後、加賀見に呼び出された奈津子は、山崎と会ったことを伝える。 高見杏子の墓前に手を合わせに来ていたところ、偶然出会ったという。 そして18年前の事件で、“銀のスプーンがあった”と山崎が謝罪したと。 それでも加賀見は、“無かった”と言い切り。。。。 話を横山から聞いた糸村とみゆきは、奈津子のもとへと向かう。 すると奈津子は話を始めてくれる。 18年前、弁護士殺害事件の遺族。。。江藤奈津子。。。。。 弁護士の兄・江藤隆義(かなやす慶行)が、刺殺された。第一発見者は奈津子。 そして疑われたのは兄の恋人の高見杏子(岩橋道子)だった。 兄の子を産み、そのことでもめていたという 警察は、杏子を重要参考人として署に連行、取り調べがはじめるが杏子は否認。 しかし翌朝、留置所で、首をつって自殺した。 当時奈津子は、意識朦朧の状態で、銀のスプーンを見たが、 気がつくと、、無くなっていたのだという。 そのことを訴えても、遺留品の中には無いと言われていた。 真相は闇の中。。。だったのだが、先日、山崎から謝罪を受けたという。 糸村は、奈津子の“娘”美佐(金澤美穂)が、、、その兄の娘だと気付く。 やがて、山崎が、 以前面倒を見た大田進(千代将太)の再就職先を探していたことが判明する。 就職情報誌は、大田のためだった。 そしてついに警察犬が、とあるレストランの前にたどり着く。 その後、安川真一という男が浮かび上がり。。。。 敬称略 ようやく、ずっとネタフリされてきた江藤奈津子の。。。事件ですね。 お話は、 18年前、兄が殺された奈津子。 その恋人も、警察に疑われ自殺。 第一発見者の奈津子は、現場で、ある遺留品を見たと言うが 警察には取り上げてもらえず。。。 その事件に関わった捜査員が、殺された!! それも奈津子に、遺留品があったと言う事を告げたあとで。。。 そんな感じですね って、、、何か違う雰囲気ですが、 でも、ほんとは“そう言う部分”を表現し 一種のミスリードを兼ねながら、加賀見たちの“過去”に迫るお話なのだろう。 実際、そんな風には見えないんですけどね(苦笑) 今回発生した“事件”については、特にアレコレ言うようなことでは無い。 事件解決自体に、糸村があまりか変わっていないのは好感を持てるが が、、逆に、遺留品を捜査しているわけでも無いのも事実だ。 そう。。今回の肝となるセリフ。 “最後まで仕事を全うしたんです” そのセリフを作り出し、父を嫌がる“連れ子”の悟に 糸村が諭すためだけの“かなり強引なネタフリのための事件”である。 そして “お父さんのことを誇りに思っても良いと思いますよ” 人情オチを生み出すただそれだけのために、強引に息子を絡めてきたのだ。 正直、かなり無理があるセリフなのは言うまでもありません。 たしかに、息子のことを思っていたというのは分かるし、 1つの人情モノになっているのは理解するが。 、 画面上で言えば、合計で2分程度しか登場しない息子に繋げるというのはねぇ。。 せめて、“ぐい飲み”が遺留品で見つかるか、 それとも、聞き込みで訪れていたときに、送られてくるとか。。。。 そうでない今回の登場のさせ方なんて、 “後出しジャンケン”も、良いところだ(苦笑) しかしまぁ。。。なんていうか 描こうとしている意図は理解出来るのだが、 次への繋ぎとするため、その事件を描くため なんとかして、今回をまとめてしまおうというのが、有り有りと見えて。 かなり強引。 やっていること自体は悪くないのに。。。 たとえば。今までのパターンからすれば、途中に登場した 山崎が再就職先を探していた大田が、捜査線上に1度は上がって良いだろうに それもなし。 あくまでも、今回の事件は、ネタフリでしか無い証拠だ。 そう。。 事件に繋がる。。それも人情オチのための“男”と“息子” 両者がミスリードになっているわけでも無く、 30分過ぎに、まとめのためだけに、いきなりの登場。。。って、 いくらなんでも、“刑事モノ”として、一番やっちゃダメなことじゃ? TBは以下へお願いします。 http://blog.goo.ne.jp/maxexp99/e/58b48b680fd8fcad64b547ea1d8c5b9f または http://maxexp999.blog100.fc2.com/blog-entry-2642.html お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2011年06月15日 22時00分23秒
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