レベル999のマニアな講義

2011/11/09(水)22:03

相棒season10 第4話 ライフライン

ドラマ系の感想(26724)

『ライフライン』 内容 帯川運送の社長・帯川勉(林和義)が殺されて見つかる。 近くには凶器と思われるカッターが残され、 状況から殴られたあと、刺されたと思われた。 伊丹(川原和久)たち捜査一課のしらべで、帯川が多重債務者であると分かる。 とはいえ、捜査二課が忙しいこともアリ、内村刑事部長(片桐竜次)は、 捜査二課にいたコトのある右京(水谷豊)に財務分析の協力をしろと命じる。 帳簿を調べはじめた右京そして尊(及川光博)は、 帳簿の中に年率1000%と言う“緊急互助会”なる組織を見つけ出す。 細かい書類が、全く無く。。。明らかに違和感があった。 連帯保証人が妻・郁美(立原麻衣)名義だったため 伊丹たちは死亡推定時刻のアリバイを聞くが、 娘・美咲と家にいたと証言する郁美。 一方、残された携帯にあった新潟行きの小包の写真が気になる右京。 妻・郁美から事情を聞くと、かつて会社をつぶし実家に帰ると言っていたと判明。 ただ写真については、送り先が帯川の故郷だと分かるが、 それ以上のことは、何も分からないようだった。 そんななか、緊急互助会を訪ねる右京と尊。 互助会の副会長で“青木配送センター”の青木誠(青山勝)や 会長で“須磨運輸”須磨賢太郎(中沢青六)らの話では、会員同士がお互いに、 無利子で金の融通をしあう組織だというばかり。 そうでもしないと、運転資金は回らないということだった。 その後、新潟へ送られた小包が、青木配送センターに回されていたと分かる。 突然、帯川が、仕事を回してきたという青木。 仕事の都合で、ちょうど良かったと言うが。。。。 話を聞いていた右京は、違和感を感じ始める。 なぜ、金に困っているのに、仕事の人に回していたのか?と。 やがて帯川が、闇金から金を借りていたことが分かってくる。 そして捜査二課の協力で、闇金の摘発に成功するのだが、 業者・鈴原修らが持っていた名簿から、意外な事実が浮かび上がり。。。。 敬称略 苦しい資金繰り。 互助会を作り、助け合っていたのだが やがて、その関係に目をつけた闇金が。。。。 って感じかな。 最終的に、理解しあっているからこそ起きてしまった悲劇。 “楽にしてやりたかった” 。。。。。「ありがとうございます」 衝撃的な、悲しいお話に仕上がっていますね。 まあ。 細かい事を言い出せば、真実の判明部分などは、 “相棒以外のどこかで。。。”という印象もあるのだが、 それはそれ。 久々に、右京が計算する姿が見ることが出来ましたし。 こういう作品もまた、相棒でしょうから、okでしょう。 ただし、金を扱うお話になると、若干分かり難さがあるのですが、 金に関する細かい部分などは、横に置いておき。 闇金の問題や、そこにある資金繰りの苦しい中小零細の問題に転換したことで 分かりやすくしてし、ちょっとした人情モノに持っていったのは、 まさに秀逸なテクニックと言えるでしょうね。 それにしても、、、、捜査二課の面々。。。今回セリフが多かったですね! それだけならまだしも、内村&中園まで絡めてきた今回。 いま現在、相棒のレギュラー、セミレギュラー陣が、ほぼ総登場だった今回。 やはり、“新しい方向性”を模索しているのかもしれませんね。 少し残念だった部分があるとすれば、 右京の得意分野だと言うこともあり、右京がメインだったこと。 いっそのこと、今回のエピに関する何らかの部分で、 尊が苦手な部分を作り出しても良かったんじゃ? そうでなければ、 この手のエピになってしまうと、尊、、、活躍の場がありません! “苦手”というのも、十分活躍の場だと思います TBは以下のミラーへお願いします http://blog.goo.ne.jp/maxexp99/e/6a3a492e1d7256be632c41270a20002c

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