レベル999のマニアな講義

2011/06/25(土)00:31

東野圭吾・3週連続スペシャル第三弾!『回廊亭殺人事件』

ドラマ系の感想(26714)

『最愛の恋人を殺され復讐の鬼と化した女…  整形で顔を変え巨額遺産をめぐり欲望渦巻く一族に潜入!  愛を奪った犯人は誰なのか? 内容 一代で財をなした一ケ原高顕(北村総一朗)が、亡くなり、 法要において、古木弁護士(平泉成)から遺言状の公開がなされることとなった。 そのために、親族一同が“回廊亭”という旅館に集まっていた。 弟の蒼介(伊武雅刀)、蒼介の息子・健彦(趙‘王民’和) 義母弟の直之(田中哲司)、 妹の藤森曜子(とよた真帆)とその娘・加奈江(徳永えり) 義妹の紀代美(片平なぎさ)とその娘・由香(入来茉里) 遺産を巡り話し合う一同を見回す “本間美代子”を名乗る女性・桐生枝梨子(常盤貴子)は、思っていた。 この中に、枝梨子が愛した里中二郎(田中圭)を殺した奴がいる! もともと、高顕の秘書だった枝梨子。高顕が結婚したいというほどの女性だった。 ただ1年ほど前、“回廊亭”で起きた火事で、顔に大きなやけどを負ってしまう。 恋人の里中二郎に無理心中を図られ、生き残ったモノの ショックのあまり枝梨子は自殺した。。。。とされていた。 しかし、枝梨子は生きていた!! 自殺したと噂を流したのだ。 やけどを負った枝梨子は、 高顕が、信頼を寄せる本間菊代(井口恭子)の厚意で手術を受け、 菊代の娘・美代子と同じ顔となった。 その後、菊代が亡くなり、、、自分が枝梨子であるコトを知る者はいない。 すべては“復讐”のためだった。 あのとき“回廊亭”は、一ヶ原家が、貸し切り。 間違いなく、この中に“犯人”がいる! “美代子”を名乗る枝梨子は、 “母”菊代から受け取ったという枝梨子の遺書があると一同に告白する。 そこには、心中事件の真相が書かれていると! そう。。。それは枝梨子の罠だった。 これで、真犯人が動き出すはずだと。 そんななか、枝梨子の部屋に忍び込んできたのは。。。由香!? これで復讐が出来る。。。 と思った枝梨子だったが、、、由香はすでに刺殺されていた!! 翌朝。矢崎警部(内藤剛志)部下の高野刑事(松尾諭)が現れ、 “回廊亭”の女将・小林真穂(国生さゆり)を含め 一ヶ原家のの面々が集められる聴取が開始される。。 ただ枝梨子は、高顕に命じられ調査した“ある事実”を知っていた。 “恋人”となった里中二郎の。。。“正体”を。。。。 真犯人も、その事実を知っていたからこそ、殺したのでは?と疑っていた。 敬称略 大雑把に言えば、、、 復讐。。。を考え、法要に出席した女。 そんななか、、殺人事件が発生し。。。。 って感じですね。 あ。。。大雑把すぎ? 愛の復讐劇。。。そして愛憎劇 そんな物語ですね。 とはいえ、 それでは、あまりに単純すぎますが、 一捻り。。。されているのは、 主人公でアリ、復讐をするはずの人物が、 いつのまにか、警察により容疑者のひとりになっていることでしょうね。 そう。。。 ミステリーとして、まさか。。。を感じさせるミスリードであるとともに、 正体がばれるかもと言う、別の緊張感まで与えていること。 事件の真相の謎も含めた、妙なドキドキ感。 事件が解決出来るのか?心中の真相とは? それとも、ばれるのが先か。。。。 興味が尽きないドラマになっています。 見方によれば、 主人公は探偵であり、容疑者という感じだ。 今作は それだけでは面白くないと言うことで一捻りである。 やっぱり、主人公が“×××”じゃ?と抱かせている。 いや、はめられている可能性も。。。。っていう感じかな。。 このアタリは、原作もあるだろうが、 魅せ方の妙もアリ見事というしかない。 最終的に “まさか”の展開で、、、全てがつながり、、、、納得。 なるほどね。。。。。 伏せ字だらけ。。。。。。。まあ。いいや 個人的には、3週連続で。。。 今回が一番面白かったかな。

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