レベル999のマニアな講義

2011/06/16(木)21:02

おみやさん(8)File.08

ドラマ系の感想(26894)

『家政婦は見た!京の花街、娘から来た死を呼ぶ手紙!! 内容 機器メーカー“エクサ製作所”の元社長・佐久間豊(藤田宗久)が刺殺された。 20年前に妻と離婚、2人のお手伝いに身の回りのことをしてもらっていたよう。 娘はいるが、音信不通 解剖の結果、悪性の高い腫瘍が見つかり、延命治療を望んでいなかったと分かる。 家政婦のひとり田中美津代(町野あかり)によると、 無理難題を言うコトが多かったという。 エクサ製作所の名前を聞きおみやさん(渡瀬恒彦)は、 5年前、エクサ製作所の寮から転落死した事案があったことを思い出す。 亡くなったのは安川茂樹(井上剛)という期間作業員で 携帯に遺書来期文面、同僚の証言などから自殺と断定されたという。 当時は佐久間が社長をしていた。。。。 何か引っかかるモノを感じるおみやさんは、洋子(櫻井淳子)と 安川の実家の母・貴子(前川恵美子)を訪ねることに。 たった半年の契約にもかかわらず、佐久間は貴子のもとを謝罪に訪れ、 会社で葬式を上げてくれたという。 一方で、聞き込みにより、 佐久間が強引なリストラやパワハラを繰り返していたと分かる。 明らかに態度が違う“2人”の佐久間。 そんななか家政婦のひとり辻原エリ(奥山佳恵)が現場近くでの目撃情報が! 事情を聞く鴨川東署の刑事課の面々だったが、 犯行時刻には、家にいて本を読んでいたというばかり。 やがて、エリにデート商法の前科があること分かってくる。 また5年前から、佐久間の預金から毎月50万引き出されていることも判明する。 話を聞いていたおみやさんは、過去の事案との関わりを感じ始め 安川が死にたいと言っていたと証言した従業員に事情を聞くことに。 丹沢正平(三宅弘城)と金田俊(中村繁之) 丹沢は現在詐欺まがいの仕事をしているようだが、 安川のことは良く覚えていないと。 金田も、、良く覚えていないと証言する。 やがて家政婦の美津代が、 音信不通の娘から手紙が届き佐久間が驚いていたことを思いだしてくれる。 おみやさんは、兵藤(不破万作)の協力を得て佐久間宅を家宅捜索。 すると“岸辺八重子”から届いた手紙を見つけ出す。 特殊な便箋をだと分かり専門店を訪ねると八重子(多田実喜)の店だった。 縁が切れているため、佐久間と会ったことは無かったようだが、 先週、、、佐久間が、八重子の店を調べ上げ、やってきたという。 “親子でも何でも無い”と追い返したらしい。 手紙も出していないと断言する。 病院から電話があり、佐久間が病だったことは知っていたよう。 その後の調べで、病院から八重子に連絡を入れていないことが分かる。 そして、現場付近で 犯行に使われたと思われる血のついた女性用のパーカーが発見され、 警察は、エリの犯行を疑い始める。 だが、おみやさんは、疑問を抱く。 八重子の手紙はエリの筆跡。。。手紙には生きて欲しいと書かれてある その一方で、殺意もある。 いったい、どういうことなのか?? 敬称略 今回は、かなり捻っている事件ですね。 おみやさんが、“今の事件”を追いすぎているのは、 とりあえず、横に置いておくとして。 事件自体は、動機のある人物が多く 色々なカタチで“過去”と関わりを描き動機付け。 絡み合った思惑とミスリードが絶妙で “動機”があるため、定番の“庇い”も混ぜてくるなど かなり凝ったエピソードになっています。 ここまで“殺意”が交錯している事件も、珍しいですよね。 最終的に、人情オチにはなっていますが 事件が複雑なこともあり、そう言う部分だけじゃなく ストーリー自体を楽しめる、“魅入られる”事件になっていたと思います。 改心したが故、事件が。。。ってのも せつなくて良いですね。 迷宮入り事件と、現在の事件の関係性も綿密だし。 役割分担も的確。 かなり良く出来たお話だったと思います。 気になることと言えば、、凝りすぎていることかな。 これまでの感想 File.07 File.06  File.05 File.04 File.03 File.02 File.01 TBは以下へお願いします。 http://blog.goo.ne.jp/maxexp99/e/16de0254981f0afacb73215a90b401b6

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