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カテゴリ:ドラマ系の感想
『鹿島の太刀』
内容 応仁の乱から40年。天下は乱れ、関東でも群雄割拠の状態。 永正二年春。。。常陸国、鹿島の城において、元服の儀式が執り行われ、 烏帽子親である城主・鹿島景幹(東武志)から、 青年(堺雅人)は、塚原新右衛門高幹と名乗りを許されていた。 養父・塚原土佐守(田山涼成)剣の師匠・松本備前守(永島敏行)だけでなく 城の宿老でもある実父・卜部吉川覚賢(中村錦之助)も笑顔であった。 幼きころより、実父そして、備前守に剣を教えられ将来が楽しみな新右衛門。 ただ。。。城主・景幹から“望み”を聞かれ、新右衛門は“回国修行”と応える。 塚原家の跡継ぎとなるために、塚原家の養子となった身の新右衛門だけに、 その思わぬ答えに、一同は唖然とするしかなかった。 最強と教えられた学んだ“鹿島中古流”が、どれほどのモノか見てみたい。 実家・卜部吉川の家臣である山崎左門(平岳大)も さすがに、新右衛門の素直な思いに驚いていた。 とはいえ、幼きころから、母・藤枝(朝加真由美)からも “鹿島”を世に広めろと教わり、 神官の家に生まれた新右衛門にも、さすがに無理な望みなのは分かってはいた。 そんななか、大事件が起きる。 鹿島神宮の物忌館が、賊の襲撃にあったのだ。 神官である松本備前守により、巫女である物忌・龍子(江波杏子)の命は守られ そして巫女に仕える妹・真尋(栗山千明)も無事でひと安心する新右衛門。 だが、物忌館であることを知った上での襲撃は、 新右衛門だけでなく、備前守にも衝撃を与える。 「このままでは、鹿島の大神までが侮られる」と。。。考えた備前守は 新右衛門と立ちい、、、力を確認。そして備前守は、新右衛門に命じるのだった。 「そなた鹿島を出でよ。回国修行に出て、戦って参れ そなたの剣で、鹿島の太刀の名を世に広めるのじゃ」 やがて、殿の許しも得て、左門とともに旅に出た新右衛門。 旅立って直後、妙に静かな村にたどり着く。 やっかい事に関わらぬ方が良いという左門の注意も聞かず、 どうしても気になり、村人から話を聞くことに。 どうやら、山賊の襲撃を受け、女たちを差し出さなければならないという。 こんなところで命を落としては意味がないと、左門は引き止めるが、 「見逃せば、己の心に曇りが生じる。曇った心では、鹿島の太刀は使えぬ」 と、新右衛門は山賊退治を買って出るのだった。 闇に紛れ、左門の指示で頭・四郎兵衛(白水萌生)らを倒し初陣を飾る新右衛門。 翌朝、村をあとにするのだが、村で出会った高野聖(石井愃一)から、 京に行くならと。。。小田原から桑名までの航路があると知らされる。 そこで、まず小田原を目指すことにした新右衛門。 すると小田原では、領主・伊勢宗瑞(中尾彬)が 駿河守護職・今川氏親(石原由宇)お抱えの武芸者・牧元鬼(ジャッキー・ウ―) との、、、御前試合が行われようとしていると知る。 到着早々、新右衛門は、真剣による試合をすることを決め。。。。。 敬称略 ↑悩んだ末。。。気がつくと、2度見していました。 公式HP http://www.nhk.or.jp/jidaigeki/bokuden/ 原作は、、、未読。..だと思います。 読んだ気もするのだが、記憶が定かではありません。 ま。そこは良いでしょう。 物語は、 応仁の乱から40年ほど未来。。。。江戸開幕の100年ほど昔 戦国時代も。。。まだ始まったばかりの時代のお話である。 今回は、 主人公・塚原卜伝のキャラ紹介と、登場人物紹介。 そして、これからの物語の方向の紹介。 初回なので、そんな感じだ。 なんていうか、、“殺陣”は、かなり好みが分かれてしまう部分ではあるのだが そこを気にしなければ、 ドラマ。..時代劇としては、なかなかオモシロ味があるお話だったと思います。 微妙に平和で、戦国の世の匂いもある時代ですからね。 そのうえ、堺雅人さんの魅力もあるのだろうが、 新右衛門と左門の掛け合いなども、なかなか良くて。 見る人によっては、 “時代”で楽しめるだけでなく、こういったカタチの“時代劇”という部分でも 十分に楽しむことが出来る作品になっていますね。 まあ。。。 “~。。。”に似ている..なんて言うのは無粋なので、言いませんが。 それでも、楽しむことは出来る仕上がりだったと思います。 次回は、物語が大きく動くようで。 いろいろと登場人物も増え、お楽しみのポイントも倍増!! なんていう感じなので、期待できるかな。 あ。。。でもね、どうしてもヒトコト。 先々週前作の『テンペスト』が終わり、先週は今作の番宣が流された。 ハッキリ言って、番宣。。。。重要な部分、流しすぎ!!! 初回の『見所』部分に至っては、6割くらい流していましたから!! いや、メイン部分など9割方。。。。(苦笑) 見ていると、既視感が。。。。。ドラマは初見なのに!! あんな番宣は流すべきじゃありません。 もう少し、アッサリにしましょうね。 ってか、俳優、スタッフのインタビューでも流せば十分だろうに。 それが見所であると言うのも分かるのだが。。。。 TBは以下のミラーへお願いします http://blog.goo.ne.jp/maxexp99/e/4264e2a0df427ebed045db4d0d889f60 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2011年10月02日 21時50分54秒
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