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カテゴリ:ドラマ系の感想
『この夏、最も切ない運命の答え』 内容 DNA鑑定の結果、実の父が鮎川(要潤)とわかりショックを受ける玲(武井咲) 母・葉子(木村佳乃)を振り切り、家を飛び出していくのだった。 事態を知った樹山(江口洋介)は、玲を捜し回り、 パティスリーシャルロットで泣いているのを見つける。 樹山は、鮎川が危篤であると告げ、一緒に病院へ。。。。 玲がやって来たのを見た鮎川は、ガラス細工を手渡そうとするが、 玲は、受け取りを拒否し、病室を出て行ってしまう。 敬称略 結局。オッサンとの恋バナと、歪んだ家族愛を描きたかった。。。のか? え。歪んでないって? そうかなぁ。。。。。歪んでるよね。。。絶対。 “例えば。。。”と書きたいところだが、 もうメンドーなので。。。書きません。 でも、ドラマとして、 ほんとに、それらを描いたのか?と言われれば、 ほとんど描いていないということは、断言できます。 前者の恋バナについては、主人公自身が“都合良く頼っているだけ”で、 それ以上のモノを描いてるようには見えません。 描いていないのでは無く、描き方が甘いのである。 じゃ、後者。。。 これを家族愛だと言ってしまうと、疑問が残る。 理解不能な行動が多数あるだけでなく、行動、言動が、一定せず。 これまた一部で“都合良く描いているだけ”にしか見えないのである。 たった10話程度。。。厳密には11話の連ドラで、 2つもテーマを描こうとすること自体が、間違っているのである。 上手く組み合わせないと、散漫で、何を描いているのか分からなくなるのは自明。 今作だけではなく、多くの作品がやってしまっている失敗である。 なのに、今作。 奇を衒うような事件などを複数盛り込むだけでなく、 まるで“もう一つのテーマ”のごとく戸籍問題を描いた。 こうなってしまうと、収拾が付かなくなるのは、明白。 作品として、何を描きたいのかが、サッパリ分からなくなってしまっている。 迷走している。。。と言っても良いほどだ。 結局、最終回の今回も、たとえ迷走であっても、 上手く回収すれば、それなりにでも納得出来たろうに、 とりあえず、回収したような印象で。 “とってつけたような印象”しか残っていない。 テーマなんて、1つで十分だし。 絞り込んで、ホントの意味で丁寧に描き込んでくれていれば、 家族愛だろうが、恋バナだろうが。。。何であっても、納得出来たろうに。 それにしても、2度も危篤って。。。 これだけ見ていると、 “玲が、残酷な仕打ち”をしたような印象だよね。。。。 で。。。。。。。。で。。。。 この既視感あるオチは、いったい!? 作者が作者だから仕方ない? それを言われてしまうとなぁ。。。。。 TBは以下のミラーへお願いします http://blog.goo.ne.jp/maxexp99/e/5ca6553aec070e8d68949a17fb8b3489
最終更新日
2012年09月18日 21時52分10秒
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