レベル999のマニアな講義

2011/12/11(日)19:31

スペシャルドラマ『坂の上の雲』第3部第十一回 二〇三高地

ドラマ系の感想(26711)

『二○三高地』 内容 ふたたび陸軍第三軍による三回目の旅順要塞総攻撃が行われた。 選抜された“白襷隊”が果敢にも突撃して行くも、三時間後には攻撃は頓挫。 その後も、闇夜に紛れて攻撃を続けるが、十分な銃弾がない中では上手くいかず。 やがて壊滅の報が、第三軍の司令部に届けられる。 ついに乃木希典(柄本明)は正面攻撃を辞め、“二〇三高地”への攻撃を決意。 「やれることをやる。残る戦力を振り絞り二〇三高地だけは何としてでも落とす」 それは乃木にとって残された選択肢の中での苦渋の決断だった。 知らせを受けた真之(本木雅弘)ら海軍も、歯痒い思いをする。 二〇三高地こそが戦争の天王山であると。 一方、満州軍総参謀長・児玉源太郎(高橋英樹)は第三軍に向かうと決断する。 乃木に代わって二〇三高地を落とすと。 「乃木を助けてやらねばなりません。乃木と私も死ぬべきは今です」 その覚悟を知った総司令官・大山巌(米倉斉加年)は、 密書を手渡し、児玉が旅順へ向かうことを了承する。 それからまもなく、多くの犠牲を出しながらも、 第七師団の村上正路連隊長(勝野洋)らにより、ついに二〇三高地の奪取に成功。 知らせを受け児玉は、ひと安心するのだが、 直後、砲弾、食料のない日本軍にロシア軍が猛攻をかけ、再び奪取されてしまう。 まもなくして現場に到着した児玉は、思わぬ失態に、 不平を言う参謀長の伊地知幸介(村田雄浩)に、檄を飛ばす。 「与えられた条件で、最善を尽くせ」 そのあと、乃木と会った児玉は、乃木の辛さ。。労をねぎらったうえで、 第三軍の指揮を任せるようにと依頼する。 乃木は、、、了承し。。。 児玉は、大幅な攻撃計画の変更を参謀たちに命じるのだった。 敬称略 ついに、二〇三高地の戦いである。 ほんと、どれだけ力を入れてるんだ! と。 その印象しかないほどの、戦闘シーンでしたね。 「そこから旅順港が見えるか」 「見えます」 ようやく、ドラマが繋がってきた印象ですね。 なんといっても、主人公であるはずの某兄弟、ほぼ登場しませんから! 逆に、何を描けば良いのかをシッカリと見据えて、 描ききったということである。 でも、この思い切った決断と演出は、この作品の凄さを見た感じがします。 今作のような作品は多くあっても、 基本的に、局地戦を描くことが多く、平面や点でしかない。 通常ならナレーションで済ますようなことも、 局地戦ではなく、多面的に描き、積み上げ、、、立体的な戦いとなったことで、 世界に奥行きが生まれた感じですね。 NHKが、このドラマに力を入れているだけあります。 いや、ホントは、それがドラマだし、 それが、普通だったんだけどね。。。 今は、どのドラマも、そう言うのじゃありませんが。 大河ドラマも、主人公に絞るなら絞って、 上手く周りから盛り上げれば良いだけだったのにね。。。。 TBは以下のミラーへお願いします http://blog.goo.ne.jp/maxexp99/e/be2d984afe021430c567ece828a68cc7

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