レベル999のマニアな講義

『暴走女医が感動究明夫婦の絆』

内容
アメリカから帰国し、特認准教授として上都大学法医学教室へ向かう途中、
大達珠実（江角マキコ）は、ジョギング中に倒れる男性と出くわす。
すぐに処置し、病院へと搬送されるが、、、まもなく死亡。
治療した医師は、事件性はないと珠実に伝えるが、断定は出来ないと珠実は訴え、
所轄の武蔵警察署から釜津田知佳（石原さとみ）神岡善彦（阿南健治）刑事が、
病院へとやって来る
夫・良治（須永慶）の死の確認にやって来た妻・赤井由紀子（手塚理美）が、
体調不良を知佳に話したことで、心筋梗塞と断定しようとする知佳。
しかし、“解剖しなければ分からない”という珠実は、引き下がらず。
すると知佳は、いつもの先生に。。。。と
法医学教室准教授・名倉潤之助（稲垣吾郎）に珠実の妨害を伝えると
名倉は死因に病死と書き込んでしまうのだった。

そんななか、
自宅で亡くなった田口貢（金山一彦）の変死体が新たに見つかる。
妻の良美（野波麻帆）との間で、ケンカが絶えないよう。。。
知佳は、田口から睡眠薬が検出されたこともあり、良美が殺したと推測するが、

法医学教室の面々が、戸惑い、、、止めるのも聞かず
強引に解剖を始めた珠実は、殺しとは断定出来ないと伝えるのだった。
一方で、心臓が悪い赤井が、なぜジョギングをしていたのか？と
珠実は知佳に伝えるが。。。。。。。。。。。。

名倉も知佳も、珠実が言っていることは理想論だと受け付けない。

それでも違和感が消えない珠実は、翌日、赤井が倒れた現場に立ち寄る。
そこには、知人だという川村聡（綾田俊樹）がいた。
“朝にはピンピンしていたのに”
珠実はすぐに赤井の自宅へと向かい、妻・由紀子に解剖を勧めるが拒絶。

同じ頃、知佳は、良美を任意での聴取を始めていた。
家宅捜索まで始める知佳。
そこに死因を追及するためにとやってくる珠実と“助手”武田美亜（志田未来）。
知佳ｖｓ珠実、、一触即発。。。となりそうになったところ、
田口家の娘・佑香（黒崎レイナ）が、ママはパパを殺していないと。。。。。。。

敬称略


公式ＨＰ
http://www.ntv.co.jp/bull/


脚本は、、橋部敦子さん。。。。

そっか。。。。そういう意図ですね。

そこはさておき。



物語は、

アメリカ帰りの法医学者が、赴任した法医学教室で巻き起こす新たな風
そして奮闘記。。。

“死んだ人が頼れるのは、法医学者しかいない。
　頼ってくるご遺体の思いに応えるのが、私の仕事！”

そんな感じですね。。


最近、この手の作品が多くなってきているので、既視感はありますが。
脚本家さんが、、、、あの方ですから、

もしかしたら、上手くいけば。。。。

同種のこの手の作品の中でも、極めて人情味のあるお話になるのかもしれません。


途中で、ドクター刑事。。。なんていう言葉が登場しましたが、
事件を解決するのが今作の作風になるのでは無く、
死因の追及、、、そこにある“思い”の追及が、メインになるのかもね。

そのアタリは、これから次第なのでしょう。


今回に関しては、

２つの事件を盛り込み、刑事との対立を描くことで
主人公だけでなく登場人物のキャラ、人間関係を丁寧に描きこみ、

主人公が帰国した意図まで、暗に分かりやすく表現した感じですね。

そう言った意味では、かなりよく描かれていたと思います。


初回なので、いろいろ表現しなきゃならないということもあり、
盛り込みすぎているのは気になりますが、

まあ。。。。初回なので。。。不問としておきましょう。


わたし的に注目は、

主人公の家族も混ぜ込んで来ているところ。
職場と家庭。。。２つのシチュエーションの主人公
その２つがバランス良く描かれれば。。。。

もしかしたら。。。傑作になる可能性もあるかもね。



あとは、、、俳優さんに対する好み次第かな。


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